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働き方改革の影に潜む3つの問題とは?

2017年3月13日

政府が積極的に推進している「働き方改革」、あなたの会社ではどのような取り組みを進めていますか?企業によっては長時間労働の是正のために、「20時になったらオフィスを消灯する」「PCにアラートが出て使えなくなる」「ノー残業デーを徹底させる」など、長時間労働を削減するための施策を行うところも出てきました。

ですが、それがすべて根本的な解決になっているといえるのでしょうか?今後、このような働き方の改革の取り組みの中で懸念される問題を3つ紹介させていただきます。

働き方改革の影に潜む画像

働き方改革の影に潜む問題① 持ち帰り残業

これまでと同じ業務内容、メンバー、マネジメント体制であるにもかかわらず、残業時間だけを規制してしまっては、当然ながら業務時間内に仕事が終わらない社員が出てきます。そうした社員が、やむにやまれず持ち帰り残業でカバーしているのが実態です。

上司から表立って「持ち帰ってやれ」と言われることはないものの、「帰りなさい、でも、明日までに終わらせなさい」という指示は、イコール「家でやれ」というのと同じ意味を示しているようなものです。

このように、暗黙の了解として持ち帰るのが「当たり前」な雰囲気ができてしまい、仕事帰りにカフェに立ち寄って仕事をするのが、日課のようになっている社員も数多く存在します。

働き方の改革で目指すアフターファイブの充実なんてものは、夢のまた夢の話なのです。むしろ、持ち帰り残業をすることによって残業代も出ず、ただ働きになるといった不満が生じかねません。

働き方の改革の取り組みとして、残業時間の削減を徹底するのであれば、本来の働き方を効率化させる指導や、個人個人の業務量の見直しなども同時に行っていく必要があるのです。

 持ち帰り残業の画像

働き方改革の影に潜む問題② 情報漏えいリスクと監督責任

会社によっては、外部から社内ネットワークにログインできなかったり、USB等へデータをコピーすることも禁じられているところも。個人情報を主に取り扱うような方は特にそのような規制が多くかかっていることがほとんどです。

そのような場合、どうしても会社で仕事の続きができない、けど終わらないし、終わらせないといけない…となった社員は、途中まで作成した資料を自分のプライベートアドレスに添付して送り、自宅でその続きをやるという行動に移す可能性があります。この場合、情報漏えいのリスクが伴い、大変危険。

職場であれば使用者の指揮命令下にあることが明らかなため、労働時間と認められやすいですが、自分の判断で仕事を持ち帰り、自宅で残業をしているような場合は、時間的・場所的な拘束を受けておらず、使用者の指揮監督が及んでいないため、原則として、労働時間にはならず、それが持ち帰り残業の「死角」となるという問題点もあります。

業務量が膨大で、持ち帰り残業が必然と思われるような場合や、上司がその事実を把握しながら黙認しているような場合は、過去の判例では労働時間と判断されるケースがほとんど。上司の指示の有無によらず、部下が持ち帰り残業をしている状況は、会社にとっては働き方の改革どころか、大きなリスクとなることを覚えておきましょう。

情報漏えいリスクと監督責任の画像

働き方改革の影に潜む問題③ 管理職の長時間労働

こうした状況を受けて問題となっているのが、管理職の長時間労働。労働基準法上に定められた「管理監督者」は、労働時間・休日・休憩時間について労働基準法上の規定が適用されません。そのため、残業規制で仕事の終わらない部下の仕事を、上司である管理職が引き受け、長時間労働となっている実態も増えているのも事実。

部下だけを帰らせてあげ、残していった仕事を延々と行う管理職の姿は今や多くの企業に存在します。部下が中途半端に仕上げていったものを上司が引き継ぎ、どこまでやったのかを確認しながら続きをすることは効率も悪く、一人の管理職に負担がかかりすぎることに。働き方改革の取り組みに潜む問題の犠牲になっているのは、部下という立場の人間だけではないのです。

働き方改革は本質的な仕事の効率化を目指すこと

多くの企業が「働き方改革」を行い、長時間労働の是正に取り組もうとしているが、本質的な仕事のやり方を変えずに在社時間だけを強制的に減らしたところで、仕事が終わらなかった社員は場所を変えて作業を行う状況になりかねません。本当の意味での働き方改革が浸透し、労働生産性を高めていくことは、重要な経営課題であり、意識改革を含めた抜本的な見直しが迫られているのです。

働き方改革で1番大切なことは、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を日々回し「習慣化」することです。オススメの手法は「日報」です。毎日のことなので、できる限り手早く報告するのがベスト。かといって、事務的に書くだけのためのものではなく、簡潔に伝えつつ、今日一日の仕事の中から得た気づきや学びを振り返ることで、より仕事のレベルを高めるツールです。

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また、PDCAが回しやすいテンプレートが標準で設定されている他、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日々の業務の中でPDCAサイクルを回し、目標達成を行うための機能が満載です。

本質的な仕事の効率化を目指す画像

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