青学・原監督に学ぶ「自主性を尊重しモノ言える風土を作る」方法とは

最終更新日:2022年7月15日

2018年、箱根駅伝で青山学院大学の陸上部が4連覇を達成しました。一昔前はまったく無名だった青学陸上競技部が、常勝集団へと急激に生まれ変わったのです。その陰には、原監督のコミュニケーション力があったといわれています。

原監督はどのように学生と接したかを知れば、部下とのコミュニケーションについて生かせる部分がたくさんあります。青山学院大学の原監督から、部下とのコミュニケーション方法について考えます。

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自主性を尊重する風土を作る①自主的に管理させる

原監督はまず上意下達的な服従文化をやめ、コミュニケーションを大切にする風土を作りました。日本の教育システムは、指導者が解答を与えるスタイルですが、欧米では解答を自ら見つけ出させる教育が主流。そのため、教師が一方的に話すのではなく、教師は生徒とひたすらに対話をするのです。

体育会系部活やスポ魂的な会社組織において、トップダウンのカルチャーは根強く残っています。トップ→役員→管理職→一般社員の命令指示フローをコミュニケーションと呼び、最下層から最上層へとさかのぼったり、社員同士で横展開したりするコミュニケーションの仕組みはぜい弱です。

まず、部下の自主的な判断をゆだねるような風土を作ります。部下に目標を立てさせ、プレゼンさせ、チームで議論したうえで、自主的に管理させるのです。

最近の若者は上から命令されることを嫌がります。できるだけ、自分たちで答えを見つけ出させるような手法が合っているのです。

自主的に管理させる画像

自主性を尊重する風土を作る②常に問いかける

普通、監督は選手から「膝が痛い」と相談されれば「いつから痛いの?いつまでに治すように努力するの?トレーニングはどの方法でやりたい?」と問います。

しかし、これでは選手は聞かれたことに答えるだけで、自主的な考えを伝えていません。

監督からされるであろう質問の内容を想定したうえで、『足が痛いので、今回はトレーニングAで行きたいのですが、どうでしょうか?』というのが本当の相談であり、相談とは指示を仰ぐことではない、と原監督は言います。

相談を持ち掛けられたとき、一方的に自分の考えを押し付けるコミュニケーションでは、相手の成長を期待することはできません。

部下から相談をされたら「ではこの課題はどうしたらいいと思う?」と常に問いかけ、自主的な考えをプラスした相談をするように促していくことが大切です。

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自主性を尊重する風土を作る③怒るより諭す

原監督は大きな声で怒鳴らず、怒るかわりに選手のそばに寄っていき「なんだかなあ」とつぶやくといいます。そうすると選手は自分たちに何が足りないのか気づくのです。一方的に怒るよりも言葉でじっくり諭すほうが、部員たちの心に響くのです。

また、選手たちのやる気スイッチを押すために、選手が興味を抱く話題に置きかえて説明することもあります。選手が好きなアニメや流行の芸人など身近なネタを探し、ネタ帳に書き留めてストックしておくのです。

「徹底的な相手目線がコミュニケーション強者の証である。」と原監督は言います。部下とのコミュニケーションをとる際も、こうした相手目線に立った諭し方が大切です。

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部下とのコミュニケーション方法を見直そう

部下としっかりコミュニケーションがとれない上司は、部下からも信頼されず、周りからの信用も得ることができません。部下とのコミュニケーションに困ったときは、ぜひ原監督の手法からヒントを見つけてみてください。

部下とのコミュニケーションを活性化し、情報共有をよりスムーズにしたいと考える企業が増え、日報アプリを活用する企業が急速に増えています。

日報をアプリで管理することでどんな効用があるのでしょうか。人気の日報アプリ「gamba!」を例にご紹介します。

既読機能で日報の提出率向上/株式会社クリスク 取締役 CTO 芹沢氏

株式会社クリスク取締役CTO芹沢孝広氏

提出率が50%から100%に!

