チームワークを高めるリーダーシップ 3つのポイント

最終更新日:2023年3月28日

チームをぐいぐい引っ張ることが「リーダーシップ」だと思っていませんか?ぐいぐい引っ張るだけのリーダーシップでは、逆にチームワークを低下させ、チームとしての生産性を下げることがあります。

チームワークを高め、チームとしての生産性を上げるためにはどのようにリーダーシップを発揮すると良いのでしょうか。

チームワークの画像

チームワークを機能させるリーダーシップ① 「自分が頑張る」から「チームで頑張る」

リーダーをまかされると、「自分が誰よりも頑張って成果を出さなければ」と気負ってしまう方が多いのではないでしょうか。しかしリーダー1人が仕事を抱えてしまうと効率が悪くなり、チーム全体の仕事が遅れてしまいます。

私が以前働いていた会社の上司は、ぐいぐい引っ張っていくタイプではありませんでした。しかし他の社員がそれぞれの役割を果たし仕事を進めていたので、かえって仕事が滞ることなく効率よく進んでいました。

その上司は部下が仕事をしやすいよう、陰で支える役割に徹していたのです。部下が何か失敗をしたときや困っているときは、必ずフォローをしてくれました。上司の支えがあったからこそ部下たちは安心して力を発揮できたのです。

このように、リーダーシップに大切なことは「自分が頑張る」ことではなく、「チームが頑張れる」よう導くことです。そのためには、自分が引っ張るのではなく、チームの土台となって支えることが大切なのです。

「チームで頑張る」画像

チームワークを機能させるリーダーシップ② 管理するのではなく個性を生かす

生産性を上げようとするあまり、リーダーがメンバーの仕事を管理し、自分の指示にすべて従わせようとすることが多くあります。確かに短期的には効果が現れます。しかし長い目で見ると、メンバーの強みが生かされなくなり、かえって生産性が下がってしまいます。

例えば、学校の進学率を上げたいとき、とにかく学習の量をこなさせるという方法をとることがあります。量をこなすことで一時的に成果を上げることができるかもしれません。

しかし、「量をこなす」だけでは限界があります。必要な課題や覚えやすい方法は、人によって異なります。それぞれに合った学習方法や課題を取り入れることで、一人一人の成績を効率よく伸ばすことができ、より良い成果が期待できます。

仕事も同様。メンバーの個性や強みが生かされることで、仕事に取り組みやすくなり、個々の成果が上がります。

また、自由に動けることで新しいアイデアが生まれ、より良い結果につながることもあります。個々の成果が上がると、当然チームとしての成果も上がります。チームとして成果を上げるためには、リーダーは自分の意見を押し付けて管理をするのではなく、メンバーの個性を生かすことが長い目で見ると大切なのです。

チームワークを機能させるリーダーシップ③ 意見を出しやすい「雰囲気」を作る

「チームからなかなか新しい意見が出なくて困る」と感じていませんか?もしかしたら、あなたが意見を言いにくい雰囲気を作っているからかもしれません。私が以前働いていた職場に、自分の価値観と違った意見を受け入れない上司がいました。

部下の意見には耳を貸さず、自分の思い通りに事を進めるのです。いくら意見を出しても聞き入れてもらえなければ、意見を言うことが嫌になってしまいます。

その上司のチームでは部下が意見を出さなくなり、新しいアイデアが生み出されることもなくなりました。その結果大きな成果をあげることがなくなってしまいました。チームで意見交換が出来なくなると、新しい成果も生み出せなくなってしまいます。

まとめ

日報を通じてコミュニケーションを図る

チームとして成果を上げ続けるためには、部下の柔軟な意見を引き出すことが大切です。そのために、部下が意見を言いやすい雰囲気づくりをしましょう。チームのマネジメントには、日報がオススメです。

実践を通じて得た学びをもとに、どうしたら次はうまくいくのかを自分で考えさせることで、主体性を持たせることができます。とはえ、これらは部下が1人で行うのではありません。上司と一緒に振り返ることが重要です。

励ましの言葉をかけたり、一緒に改善策を考えるのもいいでしょう。そうすれば、「上司はちゃんと自分を見てくれている」と安心し、承認欲求も満たされます。日頃からきちんとコミュニケーションが取れていれば、アドバイスも素直に聞き入れることでしょう。

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