2020年10月22日ウェビナーレポート【もはや日報アプリではない。gambaが情報共有インフラになった】
2020年10月22日(木)に開催した、gamba!のWEBセミナーレポートをお届けします。
第4回のゲストは、カレー専門店「100時間カレー」を運営する
株式会社ARCSの米田周平代表取締役。
- どのように従業員の士気を高めているのか?
- どうすれば日報がベースの情報共有インフラを実現できるのか?
gamba!代表 松田充弘との対談方式でお話いただきました。
目次
数値管理はできていたがスタッフの感情の把握ができていなかった
まず、日報を始めようと思ったきっかけを教えてください。
店長が売上報告するための店舗毎の日報はありましたが、
スタッフが書く日報はありませんでした。
主にメールやLINEで情報共有をしていたんですが、
従業員がどのように感じながら働いているのか、何を
目標に働いているのか、把握できませんでした。
そのときの店舗数と従業員数はどのくらいでしたか?
3年前だから、20店舗100人位ですね。
うちは店舗出店のたびに新人が入ってくるので、彼らが
どんな研修を受けたか、どういう気持ちで働いているか
といった”所感”の部分が全くわかりませんでした。
それが一番気になってたところだったので、経営陣含め
全員がリアルタイムに状況を把握していきたかったとい
うのもあります。
数値的な部分は管理できていたけれど
スタッフの感情的な部分が掴めなかったというわけですね。
そうですね。何かいい日報システムはないかなと調べて
辿り着いたのがgamba!でした。KPI機能を使って目標
管理できたらいいなと思って。
試しにダウンロードしたその日に、松田さんから
「トライアルありがとうございます」と電話が来たんです。
ただアプリをダウンロードしただけなのに、連絡が来るなん
て思わなかったから、びっくりしましたよ(笑)。
でも丁寧に仕組みや手順を教えてもらい、
「これなら自社でも使える」と思って始めました。
サポートのおかげで
これまでgamba!を使い続けている理由を教えてください。
1つはgamba!さんのサポートのお蔭です。
機能説明だけでなく、どのように活用するかといったサポー
トまでしていただいたので。
また、使っていく中で「こんな機能があったら嬉しい」「こ
う改善してもらえたらもっと使いやすくなる」という提案を
させていただいていたのですが、そういった要望にも柔軟に
動いてくださったり、一緒に課題解決をしていってもらえた
ので、非常に日報運用がしやすかったですね。
返信要求機能はアークスさんからの提案がきっかけですよね。
あとはテンプレートをカスタマイズできるのがいいですね。
店長のテンプレート、新人のテンプレートなど、個人毎に
カスタマイズできるので、報告がしやすいです。
事業計画を逐一発信することでスタッフの不安を取り除く
コロナ渦で様々な企業の経営が難しくなっています。
特に飲食事業は閉店など縮小するところが多い中、80店舗
から130店舗へと出店拡大するというのは、業界の中でも非
常に目立つ動きだと思います。
日々どのようなことを従業員に発信しているのでしょうか?
緊急事態宣言が出た時、商業施設は軒並み休業した影響で、
私たちのテナント店舗も売り上げが立たない状況でした。
従業員の解雇は一切考えてなかったのですが、きっとみん
なは不安だっただろうし、会社がどのように考えているの
か知りたいだろうと。
だから「今こんな状況だけど、こんな展開を考えている」
と、不安の部分を取り除いてあげるように、会社が今どう
いう動きをしているのかをgamba!で発信していました。
「売り上げは一時的になくなるけれど大丈夫だ。コロナ渦
でも戦っていこう!」と。
当時はまだどういうウイルスかよくわかっていなかったの
で、スタッフやお客様を感染から守るにはどうすればいいか
調査しながら、私たちが取り組めるものは何かをgamba!で
発信し続け、コメント欄で質問対応もしていました。
そういった進捗共有がしやすかったですね。
gamba!のベースはSNSなので、会社の発信に対して従業員
がレスポンスするという双方向のやりとりがしやすいんです
よね。
直営店舗以外にどのような事業を展開してらっしゃるんですか?
デリバリー専門店とカレーの卸しです。
コラボしている養老乃瀧さんやカフェ、社食学食、スーパー
の惣菜コーナーなどに卸したり、オリジナル商品の店頭販売
もしています。
レトルトの売り上げだけは上がったので、通販のモデルが作
れれば、他で売り上げが落ちてもカバーできるようにと通販
事業を進めているところです。
コロナ渦でも、フランチャイズ店を3店舗新規オープンしま
したし、そういった前向きなことをgamba!で発信しています。
これからの事業展開計画や他事業部の動きを全従業員が確認
できるので、安心感を得ることができたんですね。
協力と団結でコロナ渦を乗り切る
出店の急加速をすると組織の中でひずみが起こりやすいもの
ですが、gamba!がうまく寄与できたことはありますか?