以前はメーリングリストを利用した日報共有を行っていました。しかし、「誰が読んでいるのかわからない」「読まれているのかさえわからない」という状態では、書くモチベーションが上がらず、「日報を書くのがめんどうくさい」という雰囲気が蔓延していました。

それが、gamba!を導入してからは、日報提出率が100%になりました。既読表示により、誰が読んだかわかることが大きかったのだと思います。

提出状況が一目で分かる

提出状況一覧」で誰が提出していないかすぐに分かります。また、提出を促す「リマインドメール」が送られるので、未提出の部下にいちいち「日報出して」と言う手間が省けて、管理がラクになりました。

提出状況一覧の画像

Googleカレンダーとの同期でより使いやすく

スケジュール表から日報に予定を転記するのは面倒でした。でもgamba!なら、クリック一発でGoogleカレンダーの予定をコピーできるので、「転記する手間が省けて、日報にかかる時間が短くなった。」と多くの社員から高い評価を得ています。

Googleカレンダーの画像

数字の見える化で売上前年比250%達成/opzt株式会社 代表取締役赤松氏

「日報×売上報告」で営業マンの行動量が2倍に!

1クリックで売上をグラフ化し、進捗が確認できます。達成率が見える化することで競争心が刺激され、「もっと上にいきたい」「褒められたい」といったモチベーションに繋がり、メンバー同士がこれまで以上に切磋琢磨するようになりました。

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「褒めるコメント」が部下の行動量を増やす

以前は紙の日報を取り入れていたのですが、私のところに上がってくるまでのタイムロスがありました。

またスタッフが増えるにつれて、「ファインプレーやクレーム、商談内容の共有ができない」「進捗状況や、誰が何をしているのかわからない」といった状況に頭を悩ませていました。

しかしgamba!を導入することで、スタッフの日々の動き、課題、毎日の目標やベンチマーク企業の動きなど、今まで見えていなかったものが見えてきました。そして何よりも、スタッフのモチベーションを高めることができたのです。

日報には「おめでとう」や「よくやったね」「お疲れ様」といったねぎらいの言葉をかけています。またアドバイスを求められたときは絶対に見逃さないようにし、真っ先に的確な指示を出すようにしています。

赤松社長

(左)opzt株式会社赤松社長 (右)株式会社gamba!松田副社長

柔軟さを持たせたテンプレートが日報を書きやすくする/ビズシード株式会社 取締役 田中氏

ビズシード株式会社取締役田中正人氏

「型にはまり過ぎない」テンプレートが情報を引き出す

我が社では次の4つを報告課題として挙げています。

  1. 報告・連絡・相談の「報・連・相」
  2. 作業内容
  3. 活動時間
  4. 翌日の予定

とはいえ、この内容に固執している訳でもありません。「型にはまり過ぎる」と日報を書くことがただの作業になってしまいます。日々の気付き、意見などを出しやすくするために「緩い感覚を大切に」しながら使っています。

gamba!を導入してからは、誰がどんな事を考えていて、今どんな進捗状況なのかまでわかるようになりました。周囲も積極的にフォローができるので、メンバー間の連携がよくなったと思います。

テンプレート

チャットで承認プロセスが早くなった

チャットはメールと違い、「お疲れ様です」などの挨拶文が要らないので、気軽にコミュニケーションが取れます。

「これやっていいですか」といった確認がいつでもできるので、移動中でも上司が承認できたりと、意思決定が早くなりました。

全てのリアクションも早まり、上下の情報共有、部門を跨ぐ横の情報共有、全社での情報共有が格段に良くなったと感じています。

チャットの画像

いますぐ日報アプリを導入しよう

外出先や移動中に日報を書いたり、部下にコメントを手早く返すことができれば、仕事の能率がグッとあがります。

日報のために、わざわざ会社に戻る必要はありません。便利な機能で、これまであなたのチームを煩わせていた作業を全て一掃することができます。

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日報もアプリでスマートに管理する時代。新しい日報の形をまずは無料で試してみてはいかがでしょうか。

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