評価される所感の書き方と例文:上司に評価される方法&ビジネスにおける例文
報告書など、さまざまな場面で所感を求められるんですが、書き方をいつも悩みます…。
今回は所感の書き方のコツについて解説するよ。自分をアピールするチャンスだと思って書いてみよう。
こんにちは、日報アプリgamba!です。
今回は所感についてお悩みを持っている方に向けて解説します。所感であなたの感じたことや意見を発信することで、自分のアイデアや視点を他の人と共有するチャンスになります。他のメンバーや上司との意見交換や議論を通じて、より豊かなアイデアを生み出し、組織やプロジェクトの成果向上に繋げられます。
所感を通じてあなたの存在を際立たせるチャンスを作りましょう!
所感とは
所感とは、辞書に従うと「心に感じたこと」「感想」のことです。概ね「感想」と同じような感覚で使用されることが多いです。「所感」とは感想と類語ではありますが、上司に評価されたいなら、単なる「感想文」で書いて終わるのは勿体ありません。
業務を通じて感じた課題点や改善できそうな点を提案することで、あなたが日々どんな視点で業務に臨んでいるのかアピールすることができます。
「所感」と「感想」は違う
感想とは、ある物事について感じたり思ったりしたことです。
一方、所感は感じたこと、思ったことより一歩奥に踏み込み、より深く考察を加えたものになります。
『◯◯だと思う』と書くのではなく”〇〇だと感じた上で、もっと良くするためにはどうすればよいか?”を考えて記入しましょう。
「所感」と「所見」の違い
「所見」とは、観察や調査を通じて得られた事実や結果を表す言葉です。
一方、「所感」は、自分の感想や意見を表現する言葉です。所見は客観的な情報に基づくのに対し、所感は主観的な意見が含まれます。両者は表現の性質が異なります。
所感を書く意味
所感を考えることは、課題と改善点を考えながら仕事をするきっかけになります。
自分自身の成長のきっかけにもなりますし、あなたの所感がきっかけで具体的な施策につながることも。何よりもこうした取り組みが上司への評価につながります。
所感の書き方のコツ
目標を定量的に振り返る
目標が定められている場合は「その日の目標をどのくらい達成できたか」を振り返りましょう。
その目標は達成できたのか、できなかったのであればどのくらいできなかったのか。
具体的に何件活動して「定量的」にすると周りに伝わりやすいです。
結果をより良くするには何を出来るか考える
もし目標を達成できていれば、何が良かったのかを書きましょう。達成できていなかったのであれば、何が改善できるかを書きましょう。ポイントは、ここでも同じく数字で表現することです。
所感の例文① 業務目標に対する所感
レポートや報告書においての所感を2パターン紹介します。どちらも共通しているのは、現状を分析して今後より良い結果を出すにはどうすれば良いかを伝えている点です。前向きな気持ちをアピールしています。
業務目標が達成できた場合の例文
例)今日は50件の目標に対して、結果は100件、達成率は200%だった。
トークスクリプトを作りスムーズに話を進められたことが要因と考えられる。
ただし情報を聞き出すことに苦戦したので、今後はより具体的な質問をすることで改善していきたい。
結果だけを書くのではなく、自分なりに分析して所感に書いてみましょう。
今後も同じ結果(再現性)を出すためにはどうすれば良いかも書けるとより良い評価を得られます。
・業務目標を達成できなかった場合の例文
例)今日は50件の目標に対して、結果は25件、達成率は50%だった。
目標が達成できなかった要因は、新規アポイントがとれなかったことにある。
ターゲットの見直しと、新規アポに特化したトークスクリプトを検討したい。
所感の例文② 改善点の報告
日々の仕事や組織で課題に感じている点を述べることも有効です。気づきを増やすためにも、日々の業務で何をしたのか、どんな改善点がありそうか意識しましょう。
組織の運営に関する例文
毎週行っている進捗確認のミーティングに関して、よりスピーディに運営するために、各チームの進捗状況を事前に共有できるようにコミュニケーションツールを導入しておくのはいかがでしょうか。それぞれが進捗を把握した上で打ち合わせに臨めるので、理解がしやすく、より活発な場になるのではと思います。よろしければご検討ください。
提案活動に関する例文
顧客提案の際に、資料作成のスピードが課題に感じています。資料作成のスピードを上げるために、過去の資料を格納するスペースを作成することと、資料のテンプレートを用意しておくことを提案します。提案内容自体はお客様からいつも評価いただいているので、提案のスピードを上げることで、よりお客様に評価されるのではと考えます。ご検討お願いいたします。
所感の例文③ 様々なシチュエーションでの所感の例
シチュエーション別で所感を求められた際の例を紹介します。あくまで一般的な例としてのご紹介なので、実際の状況に応じて所感を考えてくださいね。
研修
テーマ:「効果的なコミュニケーション」
所感: 今回の研修を通じて、効果的なコミュニケーションの重要性を改めて認識しました。特に、相手の立場や感情を理解することの大切さに気づかされました。今後は、この学びを日常業務に活かし、より円滑なコミュニケーションを心がけたいと思います。
出張
テーマ:「新しい市場のリサーチ」
所感: 今回の出張で訪れた地域の市場は、私たちの業界にとってまだ未開拓の領域であることを実感しました。地元の人々との対話を通じて、新しいニーズや価値観を知ることができ、非常に有意義な経験となりました。これらの情報をもとに、新しい戦略の検討を進めていきたいと考えています。
日報
テーマ:「業務改善の提案」
所感: 今日の業務を通じて、現在の業務フローにいくつかの非効率な点があることを感じました。特に、データ入力の際の手間が多いと感じる部分があります。これを機に、業務改善の提案を検討し、より効率的な作業ができるよう努力したいと思います。
スピーチ
テーマ:「チームワークの重要性」
所感: 今回のスピーチを通じて、チームワークの重要性について深く考える機会となりました。一人一人が持っている強みやスキルを最大限に活かすためには、互いの理解と協力が不可欠であることを実感しました。今後は、チームの一員として、より良い関係性を築いていけるよう努めたいと思います。
所感の書き方についてのまとめ
所感はあなたが普段どのような心持ちで仕事に臨んでいるか上司にアピールする絶好の場です。成長の可能性をアピールし、さまざまな活躍の舞台を掴みましょう。あなたの可能性を広げるのは自身の心構え次第。この記事が参考になると幸いです。
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