伝わってますか?部下に上司の気持ちをわかってもらう3つの方法
あなたの気持ちは、部下に伝わっていると思いますか?
どんなに上司が部下に対して熱い思いを持っていても、大きな期待をしていても、それが伝わっていなければ「口うるさい上司」と捉えられ、温度差が広がってしまいます。
部下に自分の気持ちをわかってもらうにはどうしたらいいか、考えてみましょう。
部下に気持ちをわかってもらう方法
① 「怒る」のではなく「悲しむ」
怒りという感情は、自分のなかにある「こうあるべき」という思いが裏切られたときに生まれます。
本来は、「悲しい」「がっかり」といった感情を表現できたほうがいいのですが、怒りのエネルギーのほうが強力なために、「なんでミスしたんだ!」と、つい怒ってしまうのです。
こうなると、部下は萎縮するか反発するかのどちらかになってしまい、本当の思いは伝わりません。したがって、怒りを感じたときは、「こうしてほしい」という要望と、「どんな気持ちになっているか」を伝えましょう。
例えば、こんな具合です。
「こんな小さなトラブルでも、お客様の信頼を失ってしまうこともあるんだよ。今後は、もっと早い段階で報告してほしい。次に大事な仕事を任せていいのか不安になるからね。」
怒りの仕組みがわかると、いざ怒りを感じたときに、部下にどう伝えたらいいかもわかるようになります。
②部下の成長につながることを伝える
部下に仕事を振るときは、前向きに仕事をしたくなる「動機づけ」が大切です。動機づけに使えるのが、期待値の提示です。
仕事を依頼することで、どんなスキルを身につけてほしいのかをしっかり伝えましょう。部下は「期待されている」と感じ、自分のためになることが理解できれば、やる気を持って取り組んでくれます。
部下に自信がない場合、本当はもっとできるのに「ここまでしかできない」と勝手に枠を決めてしまうこともあります。そうならないためにも、「君ならできるよ!」という気持ちを示し、任せてみましょう。
無理と思っていた仕事をやり遂げることができれば、自信につながり「もっといい仕事がしたい」という動機づけになります。そうすれば、会社にとっても、部下にとっても、大きなメリットになります。
③✕「失敗しても責任は私がとる」◎「的確な指示をする」
上司に「責任は私がとる。だから君がいいと考えるやり方で思い切ってやってみろ!」と言われたとします。
その責任というのが、自分の評価には全く影響がないということであれば良いですが、上司が非を認めるとか謝るということであるなら、「そんなことしてもらっても別に意味はない」と思うでしょう。
つまり、責任を取る意味を明確にしなければ、その言葉はまったく響きません。
部下が上司に思っているのは、責任を取る取らないよりも、的確な指示を出してしてくれること。納得するまで説明してくれるとか、部下が自分で行動できるようにサポートをすることのほうが喜ばれます。
そうすることで、段々と上司から期待や仕事への情熱を感じ取るようになり、「ただ単に指示された仕事をこなす」という姿勢から、「上司と一緒に成果をあげていく」という姿勢に変化していきます。
まとめ
上司と部下の信頼関係は、言葉のかけ方一つで大きく左右されるもの。どんなに熱意をもって部下に働きかけても、伝わらなければ意味がありません。あなたの熱意が少しでも部下に伝わるよう、日頃のかかわり方から工夫をしましょう。
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