リーダーシップ 日報の活用ガイド

メンバーの能力を引き出す方法①チームの課題を可視化する3ステップ

2021年1月23日
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メンバーの強みを最大限いかしつつ、チーム全体のパフォーマンスを上げて
いくためにリーダーは何をしたらよいか、全4回に渡ってお届けします。

第1回:チームの課題を可視化する
第2回:メンバーの強みを知る
第3回:役割と能力を共有して更なる強みを見つける
第4回:パフォーマンスを最大化する

チームの課題を可視化する3ステップ

まずリーダーがすべきことは、チームの課題(経営者の場合は会社の課題)を整理すること。
チームの課題は、チーム(会社)の「あるべき姿」と「現状」を定義して比較することで明らかになります。

 

STEP①チームのあるべき姿を描き出す

まず、考えるべきテーマを決めます。
(ここでは「業績を上げる」をテーマに考えていきます。)


次に、「あるべき姿」を箇条書きで思い浮かぶ要素をすべて書き出してみましょう。
書いたものは後で整理すればOKです。

例えば、「売上1億円」のように定量的なものと、
コミュニケーションを活性化させる」といった定性的なもので、
チームのあるべき姿をハッキリとさせていくと良いでしょう。

 

STEP②現状を洗い出す

あるべき姿に対する現状について、事実をあるがままに出していきます。あるべき姿と現状の両方を定義することで、その差分となるギャップを分析することができます。

 

STEP③GAPを考える

最後に、あるべき姿と現状を比較します。

 

例)定量的な場合

  • 理想:月間の平均売上が1,000万円
  • 現状:月間の平均売上が700万円
  • GAP:300万円

つまり、プラス300万円が必要ということになります。
このギャップこそがチームの課題であり、目標数値です。

考えられる施策としては、単価を上げる、広告を出す、営業を増員するなどが挙げられます。

 

例)定性的な場合

  • 理想:リピーターを増やす
  • 現状:リピーター率は横ばい
  • GAP:リピーターに繋がる動線がない

新たにリピーターに繋がる動線を作る必要があることがわかります
考えられる施策としては、メルマガを送る、顧客アンケートの実施、
次回購入の特典を用意などが挙げられます。

チームの課題を可視化するメリット

・チームのあるべき姿と現状をチーム全体で共有できる
・チームとしてどこに向かうのか、何をするのかを明確にできる
・課題を解決する優先順位やメンバーの役割を決めることができる

どのような理想を掲げていてもチーム内で共有ができていないと、
あるべき姿には到達することはできません。
リーダーはあるべき姿と現状を把握し、その中で課題があることを
認識できる環境」を作っていくことが大切です。

【今週のワーク】

ぜひ、この「あるべき姿と現状を定義して課題を可視化する作業を、
チームのメンバーと一緒にディスカッションする機会を設けて洗い出してみてください。

次回は、メンバーの強みをいかすために役割を決める方法についてご紹介します。

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