うちは人を大事にする会社です。
拡大路線に乗るには、役員からスタッフまで全員の方向性が
一致していることがすごく大事です。
スタッフがこの先どうなってしまうんだろうという未来に対
する不安を抱えながら働くと、会社の推進力を下げてしまいます。
そうならないように、休業してた直営店舗のスタッフは他業
態へどんな協力ができるか、みんなで知恵を出し合い一致団
結してみんなで頑張ることができたのは、gamba!があった
からこそできたと思います。
gamba!という日報型のSNSによって、お店に行かなくても
情報がつかめるし、米田さんもスタッフに情報を行き渡らせ
ることができたんですね。
リモートだった本部のメンバーとも、コロナ渦でどんな営業
をかければいいのかアドバイスをしたり、全てgamba!で行
っていました。
社内の全ての情報をgamba!に集約
gamba!を見れば会社の状況を掴める。
スタッフの皆さんはそう認識されているんですね。
gamba!を読めば、ここは上長が直接会って話した方がいい
なと判断ができるのがありがたいですね。
店舗だけでなく、スタッフの心の状態も把握できます。
うちは5つの事業業態がありますが、業態は違っても繋がっ
ている部分が多いんです。
例えば、通販を伸ばすために店舗でレトルトを配るといった
施策は、直営事業の責任者と通販事業の責任者がgamba!で
連絡を取り合いながら事業を進めたり。
これをメールでやりとりすると、他のメールに埋もれたり
返信が遅くなってしまいがちですが、gamba!でしっかりと
管理できるのが大きいですね。
なぜ、情報を取るならgamba!だということが浸透した
んでしょうか?
導入を決めた時に、「社内の全ての情報をgamba!に集約す
る」いうルールを決めましたね。
あと、gamba!に”楽しい”という雰囲気があるんですよ。
それは、部長やマネージャーがスタッフの日報にコメントを
ちゃんと入れるかにかかっていると思います。
僕は月初に必ず全員に「先月はお疲れ様、ありがとう!」と
いうコメントをしています。社長がちゃんと見てくれている
と思ってもらえるのが大事ですからね、ずっと心掛けています。
稟議や経費の申請もgamba!を活用
日報以外にもたくさんのグループがあるとお聞きしました。
稟議や経費の申請も、すべてgamba!で行っています。
例えば、備品の依頼を総務グループに投稿すれば、発送され
る仕組みにしています。
既読がつくので、ちゃんと読まれていることがわかるし、返
事が来ない申請については、返信要求で作業を促すこともで
きるのがいいですね。
フリートークというグループはSNS的な使い方をしていて、
趣味の活動から食事会の動画まで、スタッフがそれぞれ好き
なことをアップして和気藹々と楽しんでいますね。
なかなか他の店舗とコミュニケーションが取れないこともあ
って、ここで仲を深めています。
これからどんなことにチャレンジしようと考えていますか?
もっとブランディング化に力を入れたいですね。
現在、メーカーとのコラボしてレトルトの「カレーつけ麺」
を開発しているんですよ。「100時間カレーって何でも美
味しいよね!」とお客様に喜んでもらえるようになりたいです。
カレーをもっと美味しくする、トッピングでお客様に喜んで
もらうというのは常に考えて行かなければいけない課題なの
で、gamba!で社内の情報を共有してクオリティを上げるこ
とで多くのお客様に喜んでもらえる環境を作っていきたいと
考えています。
<株式会社アークスの会社情報>
有名カレー店がひしめく東京神田エリア。
この地で開催される日本最大級のカレーイベント『神田カレーグランプリ』で、
2回もグランプリを獲得!香味野菜や果物の旨みが溶け込んだカレーは、カレー
通はもちろんのこと、お子様やご年配の方まで幅広くファンを増やしています。
Webサイトはこちら https://100hourscurry.jp/
2012年より、日報アプリ「gamba!(ガンバ)」を提供しています。チームの結束力を高め、より良い成果を出すための環境を提供することで、多くの企業の変革を支援しています。10年以上のサービス提供、サポートの実績を誇ります。社内コミュニケーションや日報に関してはお任せください。