メールの誤配信に関するお詫び、ならびに調査結果のご報告
この度メール通知の誤配信が25名様に発生し、その原因につきまして、不具合の詳細と対策について、ご報告いたします。
この度は多⼤なご⼼配をお掛け致しましたこと、謹んでお詫び申し上げます。
【事象・発⽣範囲】
8⽉19⽇5時14分より同日8時41分までの時間帯でgamba!をご利用されたご利用者様のうち、25名に向け配信したメール通知がアカウントを超えて届いてしまい、アカウント外の方が内容をメール文面により閲覧できる状況となっておりました。
【原因・経緯】
事象発⽣時点より原因調査を進めてまいりましたところ、8月19日(木)午前4時30分ごろより実施したgamba!サーバソフトウェアの不具合によるものであることが判明いたしました。
詳細
下記スケジュールにて、gamba!サーバソフトウェアのバージョンアップ作業を実施いたしました。
- 8 /19(木)4:30 サーバソフトウェアのバージョンアップ作業開始
- 8 /19(木)5:14 サーバソフトウェアのバージョンアップ作業完了
その後、サーバソフトウェアの監視システムよりサーバ内部エラーが検出されたため緊急対応を実施し、以下の通り一旦旧バージョンに切り戻しを実施しました。
- 8 /19(木) 8:30 サーバソフトウェアの旧バージョン切り戻し作業開始
- 8 /19(木) 8:42 旧バージョンへの切り戻し完了・不具合解消
この切り戻しによりサーバ内部エラーは解消し、不具合は一旦すべて回復いたしました。
その後、社内でサーバ内部エラーの原因調査を行う過程で、上記メール通知の宛先の誤配信が確認されました。弊社内にて不具合発生時間帯のメール送信ログなどを全件調査し、今回の不具合による誤配信は25名分のみであることを確認いたしました。
【不具合の調査結果】
弊社ではかねてより以下の目的で、サーバソフトウェアのバージョンアップ版の開発を進めておりました。
- 日報を投稿した際、およびいいね!やコメントを返信した際などに、投稿内容をお知らせメール配信やアプリへのプッシュ通知を配信するバックグラウンドプログラムの機能性や拡張性を向上
しかしながら調査の結果、このバージョンアップ版ソフトウェアには、以下の不具合があることが判明いたしました。
高負荷の複数処理集中時の欠陥
バージョンアップ版のサーバソフトウェアには、高負荷状況下において複数のバックグラウンド処理要求が集中した場合に正常にデータ処理が行えなくなる、ソフトウェア設計上の欠陥が見つかりました。これにより、お知らせメールの宛先をシステムが取り違えて送ってしまうという問題が発生しました。
【恒久対策】
今回の不具合調査結果を受け、以下の対策を実施いたしました。
- 高負荷の複数処理集中時に耐えうるソフトウェア設計の見直し
高負荷状況下において複数のバックグラウンド処理要求が集中した場合にも正常なデータ処理が行えるよう、ソフトウェアの設計を見直しました。これによって複数処理が同時に要求された場合に、宛先の取り間違えなどが起こらない仕組みに改めました。 - サーバソフトウェアの監視体制の強化
バージョンアップ実施時などの際のサーバソフトウェアの監視体制を強化し、サーバ内部エラーなど不具合の可能性が検出された場合に迅速に調査・対策を行う体制を構築しました。
今回のソフトウェア設計の見直しを実施したバージョンアップ版サーバソフトウェアについては弊社にて厳正な動作試験を経てリリースを完了し、不具合等発生しないことを確認しております。
このたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。弊社のgamba!をご利⽤のお客様には多⼤なご⼼配をお掛け致しましたこと、謹んでお詫び申し上げます。今後、再発防⽌は当然のことながら、より良いプロダクトを届けるべく、従業員で⼒をあわせ、誠⼼誠意取り組んでまいります。
■ 本件のお問い合わせ窓⼝
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