PDCAサイクルで「ヒット商品」を生み出す3つのポイントとは?
「ヒット商品」やサービスを生み出すことは、目標達成には欠かせません。消費者のニーズは常に変化し続けます。企業として競争に勝つためには、時代に合わせた商品やサービスの開発が必要です。
みなさんの会社でも売上の目標達成のために「ヒット商品」を生み出すことが求められているのではないでしょうか。「ヒット商品」を生み出し、育てるためにはPDCAサイクルの上手な活用が欠かせません。今回はPDCAサイクルでヒット商品を育てる3つのポイントを紹介します。
ヒット商品を生み出すPDCAサイクル
ヒット商品を生み出す1つ目のポイントはPDCAを回すこと。ヒット商品やサービスを生み出すには、サービスを市場に出したあと、いかに速くPDCAサイクルを回して改善を進めるかがカギです。PDCAサイクルはただ回すのではなく、速さが必要です。
PDCAサイクルを速く回せば、商品がヒットした場合、より多くの売上を出すために、どのようなポイントを改善すべきかが分かります。リリースした商品がヒットしなかったとしても、PDCAサイクルを回せば、何が良くなかったのかが分かり、改善させることでヒットするケースもあります。
完成度よりも市場投入を優先する
ニーズが多様化する中でヒット商品・サービスを生み出すには、完成度4割で市場に投入し、PDCAを回すことです。ヒット商品を生み出す2つ目のポイントは、完成度よりも市場投入を優先すること。では完成度よりも市場投入を優先させるには、具体的にどのようなステップが必要なのでしょうか。手順の一例を以下に提示します。
まず、まだ荒削りの段階でもアイディアを商品やサービスとして具現化し、市場に投入してみましょう。よくある失敗は商品の完成度を高めるために、開発に時間をかけすぎ、時期を逸してしまうことです。タイミングを逃さないためにも、完成度4割程度で、まずは市場に投入することが大切です。
次に、商品を市場に投入したら、顧客の反応をデータとして蓄積しましょう。当初想定していた商品の訴求ポイントと、顧客の感じるメリット・デメリットを比較します。開発時点での想定はあくまで仮説に過ぎません。実際の市場の反応をもとに、仮説の修正を繰り返すことが必要です。
最後は、顧客の声が確認できれば、その声に基づいて商品・サービスに修正を加えます。そして再度市場に送り出しましょう。顧客の反応をもとに修正した仮説に沿って、新たな打ち出し方を前面に出すことが重要。
仮説は一度検証して終わりではありません。このような、仮説に基づく商品開発⇒市場に出してみる⇒仮説を検証する⇒修正するというPDCAサイクルを高速で回してくことがカギです。
顧客の反応を元に改善を繰り返せ
ヒットを生み出す3つ目のポイントは、顧客の反応を元に改善を繰り返すこと。成熟した日本という市場では、同じ商品やサービスが一斉にヒットすることはほとんどありません。いきなり完璧を目指さず、できるだけ少ないコストで開発し、できるだけ早く市場に送り込みましょう。
顧客の反応を見ながら、修正をかけ、完成度を高めるというサイクルを繰り返すことが大切です。顧客の反応をしっかりと見ていけば、商品の完成度が上がります。顧客の反応を確かめる一例として、アンケートや口コミのチェックなどがあります。ヒット商品を育てるには、顧客の反応を元に、改善を繰り返すことが欠かせません。
PDCAサイクルを活用してヒット商品を生み出そう
ヒット商品はいきなり生み出すのではなく、PDCAサイクルを使って生み出すことが大切です。日本の市場が成熟する前であればヒット商品は完璧にして生み出すことができたかもしれません。しかし今は、ヒット商品を育てようとすれば、完成度よりも市場投入を優先することが欠かせません。
顧客の反応を元に、PDCAサイクルを速く回しましょう。自社でヒット商品の開発が求められている場合は、PDCAサイクルを上手く活用して、ヒット商品で育てていくのです。PDCAで1番大切なことは、日々地道にサイクルを回し続け「習慣化」することです。習慣化させるためのおすすめの手法は「日報」でPDCAを回すこと。
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