仕事を選り好みする部下に伝えたい3つの対処法

「この仕事はやりたくありません」と、仕事を選り好みする部下にお悩みではありませんか?
やりたくないという気持ちの裏には、「これは自分の仕事ではない」「自信がない」「もっと大きな仕事がしたい」などさまざまな理由が隠れています。具体的に、どのような部下育成をするとよいのか3つの対処法を紹介します。
仕事を選り好みする部下への3つの対処法
① 将来にどう繋がるのか説明する
昔と今では、仕事のやり方や評価の仕方が変わってきています。今は成果主義であることが多く、自分の目標を達成することができなければ評価に響くことも。
そのため自分の目標達成に関係なさそうな仕事や、評価につながらなさそうな仕事は引き受けないという部下が増えています。しかし、自分に関係なさそうに見えるものが、実は自分の成果につながることがあります。
例えば華やかなフィギアスケート。あの華やかな演技は、地味なトレーニングを積み重ねたからこそできるもの。トレーニングが技術の向上のために欠かせないものだとわかっているからこそ、選手たちは努力を続けることができるのです。これは仕事においても同じことがいえます。
自分の目標達成に関係なさそうに見える仕事でも、仕事上のプロセスや、自分の能力の向上のためには不可欠なものだということはよくあります。部下に仕事を頼む際に、そのことをしっかり説明することで、仕事の重要性を理解することができ、仕事を選り好みすることは少なくなります。

② 一緒にやって成功体験を積み上げる
仕事を選り好みする部下の中には、「仕事に自信が持てないからやりたくない」と感じている者もいます。このような部下には、いくら仕事の重要性を説いたところで仕事のモチベーションにはつながりません。
この場合は、あなたが一緒にその仕事に取り組み、成功体験を積み上げると効果的です。上司が一緒に仕事をすることで、部下は安心して取り組むことができ、その仕事がうまくいく確率も高くなります。
それにより、業績に貢献できたりお客様や他の上司から感謝されたりすることがあれば、それが成功体験として心に刻まれます。成功体験の積み重ねにより仕事への自信が生まれ、次の仕事への意欲にもつながります。

③ 重たい仕事を割り振って失敗を経験させる
優秀で仕事ができる部下の中にも、仕事をより好みする者がいます。この場合は、先ほどとは逆に自分に自信がありすぎることが考えられます。自分に自信があるため、より大きな仕事に挑戦したがるのです。
この場合、わざと部下の手に余るような重い仕事を割り振り、失敗を経験させるというのもよい方法です。
子育てでも同じような場面があります。小さな子どもは自分の能力を正しく評価することができず、親がやっていることは自分もできると錯覚することがあります。こうなってしまうといくら無理だと言い聞かせても伝わりません。
そんな時はあえて好きなようにやらせてみるのです。もちろんうまくはいきませんし、痛い思いをすることも。しかし身をもって「無理だ」と認識することで、「やりたい」と駄々をこねることは無くなります。
部下の育成でも同じことがいえます。部下は仕事に失敗し、挫折を味わうことで謙虚になります。ただしこの方法をとる場合、致命的な失敗にならないように常に様子を見守り、危ないときにはフォローをすることが大切です。

仕事をより好みする理由を見定めて指導しよう!
部下の「この仕事はやりたくない」という一言には、部下によってさまざまな意味が込められています。これを間違って読み取ってしまうと、逆効果になることも。
効果的に育成するためには、上司は部下の言葉の裏側に隠されている意味を正しく読み取り、それに応じて育成の仕方を変えることが大切です。
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