社内SNSを比較 日報の活用ガイド

こんな社内SNSは失敗する!成功させるポイントと正しい運用方法とは?

2020年8月11日
  • アイディア提案や業務改善を募りたい
  • 部門や年次をまたいだ情報共有を促進させたい
  • 社内コミュケーションを活性化させたい

このような理由で社内SNSの導入を検討する企業が増えています。しかし、9割の企業が社内SNS導入に失敗するという現実をご存知でしょうか。

米ガートナー社の調査によると、社内SNSを導入した90%以上の企業が活用しきれず失敗に終わっているという衝撃の結果が出ています。

出典:米ガートナー社「9割の企業が社内SNS導入に失敗する」

 

実際、社内SNSと検索すると上位に出てくるのは「失敗」という言葉。いったい何がネックとなって失敗しているのでしょうか。解決するにはどうすれば良いのか?社内SNSを成功させる方法について解説します。

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なぜ社内SNSが注目されるようになったのか

社内コミュニケーションの不足は、業務効率の低下やコンプライアンス意識の低下、そして若手社員の離職につながるなど企業にとっては深刻です。HR総研の「社内コミュニケーションに関するアンケートによると、企業規模を問わず、8割近い企業が社内コミュニケーションに課題を感じていると答えています。

そんな中、TwitterやFacebookといったコミュニティーサービスを社内向けに応用したのが社内SNSです。プライベートで使われてたものが、なぜ企業でも採用されるようになったのでしょうか。そこには主に3つの時代背景があります。

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情報スピードが企業の生命線になる

買い物からニュースまであらゆるものをネットで行うこの時代。顧客の声に耳を傾け、いかに早く情報をキャッチするかが企業生命を分けます。そのため、企業は従業員から「現場の声」をいち早く聞きたいと考えるようになりました。提案が活発化していくことでイノベーションの創出に繋げたいと願っているのです。

 

モバイルワークの普及

タブレットやスマートフォンの普及により、働く場所がオフィスだけではなくなりました。代表的なのが在宅勤務やモバイルワークです。

特にモバイルワークの進化は目覚ましいものがあります。具体的には、移動中にスマホを使って商談を進めたり、モバイル端末で社内データにアクセスしたり、テレビ電話で会議に参加することが可能となったのです。

このような特定の場所に依存しないワークスタイルの増加により、Face-to-Faceのコミュニケーションからモバイルコミュニケーションへと変化しました。

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コミュニケーション方法の変化

かつて多くのサラリーマンが喫煙をしていた時代には、喫煙室が情報共有の場になっていました。「A社って○○らしいよ」といった競合情報を得たり、「うちのチームはこうやってるよ。」といった他愛のない会話から仕事のヒントになったのです。

しかし喫煙人口は減り、加えて若者の飲み会離れも進み、「飲みニケーション」は死語になりかけています。じゃあどうやって社内コミュニケーションを改善したらいいの?とたどり着いたのが社内SNSです。

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社内SNSが失敗する3つの理由

プライベートネタがSNS離れを起こす

社内SNSが盛り上がるポイントは、できるだけ多くの従業員が投稿すること。そのため会社は自由な書き込みを推奨し、まずは投稿するように働きかけます。

では何が投稿しやすいか?何も考えずに投稿できるのが、部署の打ち上げです。目標達成会と称した飲み会の写真を投稿するわけです。

親睦を深めている投稿が増えれば、一見コミュニケーションが増えたように感じることでしょう。でもよく考えてください。

もしあなたがオフィスで忙しく残業しているときに、社内SNSに隣のチームの飲み会写真がUPされたらどう感じるでしょうか。おそらくモチベーションが下がるでしょう。

一部の従業員による社内イベントの告知や、興味のない部活動に関する報告など、業務に関係のない情報が増えすぎると社内SNSを面倒に感じて、次第に見なくなります。いわゆるSNS疲れを引き起こすのです。

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常連メンバーしか使わなくなる

「数年前はFacebookを使っていたけど、今は投稿するどころか見てもいない。」という人は多いのではないでしょうか。私の周りでも、日常的に利用するのは一部のヘビーユーザーのみ。多くはビジネス絡みの宣伝記事です。

日常的に利用する従業員だけの偏ったコミュニティーが形成されると、他の社員は疎外感を抱きます。ますます社内SNS離れが加速し、見たい人だけが見るものになります。

結果、SNS好きな従業員のための趣味の延長線上になってしまうのです。

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強制力がないので投稿しない

社内SNSに書くことといえば、改善提案、ノウハウ、成功事例といったものが主となります。したがって全員が毎日投稿するわけではなく、自主的に投稿するのが一般的。

しかし人材不足の昨今、上司はプレイングマネージャーとして部下のマネジメントをしながら、自分のノルマをこなすようになりました。一方で、部下も「やれ生産性の向上だ、やれ残業を減らせ」と言われながら、一生懸命働いています。

そんななか、わざわざ社内SNSへ投稿する余裕があるのでしょうか。目の前のやるべきタスクをこなすのに精一杯のはずです。

そもそも、社内SNSへの投稿は毎日のやるべき業務の位置付けではありません。つまり書いても書かなくてもいい社内SNSは、日常業務の後回しになるのです。

では、投稿を習慣化させるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

日報をベースにした社内SNSなら投稿が業務の位置付けに

社内SNSを導入しても、現場の情報が上がってこないのでは意味がありません。「場を作れば盛り上がる」というのは幻想です。社内SNSで、職場がハッピーになるわけがありません。

社内SNSはあくまでも業務効率を向上させるためのものであることを周知し、社員には必要な情報だけをやり取りする場として認識してもらう必要があります。そこでオススメしたいのが、「日報」をベースとした社内SNSです。

 

業務に関わる情報を共有するという目的を持たせる

あなたの会社では日報を書かせていますか?日報という形ではなくても、メールやラインなど何らかの形で業務報告をさせている会社がほとんどではないでしょうか。日報であれば業務の一環として捉えることができ、社内SNSへの投稿を業務に位置付けることができます。

まとめ

承認欲求を毎日の業務に活かす

国境をも越えると言われる「承認欲求」。人気を誇るInstagramは、今の若者の承認欲求がいかに強いかを証明しています。これを仕事に活かしてもらう仕組みを作ればいいのです。

自分の仕事を認めてもらえることが更なる原動力となり、組織全体の強さへと繋がっていきます。日報共有を活性化し、従業員のスキルとモチベーションの向上に繋げましょう。

 

 

 

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