失敗で本質が見える!部下の心を動かす上司とは?
上司と部下の関係に大きく影響するのが、部下が失敗したときの上司の振る舞い。部下が業績に響くような大きな失敗をしたとき、感情的に部下にあたってしまうようでは、よい上司とはいえません。
部下は失敗したとき、上司の振る舞いをよく見ているもの。どのように部下を育成すればよいのでしょうか。

目次
部下が失敗した時にこそ 上司の器の大きさが見える
仕事に失敗はつきもの。特に未熟な部下は仕事で失敗しがちですが、失敗にどう対応するかで上司の器の大きさが見えてきます。ただ叱りつけたり責任を追求するだけの上司は、部下から器が小さい人物だと見られてしまい、尊敬の気持ちが失われてしまいます。
上司として器の大きいところを見せるなら、失敗をとがめるのではなく、フォローや対策に力を注ぎましょう。たとえ失敗してしまったとしても、対応が素早ければ被害を最小限に抑えられます。
自分の失敗をフォローしてくれる上司は部下にとって頼もしい存在であり、尊敬に値する素晴らしい人物と映るでしょう。上司と部下の関係を強固なものにするためにも、部下の失敗に対してはとがめることなく器の大きい対応を心がけましょう。

上司が失敗した時の部下への接し方に 上司の人間性が見える
上司が失敗してした場合、部下への接し方を間違えると、上司の人間性を疑われてしまう恐れがあります。
絶対にやってはいけないのが、上司の失敗の責任を部下にかぶせること。一度でも部下に責任をかぶせてしまったら、その時点で上司と部下の間の信頼関係は完全に失われてしまいます。
そんな上司が信頼されるはずもなく、一時しのぎにはなっても長期的に考えればマイナスでしかありません。自分の失敗は素直に認めましょう。
自分の非を素直に認められる上司は、人間的にも信頼に値する人物。部下も素直に失敗を認める上司に対しては協力を惜しみませんから、力を合わせて失敗を取り戻すことができるでしょう。

他者の失敗に対する言動で 部下は上司の本当の姿を見抜く
他者が失敗したときに、どのような言動を取るかによっても上司と部下の関係は変わります。他者の失敗を笑いものにしたり非難したりするような人間は、信頼性に欠ける人物とみなされます。
上司の普段の態度がどんな立派なものだったとしても、他者の失敗をあざ笑ったり口汚くののしったりするようでは、人間性を疑われてしまいます。
特に飲食店の店員など立場の弱い相手に対してのみ強い態度を取る上司は、たとえ職場では穏やかだったとしても心から信頼されることはありません。
上司と部下の関係は不意の一言で大きく変わります。何気なく漏らした一言から、部下は上司の本当の姿を見抜くもの。相手の立場や肩書によって態度を変えるような人間は誰からも信用されません。
尊敬される上司になりたいのなら、部下の前で他者の失敗に対してひどい態度を取らないようにしてください。

部下と日報を通じてコミュニケーションを図るのがベスト
「日報=部下が上司に報告する」という一方通行のものにするのではありません。大切なのは日報を通じてコミュニケーションを図ること。読み手(上司)が求めている情報は、あなたがどのようなPDCAを回しているのか、業務の進捗はどうなっているのか、なにか困っていることはないか、ということです。
そういった情報を記載することで、上司がコミュニケーションをとりやすい環境が整い、マネジメントしやすい職場環境になります。

日報で心理状態が見える
毎日日報を書いていると定型化してきます。ただ、ちょっとした心理的変化を日報に記載することで日々、内容の異なる日報を作成できるようになります。その文化があなたの会社に浸透すれば、心理的変化から退職リスクなど上司が察知しやすくなり、より良いマネジメント、会社運営の役に立ちます。
理想的なのは、チームや職場の全員で日報を共有すること。みんなで業務の進み具合を確認するだけでなく、コミュニケーションを円滑にし、抱えている悩みなどの内面的なケアーも可能になります。
まとめ
日報は、共有することでマネジメントの武器になります。日報もアプリでスマートに管理する時代。新しい形の日報を、ますは無料でお試しください。
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