リーダーシップとは、どれだけ部下を承認できるか?
経験を重ねるとともに、実務作業を担うだけでなく、部下の指導や部署のとりまとめなどリーダーシップを発揮しなければならない場面は増えます。
そういった中でも、うまくリーダーシップが発揮できないという方は多くいます。そもそもリーダーシップとは、どのような意味なのでしょうか?
リーダーシップとは、指導者としての素養・力量・統率力のことを指します。では、リーダーシップをうまく発揮させるためには、どのようなことが大切なのでしょうか。リーダーシップには3つの重要なポイントがあります。
目次
リーダーシップとはどれだけ部下の「小さな行動」に気付けるか?
リーダーに必要な資質に、メンバーからの信頼をどれだけ集められるか?というものがあります。信頼を得ることができなければ、うまくリーダーシップを発揮することはできません。言い換えると、リーダーシップとは、リーダーとしての振る舞いを通じて信頼を集めることといえます。
信頼を集めるための大切なポイントの一つに、部下の小さな行動を見逃さないようにするということがあります。私は以前部下の指導をしていた際に、部下のミスを注意したことがありました。しかしその裏には、部下なりの気遣いが潜んでいたのです。
私はそのことには気付かず「ただのミス」と判断してしまったのです。みなさんも、そのような経験に心当たりはないでしょうか。小さなことの積み重ねが、信頼関係の欠如につながります。リーダーシップとは、部下の小さな行動に気付きフォローできる力ともいえます。
リーダーシップとは「部下に日頃の感謝を伝えられるか?」
リーダーシップとは、自分が先頭に立ち、ぐいぐい引っ張っていくことだと考えている方も多いかもしれません。しかし、それだけでは信頼を得ることはできず、部下の心は離れてしまいます。
私がまだ入社して3年目の頃、新人の教育係を任されたことがありました。人に指導をした経験などないため、とにかくしっかりしなければと思いきちんとした指示を出すことにしか頭が回りませんでした。その結果、後輩は徐々に元気がなくなってしまいました。
途中でそのことに気が付き、あわててねぎらいの言葉や感謝の気持ちを伝えると、後輩のやる気もアップしたように見えました。ぐいぐいと引っ張っていくことも大切ですが、時には相手に感謝の気持ちを伝えることも大切です
。リーダーシップとは、部下の気持ちを思いやり、常に感謝の気持ちを忘れない姿勢ともいえます。
リーダーシップとは「部下に対して心強さを伝えられるか?」
リーダーは強くなければいけないと考えている方も多いのではないでしょうか?リーダーシップとは、統率力とあるように、強くなければ統率力を発揮することはできないと考えている方も多いのが実態です。しかし、自分が強いだけではリーダーとして信頼されることは難しいと考えましょう。
私がある部署のリーダーをしていた際、これまでしてきた数々の失敗を教訓に、リーダーとしての強さを前面に出しすぎないよう努めました。そこで留意した点が、「部下に対して心強さを伝える」ということです。
「あなたがいてくれることで、私はこんなにもありがたい」ということを常日頃から伝えるようにすることで、部下は「自分は必要とされている」と感じることができ、さらに仕事を頑張ってくれるようになりました。リーダーシップとは、謙虚な気持ちを持つことともいえます。
リーダーシップとは、どれだけ部下を承認できるか まとめ
リーダーシップとは、メンバーの信頼を集めてこそ発揮できるもの。信頼を集めるためには、部下の行動をよく観察し、感謝の気持ちや心強さを伝えることが大切です。そのためには、部下のことを心から承認してあげましょう。
部下から信頼されるとさらにうまくリーダーシップを発揮できることにつながります。部下から信頼されるリーダーになるために、少しずつ意識してみましょう。
部下の信頼を得てリーダーシップを発揮し続けるためには、部下の日報を日々よく読み、業務の中でPDCAサイクルを支援し続けることが大切です。
日報共有アプリgamba!(ガンバ)は、部門や役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日報でPDCAを習慣化させる機能が満載です。
①行動を振り返り、修正できる
うまくいったことは、そのやり方を繰り返せば更に大きな成果が生まれます。日報でその日の仕事を振り返ることは、大きな意味があります。
書き方がバラバラだと、内容に個人差が出たり、報告すべき内容が漏れます。
gamba!にはフォーマットが用意されているので、何を書こうか悩んで日報作成に時間を費やしたり、報告漏れを防ぎます。
②情報の横展開ができる
メールだと1:1のやり取りになりがちです。日報は共有することに意味があります。
また、仕事がデキる社員の動きを学べば、全社員のスキルの底上げに繋がります。
上司のコメントから同僚のアドバイスまで共有できる
みんなからコメントがもらい、問題解決ができます。
また、いいところを褒めると、部下のモチベーションは上がります。
「褒める⇒モチベーションが上がる⇒さらに頑張る!」この繰り返しで、部下の行動量は増えるのです。
チームワークが良くなる
各事業部が今どんな取り組みをしているかはもちろん、誰がどんな事を考えていて、今どんな進捗状況なのかわかります。
そうすると、周囲も積極的にフォローができ、連携がよくなります。
③競争心に火がつく
日報と一緒に売上報告するだけで、達成率の推移をグラフ化できます。
メールの日報のように、メールとエクセルを両方開く必要はありません。
実績の見える化で競争心が刺激され、これまで以上に切磋琢磨する風土が醸成されます。
④どこでも日報を書ける、読める、チャットもできる!
スマートフォンアプリがあるので、通勤途中に目を通したり、会社に戻らず直帰するとき、出先から日報を提出できて便利です。
さらに、LINEのようなチャット機能も搭載。LINEを業務利用すると、個人情報の流出の恐れなどセキュリティー面で危険が伴います。
仕事では、セキュリティー機能のある業務専用チャットを使うのがベター。
⑤Googleカレンダーからスケジュールを同期できる
日報を書くのは仕事終わり。疲れがピークに達し、早く書き終えて帰りたいもの。
そんななか、「今日何したんだっけ?」と思い出しながら書くのは時間がかかり、日報を面倒臭いと思わせる要因。
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