gamba!導入後6年間で事業規模13倍に!リーマン•ショックも乗り越えた

三陽工業株式会社 代表取締役 井上直之氏

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製造業という難しい業界で、製造業に加えて製造業向けの人材派遣も展開している三陽工業株式会社。元々は川崎重工の下請けとしてオートバイ製造などに関わっていたものの、2008年のリーマン•ショックを機に状況が一変。

当時は真っ逆さまに落ちていった。いつ回復するか先が見えず、暗い長いトンネルに入ったようだった。とにかく何か始めなければと思っていた。」という井上社長。

そんな中、無我夢中で挑戦したのが、製造業への人材派遣事業でした。

人材派遣事業を始める5年前、川崎重工から岐阜の航空機の工場を手伝ってくれないかという打診があったんですが、その時は『申し訳ないけれど、今うちにその力はないです』と断っていたんです。でも、リーマン・ショックが起きて、やるしかない!と思いました。いままで川崎重工に育てていただいたので、人材派遣という仕組みでこの産業に協力したいという想いもありましたし、とにかくチャレンジしようと決めました。

当時はその施策に賛成するひとは誰一人おらず、周りの反対を押し切って人材派遣業への舵を切った井上社長。周囲の心配をよそに、岐阜から滋賀、九州へと事業を拡大していく過程で導入したのがgamba!でした。

導入目的
  • 最前線で働く営業社員の動きを把握したかった。
課題
  • 中身のない日報だったり提出漏れが多く、日報が形骸化していた。
効果
  • スピーディな情報共有により、従業員数10人→130人、事業所30拠点、232社への人材派遣事業を展開するなど事業規模が13倍に増加した。
  • 会社の方向性だけでなく、従業員に感謝も直接伝えることができるようになった。

最前線で働く営業社員の動きを把握したかった

導入のきっかけ

導入前は、紙で日報を書いたり、エクセルに入力したものをメールで送ってもらっていました。しかし、提出漏れが多かったり、中身がスカスカで、”とりあえず出せばいい”みたいに形状化していたんです。ちょうど従業員が一気に増えた時期でもあったので、それぞれが何をしているか全く見えないことに、恐怖感もありました。

「これはまずい、なんとかせねば」と思い、ネットでツールを検索してgamba!を見つけたのが6年前です。まず試してみて、もし違和感あればやめればいいくらいの軽い気持ちで無料トライアルを申し込みました。普段コミュニケーションができない、最前線で働く営業社員の仕事ぶりを知りたかったので、彼らが実際にgamba!を操作してみてどう思うかを重視したんです。すると、「使いやすい」「エクセルより報告しやすい」と答えたメンバーがほとんどだったので、このまま使うことに決めました。

三陽工業株式会社 代表取締役 井上直之氏

スピーディな情報共有で機会損失をなくすことができた

日報は、職種や役職に応じて簡単なテンプレートを設定しています。杓子定規にしすぎてしまうと面白くないので、押しつけにならないような形で、わかりやすく、読みやすさを意識しています。共通してあるのは”今日のトピックス”。「こんなことがありました」という事実だけでなく、「嫌なことがあった」「嬉しかった」という気持ちの部分や、「もっとこうだったらいいのに」という気づきも書いてもらっています。

通常、直属の上司には報告しても、社長に対して報連相はしませんよね。でもgamba!ならみんなで日報を共有しているので、「こんな方法は絶対無理ですよね…」と投稿されたものを私が拾って「いやそんなことない、できるぞ!」と、すぐに取り組んだこともありました。こうして早く行動に移せることで、機会損失をなくすことが結果的に売上に繋がっています

紙の日報だったらこんなにスピーディにはいきませんから。本人は何気なく書いたことが、実はすごく有効な情報だったりするんですよね。だから、「これは貴重な情報だ、こんな情報をどんどんあげてほしい」という言葉のキャッチボールをするように心掛けています。そうすると、自然にどんな情報をあげればいいかわかるようになるんですよ。

逆に「この方法で大丈夫?」と疑問に思った時は、上長経由でフォローするようにしています。製造、物作りって、古い汚い暗いといったネガティブなイメージがつきがちだからこそ、楽しい、面白いという要素は大事だと思うんです。私たちは「日本の製造現場を元気にする」と謳っている以上、自分たちが元気じゃないと周りも元気にできないですから。

気づきを共有することで社内コミュニケーションが増えたという三陽工業の日報

日報継続のコツはルール化

記入は15分以内、19時までに投稿する

文章力って、いわば訓練なんですよね。導入当初は、ポイント抑えてバチっと書く子もいれば、ぼやけた内容の子もいました。でも毎日日報を書いていると、自然と中身のある日報に変わっていくんです。日報は長文だから良いというわけではありません。短い時間内で、できるだけ濃い内容を書いてもらうために、「日報は15分以内に書く」と決めて、書くのにかかった時間も記入するルールにしています。

また、かつては日報を投稿する時間がバラバラで、18時に投稿する社員もいれば、夜中に投稿する社員もいました。それだと投稿の通知がくるたびに確認作業をするのが大変でしたし、ワークライフバランスの意味でも、ある程度利用時刻は制限したほうがいいと思い、19時までに提出するルールにしました。こういったルール作りが日報を継続させるコツかもしれませんね。

