残業ナシって本当にいいの?働き方改革で注意すべき3つのポイント

最終更新日:2022年7月15日

最近頻繁に「働き方改革」という言葉を耳にします。それまでの業務を見直し、効率的な仕事ができるよう働き方を変え、残業を削減しなくす取り組みのことです。しかし、残業をなくしたら生産性が下がった、ということであれば意味がありません。

生産性の向上を図りつつ、残業をなくさなければならないのです。しかし、本当にそのようなことが可能なのでしょうか。働き方改革を実行するうえで、注意すべき点をご紹介しましょう。

残業ナシの画像

働き方改革で注意すべきポイント①残業させないだけでは仕事は増える一方である

「残業がない」という言葉だけを見ると、大変良いことのように思えます。しかし、業務の内容を見直さずに、ただ「残業をさせない」と決めることは危険な行為です。

残業ができなくなっても業務の内容が変わらないのであれば、確実に業務は残ってしまいます。そして残った業務は、家に持ち帰ってやらなければならなくなります。

これなら会社に残って残業をしたほうが、残業代が出るだけマシといえるでしょう。残業をなくすためには、それとともに業務の内容や取り組み方も見直す必要があります。

業務の無駄を省き効率を上げることで、短時間で業務を終わらせることができるようになり、生産性を向上させることにもつながります。

仕事増える画像

働き方改革で注意すべきポイント②利益が出る働き方を考える

業務の内容を見直し残業をなくすことに成功したとしても、その結果利益が減ってしまっては意味がありません。そのため経営者は、残業をなくしなおかつ利益に結びつくような働き方を模索する必要があります。

業務の効率化のみを目指し、やみくもに業務を減らしてしまっては利益まで減らしてしまう恐れがあるのです。例えば日本電産では、働き方改革を取り入れて収益を上げることに成功しています。

日本電産の永守会長は働き方改革を、「目的ではなく、生産性を上げて利益を改善させるための手段」ととらえていました。日本電産は、もともとは働き方改革とは全く逆の方向に進んでいた会社です。しかし利益率の改善を目指すためには、これまでとは違った働き方が必要だと考え、働き方改革を取り入れたのです。

日本電産では、利益を出すための働き方改革を行うために、人材投資にも力を入れました。このことも利益率改善に大きく貢献しました。このように、働き方改革をおこなうためには、それと同時に利益を上げるための方策も考えなければなりません。それができてはじめて、働き方改革が成功したと言えるのです。

利益が出る働き方の画像

働き方改革で注意すべきポイント③無駄なコストを削減することを意識する

企業というものは、意外と多くの無駄なものにコストをかけていることがあります。いるものといらないものを正しく見極めて、無駄なコストを省くよう心がけることで、無駄なことにさく時間を減らすことにもつながります。

例えばミーティング。私が以前勤めていた会社では、月に一度定例のミーティングが行われていました。しかし、何も話し合う内容がないのに「定例だから」という理由でミーティングが開かれることがあり、ミーティングの内容が雑談に終始することもありました。

このようなミーティングは時間の無駄。無駄なミーティングの時間を業務に当てることで、労働時間を減らし、コスト削減につながります。このように、無駄なコストを省くことを意識するだけでも働き方が変化し、残業を減らすことにつながることがあります。

無駄なコストを削減する画像

働き方改革を実現できる日報アプリはこちら

残業をなくすだけでは働き方改革は成功しない

働き方改革は、「従業員の残業をなくせばいい」という安易なものではありません。生産性を上げ、社員のモチベーションを向上させるような働き方改革を目指しましょう。1番大切なことは、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を習慣化することです。

オススメの手法は日報です。日報は、一日の仕事の中から得た気づきや学びを振り返ることで、より仕事のレベルを高めるツールです。日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」は、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日々の業務の中でPDCAサイクルを回し、目標達成を行うための機能が満載です。

全体

①行動を振り返り、修正できる

うまくいったことは、そのやり方を繰り返せば更に大きな成果が生まれます。日報でその日の仕事を振り返ることは、大きな意味があります。

書き方がバラバラだと、内容に個人差が出たり、報告すべき内容が漏れます。

gamba!にはフォーマットが用意されているので、何を書こうか悩んで日報作成に時間を費やしたり、報告漏れを防ぎます。

テンプレート

 

②情報の横展開ができる

メールだと1:1のやり取りになりがちです。日報は共有することに意味があります。

また、仕事がデキる社員の動きを学べば、全社員のスキルの底上げに繋がります。

上司のコメントから同僚のアドバイスまで共有できる

みんなからコメントがもらい、問題解決ができます。

また、いいところを褒めると、部下のモチベーションは上がります。

「褒める⇒モチベーションが上がる⇒さらに頑張る!」この繰り返しで、部下の行動量は増えるのです。

チームワークが良くなる

各事業部が今どんな取り組みをしているかはもちろん、誰がどんな事を考えていて、今どんな進捗状況なのかわかります。

そうすると、周囲も積極的にフォローができ、連携がよくなります。

 

③競争心に火がつく

日報と一緒に売上報告するだけで、達成率の推移をグラフ化できます。

メールの日報のように、メールとエクセルを両方開く必要はありません。

実績の見える化で競争心が刺激され、これまで以上に切磋琢磨する風土が醸成されます。

バーなし

 

④どこでも日報を書ける、読める、チャットもできる!

スマートフォンアプリがあるので、通勤途中に目を通したり、会社に戻らず直帰するとき、出先から日報を提出できて便利です。

さらに、LINEのようなチャット機能も搭載。LINEを業務利用すると、個人情報の流出の恐れなどセキュリティー面で危険が伴います。

仕事では、セキュリティー機能のある業務専用チャットを使うのがベター。

チャット

 

⑤Googleカレンダーからスケジュールを同期できる

日報を書くのは仕事終わり。疲れがピークに達し、早く書き終えて帰りたいもの。

そんななか、「今日何したんだっけ?」と思い出しながら書くのは時間がかかり、日報を面倒臭いと思わせる要因。

でもgamba!ならクリック一発でGoogleカレンダーの予定をコピー!複数の予定をカンタンに貼り付け、週報もラクラク作成できます。

カレンダー

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