株式会社サンレディース
目的・効果

離職率の改善

支店間のコミュニケーション活性化

業務効率改善

主な活用機能

日報

ノート

いいね!・コメント・スタンプ

お話を伺った方

代表取締役社長
高城 竹正 さま

ホームページ

全国33拠点をgamba!で繋いで売上アップ&離職率は大幅に減少!

株式会社サンレディース 代表取締役 髙城 竹正氏

短期派遣に特化し、人材派遣・業務請負のエキスパートとして、繁忙期の人材確保に貢献している株式会社サンレディース。大阪市に本社を置き、全国に33拠点、全国約3万人の登録スタッフにより、企業へのニーズに対応し続けています。

本事例のポイント
・社員の動きや頑張りに対して、スマートフォンでいいね!ができる日報アプリを探していた
・エクセル+メールからの脱却で業務時間を効率化
・全国規模の横のネットワークで売上を逃さない!
・コミュニケーションの活性化で会社が明るくなり、結果的に新卒の離職率が大幅に改善した

義務感ではなく、ワクワクできる日報を探していた

導入のきっかけ

新卒定着率が低いことにずっと悩んでいました。せっかく採用してもすぐに出て行ってしまう。でも、これを解決したくてgamba!を始めようと思ったわけではないんです。社内コミュニケーションについて課題を感じていて、離れていても楽しくコミュニケーションできるものが欲しかった。

いざgamba!で日報共有をやってみたら、社内の課題が明確になったり、新しい試みも次々とできるようになって、気がついたら新卒の離職率が改善していた!という感じでしょうか。社内コミュニケーションなしに事業の前進はあり得ないと、痛感しています。

gamba!導入以前は、エクセルに入力した日報をメールに添付して報告していました。これは閲覧にすごく時間がかかる。しかも、いわゆる3行日記のような、ただ義務感で書いている日報でしたし、何より読んでいて面白くなかったですね。このままじゃいけないと感じていました。

いいね!ができる日報を探していた

当社は全国に33拠点あるので、全員の動きを把握することが困難でしたし、コミュニケーション不足も感じていました。できれば、社員の頑張りに対して「いいね!」が付けられる、Facebookのような日報があったらいいなあと思っていたんです。そんなとき、同業者の勉強会に参加したところ、いいね!とコメントとスタンプ機能があるgamba!の存在を知り、「これだ!」と思いました。

『gamba!=日報システムだと思われがちなんですが、実は違うんです。”日報をベースにした社内SNSであり、コミュニケーションツールなんです”ということをお伝えしたんですよね。
(gamba!代表取締役(当時) 松田)』

gamba!代表取締役(当時) 松田充弘

そうなんですよ。Facebookのように全員で日報や情報を共有できる形が理想だったので、まさに理想のツールだと思い、すぐに導入を決めました。「これから楽しいことが起こりそうな予感がする!」とワクワクしたのを覚えています。

コミュニケーションの量が売上につながる

スピーディなコミュニケーションで売上を逃さない

gamba!で日報運用するようになり、コミュニケーションスピードが格段に上がりました。

先日もあったのが、埼玉と姫路で情報共有して、売上に繋げることができているんですよ。埼玉のエリア長が「A社に営業訪問し、見積りをとりました」という日報を投稿すると、それを読んだ姫路のエリア長が「A社ならうち紹介できるよ」というフォローをするなど、横の展開を自然にしていたんです。

これはエクセルの日報だったら、こんなにタイムリーに拠点同士がフォローし合うことはできませんから。毎日情報の共有をしているので、「最近どう?」という会話はなくなりましたね。

導入当初、日報に絵文字があったりすると、会長や専務があまりよく思わないかなという心配もあったんですが、今では2人とも読むのを楽しみにしています。きっと明るいうちの社風に合っていたんでしょうね。

リーダーシップの取り方が変わった

同じ悩みをもつ一営業社員として投稿している

私自身、社長となった今でも飛び込み営業をしています。実際、どんな感じでトークを展開しているのかをみんなに見て学んでほしくて、訪問営業のコツを動画にしてgamba!に投稿したりもしているんです。

納得してもらうには、自分でやってみせて、同じ目線でやることが大事だと思っています。営業目線でのアドバイスは自分も苦戦した部分なので、社長としてではなく、同じ悩みを持つ一営業社員として、社員と同じ視点での投稿を心がけています

髙城社長の日報

命令するのがリーダーの仕事ではない。自分の考えに共感してついてきてくれるもの。

私自身も日報を書いていて、「今日感じたこと」「今後何をしたいか?」という発信しています。社長がいま何を考えているのか知ってもらうと、MTGや戦略会議の際に1から説明する必要がなくなります。「社長はこう考えているんですよね」と分かってくれているので、話が早く、決めやすい。会議がスムーズに進み、意思決定ができます。

何かを命令するのがリーダーなのではなく、自分が発信したことに共感してもらって、はじめて人がついてきてくれるんだということに気付きました。が社員の心を理解し、社員にも私の考えが伝わるようになって、会社はより一体感を増したと感じます