「130人分の日報を読むの大変じゃない?」と言われることもありますが、大変とは感じないですね。むしろ、文才があって、面白おかしく、かつ的確に書くメンバーの日報は「まだ投稿されないかなあ」と楽しみに待ってしまいます。日報は、移動中や夕食後など、ちょっとした隙間時間に読んでいます。gamba!なら、SNSを見るような感覚でざっと目を通して、気になる日報にさっとコメントできるのがいいですね。以前、会食後に酔っている状態で返信したことがあったんですが、テンション上がって過剰に褒めちぎるコメントをして、相手をびっくりさせてしまったことがあるので、気をつけようと思います笑。

KPIは1点集中!ブレない目標設定

派遣事業では、KPIを使っています。数値目標は「稼働人数」。この1点に絞っています。なぜなら、複数のKPIを設定してあっちもこっちも追う形にしてしまうと、迷いが出てしまう。だから、唯一無二の絶対値として、「この数字だけは執念深く追うように!」という指示をしています。

KPIは各拠点長が毎日入力しています。拠点が増えると、どうしても拠点長の数字に対する意識の差が出てきてしまいます。そのため、毎日数字を報告してもらうことで、マインドを維持させる効果があると思います

gamba!のKPI管理機能の一例

リーダーとしての情報発信の心がけ

井上社長も参加する明石での野球部(ドリームチーム)

経営者の想いをブログ感覚で発信

私も毎日日報を書いています。社員の思いを知りたいと思うのに、自分は投稿しないというのはおかしいかなという感覚でもう欠かさず書いていますね。日報というより、ブログ感覚ですかね。難しい話はしません。あまり考えず、その日に思ったことを、かしこまることなく発信しています。

最初は、いいね!が付く付かないが気になったんですが、いまは全く気にしてません。自分が承認されることよりも、部下とコミュニケーションを取ることが目的ですから。とにかく、クオリティにも内容にもこだわり過ぎず発信する。コメントをする方に力を注いでいますね。

過去の日報も活用

新入社員には、仕事の一環として、業務時間に自分の過去の投稿を読んでもらっています。そうすると、私がいつも同じことを言っているのがわかるんですよ。どんなことで喜んで、どんなことで怒って、どんなことで悲しんでいるか見えてくる。だから私は日報に、伝えたいことをしっかり発信することによって、組織が向かう方向を示しています。

gamba!はそういった使い方ができるのがありがたいですね。入社時からgamba!を使っているメンバーは、絶対に日報の提出漏れがありません。書くのが当たり前という習慣になっているんでしょうね。

感謝の気持ちを自ら伝える

我が社の行動指針10箇条に「当たり前を当たり前と思わず、今ある全てのことに対して感謝の気持ちを持ち続ける」というのがあります。何を当たり前とするかは、仕事や部署によって異なるので、従業員への感謝の気持ちとして、ひとつひとつ日報に挙げていったんです。そしたらすごく喜んでくれたんですよね。まず自分がやってみせることが大事なんだなと思いました。

井上社長が従業員に感謝を綴った日報

BADな情報こそ重要

とはいえ、まだまだ課題はあります。社員は、どうしても忖度しながら日報を書いてしまう節があるので、放っておくと、いいことしか上がってきません。いいことは後でも耳に入るもの。緊急のトラブルはダイレクトに連絡が来ますが、本当に欲しい情報は、「悪いこと。このままだともしくは悪くなるかもしれない。」という情報です。

それを日報載せたくないというバイアスがかかる社員の気持ちも理解できるので、そこをしっかり取り除く必要があると思っています。gamba!上で議論が行われたり、意見がぶつかったりできたら、もっともっと会社が強くなれる気がしますね。

6年間で事業規模13倍に!離れた拠点とも繋がっている

6年前にgamba!を導入した時は10人だったのが、いまでは130人になりました。もし、「今日からgamba!を使えません」となると、自分としては、めちゃめちゃ怖いです。晴れてる状況から、霧がかかって視界不良になってしまうイメージです。

関東から九州まで”繋がっている感”がある

自分は入社15年目、この事業を一緒に取り組んできた常務は10年目。つまり我々はまだ若い組織なので、まだまだ気づきが足りないし、現場に任せておけば自然と色々と事業が育っていくほど成熟していません。だから、自分が指揮をとらないといけない場面も多い。

でも、gamba!を軸にきちんとコミュニケーションできているから、自分も社長として、意思決定をしていけるんです。本当にそれくらい、社員とのコミュニケーションは事業拡大には欠かせません。

gamba!を導入してから事業所は30拠点に増え、事業規模は13倍に拡大しました。川崎重工への人材派遣をきっかけに、現在では三菱重工業、IHI、神戸製鋼所、ダイハツ工業、ブリヂストン、リョービなど232社への派遣事業を展開しています。ここまでgamba!と共に育ったなと感じますし、もっともっと成長させていくつもりです。

<三陽工業の会社情報>

「日本の製造現場を元気にする」をビジョンに掲げ、今年創業40年を迎える三陽工業株式会社。リーマンショックをきっかけに、製造業に加えて製造業向けの人材派遣業へも進出。全国30拠点へ事業展開するなど急成長を遂げています。福利厚生だけでなく、教育制度や表彰制度にも力を入れており、請負事業・製造派遣部門では年間92%の定着率を誇っています。

WEBサイトhttp://sanyou-ind.co.jp/

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