働き方改革の先駆け「フレックスタイム制」のデメリットとは?

最終更新日:2023年12月26日

働き方の改革の一環として、フレックスタイム制の導入が進んだ時期がありました。しかし昨今では、そういったフレックスタイム制度を中止する会社も出てきました。

内閣府の調査でも、平成17年には従業員1000人以上の会社のうち32.5%がフレックスタイム制を導入していたにもかかわらず、10年で21.7%と10ポイント近くも減少しています。導入企業の数は毎年減少しつつあるのが実態です。

大きなメリットがあると取り入れられたフレックス制であるにもかかわらず、年々減少傾向にあるとはどういった理由があるのでしょうか。今回は働き方の改革における、フレックスタイム制のデメリットについて考えてみましょう。

働き方改革の画像

フレックスタイム制のデメリット① チームワークの低下や不公平感

チームを束ねるリーダーにとって、メンバー全体でプロジェクトを推進しずらいという問題があります。例えば出社時間がまちまちだと、会議の設定が困難になります。

また、同じ会社内でフレックスタイムの導入部門と導入していない部門があり、導入していない部門に所属する社員から不公平感があるという声も聞かれることが多くなっています。

例えば、窓口業務の部署の人が多くフレックスタイム制を利用してしまえば、朝の業務や夕刻は残された人に業務が回されてしまい、負担が偏ってしまうことになります。このため、一部の人間のモチベーションを下げる一方となってしまいます。

逆に、事務仕事であればある程度の采配を決めることができるため、フレックス制は推奨される傾向ですが、同じ会社なのにこの二つが混在する場合、「私もフレックス制を使いたいのに、窓口担当だからできない」という社員の不満や悩みが生まれかねません。

こういったところから、チームワークが乱れてしまったり、部署間での不公平感を作り出してしまい、目標とする働き方の改革と相反する結果になりかねないのです。

不公平感の画像

フレックスタイム制のデメリット② いい加減な仕事をする人の存在

業務を円滑に進めるために、「職場に社員全員が揃う時間も必要だ」という考えのもと、フレックスタイム制を利用している社員でも「必ずこの時間帯は出社すること」と決められているのが、「コアタイム制度」。

もし取引先からの急ぎの連絡を受けた場合、担当者の出社時間がまちまちであったり、日によって対応者が違い、連携できていなかったりすると、迅速な対応ができず、お客様や取引先に迷惑をかけてしまいかねません。

また、顔を合わせてチームワークで動くということによって、新たなアイデアが生まれたり、お互いへの信頼感が芽生えるということも事実。

チームワークが必要不可欠な業務を、それぞれ個別で行っていたら、業務の効率が落ちる可能性もあることは否定できません。

さらに、出退勤管理をきちんと自己管理できない人は、出退勤管理がルーズになりやすいという点もあます。

本来、決められた時間に出社し退社をすることは基本的であり、誰かが指示・指導するものではないのに、それにマネジメント層の手を取られてしまっては、本来の成果を得ることができなくなってしまうのです。

 いい加減な仕事をする人の画像

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デメリットに焦点を当てることで見えてくるものもある

当初は、「新しい時代」「自分らしく働く時代」というコンセプトで導入が進められたフレックス制ですが、これらの壁にぶち当たり、結局数年でその制度を廃止したという会社も、少なくありません。

どのようにルール作りをすればうまくいくのかを、客観的に判断する力が必要です。フレックスタイム制で1番大切なことはコミュニケーションを習慣化すること。

習慣化させるオススメの手法は「日報」です。毎日の作業なので、できる限り手早く報告するのがベスト。かといって、事務的に書くだけのためのものでもありません。

簡潔に伝えつつ、今日一日の仕事の中から得た気づきや学びを振り返ることで、より仕事のレベルを高めるツールです。

ここでは人気の日報共有アプリgamba!(ガンバ)をご紹介。チャットやgoogleカレンダー連携など、機能が満載です。

日報以外の観点では、リアルタイムで勤怠を管理できるシステムもおすすめです。
例えば勤怠管理システム「ジンジャー勤怠」は、シフト管理、有休管理、出勤管理、残業管理などをリアルタイムで管理できるクラウド型勤怠管理システムです。

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全体

①行動を振り返り、修正できる

うまくいったことは、そのやり方を繰り返せば更に大きな成果が生まれます。日報でその日の仕事を振り返ることは、大きな意味があります。

書き方がバラバラだと、内容に個人差が出たり、報告すべき内容が漏れます。

gamba!にはフォーマットが用意されているので、何を書こうか悩んで日報作成に時間を費やしたり、報告漏れを防ぎます。

テンプレート

②情報の横展開ができる

メールだと1:1のやり取りになりがちです。日報は共有することに意味があります。

また、仕事がデキる社員の動きを学べば、全社員のスキルの底上げに繋がります。

上司のコメントから同僚のアドバイスまで共有できる

みんなからコメントがもらい、問題解決ができます。

また、いいところを褒めると、部下のモチベーションは上がります。

「褒める⇒モチベーションが上がる⇒さらに頑張る!」この繰り返しで、部下の行動量は増えるのです。

チームワークが良くなる

各事業部が今どんな取り組みをしているかはもちろん、誰がどんな事を考えていて、今どんな進捗状況なのかわかります。

そうすると、周囲も積極的にフォローができ、連携がよくなります。 

③競争心に火がつく

日報と一緒に売上報告するだけで、達成率の推移をグラフ化できます。

メールの日報のように、メールとエクセルを両方開く必要はありません。

実績の見える化で競争心が刺激され、これまで以上に切磋琢磨する風土が醸成されます。

バーなし

④どこでも日報を書ける、読める、チャットもできる!

スマートフォンアプリがあるので、通勤途中に目を通したり、会社に戻らず直帰するとき、出先から日報を提出できて便利です。

さらに、LINEのようなチャット機能も搭載。LINEを業務利用すると、個人情報の流出の恐れなどセキュリティー面で危険が伴います。

仕事では、セキュリティー機能のある業務専用チャットを使うのがベター。

チャット

⑤Googleカレンダーからスケジュールを同期できる

日報を書くのは仕事終わり。疲れがピークに達し、早く書き終えて帰りたいもの。

そんななか、「今日何したんだっけ?」と思い出しながら書くのは時間がかかり、日報を面倒臭いと思わせる要因。

でもgamba!ならクリック一発でGoogleカレンダーの予定をコピー!複数の予定をカンタンに貼り付け、週報もラクラク作成できます。

カレンダー

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gamba!には、目標達成を実現するためのツールが満載です。移動中に日報を書いたり、部下にコメントを手早く返すことができれば、仕事の能率がグッとあがります。

日報のために、わざわざ会社に戻る必要はありません。これまであなたのチームを煩わせていた作業を一掃できます。

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