日報を書くことで言語化力がついた

表現力の引き出しが増え、考える力が育っている

最初はみんな抵抗あったと思います。特に文章を書くのが苦手なメンバーは、それが露呈してしまいますからね。でも、書き続けていると、だんだん文章力が上がっていくんですよ。きっと人に読まれることで成長するんでしょうね。

表現力の引き出しが増えて、内容の濃い日報になってくる。事実や考えを言語化するということは、仕事においても大事なことですし、提案力も上がるので、日報は相乗効果があると感じます。

新卒メンバーが切磋琢磨し合う

世代の若いメンバーは、”繋がっている感じ”を好むので、gamba!は合うと思います。だからといってFacebookのように、ただ繋がる関係とは違うんですよね。

例えば、同期のA君が飛び込み営業を始めているという日報を読んだBさんが「私もやりたいです!」と言ったり、「C君はもうあんなことまで出来ているのに、自分はまだできてない!」と悔しがるなど、新卒同士で切磋琢磨しながら、いい関係作りにも役立っています。

gamba!のお陰で、新卒の早期離職率が大幅に改善されました。コミュニケーションの力ってすごいなぁと感じています。

日報は”心”が見える

日報はガラス張りのようなもの

毎日日報を読んでいると、社員の心の状態がわかるんです。「あれ?ちょっと様子がおかしいぞ」と気づくんですよ。直属の上司に確認すると「そうなんですよ。」という返事が返ってくるので、やっぱりなと。

時には、日報に不満をぎっしり書いているメンバーもいます。不満を書くことはすごく勇気がいることだし、本人もある程度覚悟して真剣に書いてくれている証。これらはマネジメントの問題であることも多いので、都度しっかりフォローするようにしています。

“心の壁”をなくす社内報グループ

gamba!って日報だけじゃないんですよね。日報をベースにしたコミュニケーションツールなので、拠点同士の”繋がり”をもっと持たせるために、事業所毎のグループとは別に、さまざまなグループを作って、社内報としても活用しています。

サンレディースの社内報

工夫① 社員の紹介

自己紹介(入社経緯等)をリレー形式で回すグループを作っています。幼少期はどんな子供だったとか、学生時代の話や前職での経歴などを、オリジナル履歴書として投稿してもらいます。意外な一面が見れたりして、”壁”がなくなりましたね。今まで一度も顔を合わせたことがない社員同士でも、gamba!上で仲良くなれるきっかけになっていると思います。

工夫② サンレディースニュース(月1回)

いわゆる社内報をgamba!でやっています。今月の誕生日、結婚や出産、昇格や異動、主に活躍したメンバーなどにインタビュー動画を添付して投稿しています。特に、営業成績トップ3のインタビュー動画に対するコメントは、「おめでとう!すごい!」といった称賛や、「悔しい!来月は負けないぞ!」といった正直なコメントもあったりして、とても盛り上がっています。イントラネットやメール配信などだと堅苦しいし、システムを作るのも大変ですが、gamba!ならもっとライトな感じで投稿されるので、みんな楽しんでくれています。

工夫③ 業界ニュース

請負先の現場責任者に、その業界独自の専門用語を紹介してもらうのですが、直接自分の仕事に関係はなくても、面白いですよ。そういった蓄積もgamba!内に作っています。

工夫④ YouTubeグループ

派遣登録者向けに「今週のお仕事情報」を動画配信する取り組みを始めました。ただ仕事の詳細をお伝えするのではなく、社員による大阪人ならではの小噺なども加えているので、登録者の方からも好評です。こうやって会社で行っている取り組みを、大阪本社以外の拠点のメンバーにも知ってもらいたいという思いから、gamba!にも投稿してみんなに観てもらっています。イントラのような感じですね。

仕事の中にも遊び心を

いわゆるTHE・日報という硬いものだと、書くのを嫌がり定着しないと思います。だからこうやって「gamba!には楽しい社内情報がいっぱい載っている」と思ってもらえば、コミュニケーションが活発化しますし、仕事の中にも遊び心やノリを大切にしたいと思っています。

日報は監視ツールではなく、みんなで楽しむもの

うちはテンプレートを設定せず、自由に書かいてもらっています。従業員を監視するための日報はやめた方がいいと思います。監視するのは、提出しないことに対してのみ。日報の内容(濃さ)と提出率は評価項目に入れています。

gamba!で日報をベースとしたコミュニケーションだと、楽しみながら仕事ができるので、売上も右肩上がりで離職率も減りました。とにかく、導入してよかったなと思います。gamba!は、ほっんとに素晴らしいツールです。

<株式会社サンレディースの会社概要>

創業33年の株式会社サンレディースは、短期派遣に特化し、人材派遣・業務請負のエキスパートとして繁忙期の人材確保に貢献。「働く人の『成長と幸せ』なくして企業の成長なし」との考えのもと、安心して働ける環境づくりを構築。大阪を拠点に全国に33箇所、約3万人の登録スタッフにより、企業へのニーズに対応し続けています。

WEBサイト https://www.sunladys.com