【日報を比較】LINE WORKSと日報アプリgamba!(ガンバ)

ビジネスチャットを導入したものの、「コミュニケーションはできるけど日報としてはイマイチだな…」という理由から、いま日報アプリが見直されています。
なかでも、LINEWORKS(ラインワークス)と日報アプリgamba!(ガンバ)が最終候補として残ることは少なくありません。
どちらも魅力的なコミュニケーションツールですが、あなたの会社により適しているのはどちらでしょうか。
この記事では、LINE WORKSとgamba!を比較。それぞれの特徴や強み、どんな企業におすすめなのかを解説します。業務報告や日報ツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
それぞれのサービスの特徴
LINE WORKS
韓国企業NAVER(ネイバー)を親会社に持つワークスモバイルジャパンが開発したラインワークス。
2015年にサービスを開始。チャットやスタンプを送りあうコミュニケーションで、予定や進捗状況を無駄なく共有。多くの日本人が使い慣れているLINEと操作感が似ていることが、最大のメリットです。

日報共有アプリgamba!
「日報にSNSの仕組みを取り入れ、楽しく日報を共有しよう!」がコンセプトのgamba!。
みんなが楽しく日報報告をすることで、現場を見える化。
チームや会社全体が一体感を持って働くことができます。かつて楽天トラベルの社長室に勤務していた森田氏が、「日報による業績管理の手法」に着想を得て起業、開発した純国産アプリです。
会社の大切な情報を蓄積していくので、日本製ならではの安心を求める企業にオススメ。
2012年にサービスを開始。数ある日報アプリの中で、KPI管理(目標管理)ができるのが特徴です。

LINE WORKSだけができること
LINEユーザと繋がることができる
LINE WORKSを導入した企業同士だけでなく、一般のLINEユーザーともやり取りができます。
この機能はBtoC営業で有効です。
従来、営業とお客様がやむをえず個人のLINEを教えて連絡していた、というケースがありましたが、LINE WORKSを利用することでプライベートのLINEを使わずに、お客様とのやり取りができるようになります。
例えば、HPに設置した「LINEで問い合わせる」ボタンを顧客が押すとLINE WORKSに通知され、LINEユーザーとメッセージのやり取りを行えます。
メールや電話を頻繁に使わない若年層の顧客が多い業種にとっては利点になります。

アンケート
懇親会の日程調整から災害時の安否確認まで、さまざまなシーンで便利に使える豊富なアンケートシートが用意されています。社内だけでなく、他社のLINE WORKSユーザーへもアンケートを実施できるため、顧客や取引先への意見調査も行えます。
回答は自動的に集計され、CSVなどのファイルでダウンロードできます。

gamba!だけができること
目標進捗(KPI)の管理
契約数や売上など、日報と一緒に実績の報告もできます。
マネジメントにおいて、数字の管理は欠かせないもの。
目標や日々の数字を投稿していくことで、進捗情報や達成率をグラフで確認できます。
KPIを共有することは、メンバーのモチベーションや数字への意識が向上し、結果としてチーム全体のパフォーマンスを上げます。

提出状況がわかる
「提出状況一覧」で、誰が提出したかすぐに分かります。
また、毎日決まった時刻に提出を促す「リマインド通知」機能で、未提出の部下に「日報を出して」と伝える手間が省け、日報の管理がラクになります。

*星の箇所を押すと、CSVでダウンロードをすることも可能です。
SNSのように時系列順に日報が読める
日報機能のあるツールのほとんどは、メンバーが書いた日報の一覧はタイトルしか見えないことが多く、画面を開いて閉じてを繰り返して読まなければなりません。
その点、gamba!はFacebookを始めとするSNSのようにスクロールするだけで読み進められるので、日報閲覧がしやすくなっています。

日報入力画面の比較
それぞれに日報の入力画面はどうなっているのか見ていきましょう。
LINEWORKSのテンプレート
LINEWORKS では8つのテンプレートがデフォルトで提供されているので、文書作成の手間を減らせます。会社でよく使う日報や依頼書など、多様な業務に合わせてテンプレートを活用できます。

日報テンプレートを無料で提案してくれるgamba!
gamba!にも日報用・商談記録用など、さまざまな報告のテンプレートがあらかじめ用意されています。
ただし、他社と大きく異なるのが、自社に応じたテンプレート作成をしてくれる無料サービスです。
今までの日報運用や社内の状況を丁寧にヒアリングしたうえで、最適な日報テンプレートを提案します。
gamba!の無料トライアルに登録すると、オンラインでPCを繋いで説明をしてくれるので、ITが苦手な方でも安心。無料なので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

データの保存期間の違い
最長3年のLINE WORKS
保存期間は、最長3年のログ(チャットなど)を保管します。
永久保存のgamba!
契約している期間、データは永久に保存されます。
データをCSVにダウンロードもできるので、エクセルに出力したり印刷して保管することも可能です。
容量の違い
プランで異なるLINE WORKS
プランによって5GB~10TBと、ニーズに合わせて選択することができます。Excelやwordの資料共有がメインの場合は、一番安いプランで充分かもしれません。ただし、写真/動画/パワーポイントなどは容量を消費するため、安いプランでは足りなくなることがあるので気をつけましょう。
容量無制限のgamba!
容量を気にせず、ファイルや写真/動画を共有できます。
オンラインストレージサービスとしての機能も備わっていると考えるとおトクです。
カレンダーの違い
専用カレンダーのLINE WORKS
カレンダーにスケジュールを記入すると、仲間と共有できます。
メンバーの空きスケジュールも確認できるので、会議やミーティングの時間を決めるのに便利です。

Googleカレンダー、Outlookカレンダーと連携のgamba!
gamba!はGoogleカレンダー、Outlookカレンダーと連携してスケジュール管理をします。
1クリックでカレンダーの予定を貼り付けできるので、以下のような使い方ができます。
- 日報にスケジュールを添付。
- 右画面に1週間のスケジュールを表示しながら週報を書く

参考:Googleカレンダーでの日報の作り方! 機能の連携方法をご紹介
機能別比較表
それぞれの保存容量、データの保存期間、カレンダー機能の違いをまとめると下記の通りになります。
結局どちらがいいの?!選ぶ際のポイント
コミュニケーションを活性化することが目的ならLINE WORKS
- 若年層の顧客が多い
- 専用カレンダーが欲しい
- なるべく自由でゆるい社内コミュニケーションを取りたい
日報をしっかり書いて業績を上げたいならgamba!
- 売上や契約数など数字の管理もしたい(営業職・サービス業など)
- テンプレートを使って日報を効率的にしたい
- 日報を通してコミュニケーションを深めたい
- ストレージ容量を気にせず使いたい
まとめ
アプリのレビューもチェックしましょう
ネットショッピングをする際にレビューをチェックする人は多いと思います。
それと同じように、スマートフォンアプリのレビューもチェックしてみましょう。
あなたの会社にあったツールを選んで頂き、ぜひ職場のみなさんでお試しください。


2012年より、日報アプリ「gamba!(ガンバ)」を提供しています。チームの結束力を高め、より良い成果を出すための環境を提供することで、多くの企業の変革を支援しています。10年以上のサービス提供、サポートの実績を誇ります。社内コミュニケーションや日報に関してはお任せください。運営ポリシー