新人の失敗は上司の責任?ミスを減らす新人教育のポイント

最終更新日:2023年3月28日

 

新入社員のミスの多さに頭を悩ませている育成担当者は多いのではないでしょうか?
仕方ないと思う一方で、報連相がないことに頭を悩ませるケースも少なくありません。

しかし、新人のせいだけにしてしまっていいのでしょうか?
もしかしたら、指導方法に問題があるかもしれません。

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新人のミスが多い一番の原因とは?

新人のミスで一番多い原因が、質問をしないこと

分からないときに質問や相談ができないタイプの新人は、失敗を極度に恐れる傾向があります。
『仕事ができないやつだと思われたくない…』というプライドの高さから、なんとか自分で
解決しようと考え、問題を1人で抱えてしまうことも。

「なんてダメなやつなんだ…」と思うかもしれませんが、
深層には「自分で解決して1人前と見られたい」という欲求があるのです。

では、新人がミスをしないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
ミスを事前に防ぐために、上司が身につけたい新人教育を紹介します。

ミスを減らす新人教育のポイント

振り返りの時間を設ける

最初のうちはミスを多発するのは仕方のないことです。
大切なのは、なぜ失敗してしまったのかを自分で考えて、心に留めること。

そのために、今日一日を振り返る時間を作ってあげましょう

  1. どんなミスをしたのか?
  2. どうしてミスをしてしまったのか、自分なりの考えを書く。
  3. 明日への意気込みを書いて、前向きな気持ちで締める。

日報に書かせて、上司からフィードバックをもらうまでが1セットです。
その日報を元に、毎日10分の面談をするのも良いでしょう。

自分自身を冷静に見つめることができれば、ミスは確実に減っていきます。
ミスが減れば周囲からも評価されるようになり、実力を発揮できるようになるでしょう。

②こまめな声掛け

質問のハードルを下げる

「一度しか言わないから、よく聞いてね。」このセリフはプレッシャーをかけるだけです。
途中でわからなくなってしまっても言い出せず、結果として大きなミスに発展する可能性があります。

例えば…
ここは重要なのでよく聞いてね。もし分かりにくい点があったら、いつでも質問していいから。
というセリフの方が、新人は落ち着いて説明を聞くことができます。

説明した後に、理解した内容を自分の言葉で言ってもらうのもオススメです。

教育担当以外からの声掛けも大切

「声を掛けてくれた」ということは、「チームのメンバーとして認知してくれた」という証。

困っている時、たまたま近くを通った先輩から『大丈夫?』と声を掛けられ、
質問に答えてくれたら嬉しいですよね。
これは、問題が解決したことよりも、存在を気にかけてくれたことが嬉しいのです。

特にイマドキの新人は、「認められたい」「ほめられたい」という承認欲求が高いので、
こまめな声掛けが効果的です。

 

成功体験を積む

打たれ弱いイマドキの新人

従来は「失敗から学ばせる」という考え方が主流でした。
しかしイマドキの新人は、一度失敗すると長く引きずってしまいます。
その結果、職場が居心地悪くなり、辞めてしまうという選択をしがちです。

イマドキの新人は、学校生活やアルバイトにおける厳しい上下関係は少なくなってきました。
そのため、叱られることを単に「怒られている」と感じてしまう新入社員も少なくありません。
自分のために言ってくれた言葉だと理解できず、プレッシャーに感じてしまい、すぐに心が折れてしまいます。

小さな成功体験を重ねる

まずは、成功のための足がかかりを作ってあげましょう。
営業であれば、先輩の前でロールプレイングを積むのも良いでしょう。

人は物事をうまくできると自信を持ちます。これは、あなたも経験がありますよね。
たとえ小さなことでも、自分ひとりでできた成功体験や、キャリアを積んでいる感覚が、
仕事の自信につながっていきます。

つまり、成功体験は「自信を持つ体験」なのです。
ポイントは、小さなチャレンジを自分の力でやり遂げ、この経験を重ねること。

それができるようになったら、次は「チャレンジ」です。
努力しないとできない仕事や、自分で工夫する余地のある仕事を任せてみましょう。

コロナ時代の新人教育には日報がおすすめ

新人との関係構築は、一朝一夕にできるものではありません。
辛抱強くコミュニケーションをする必要があります。

一昔前ならば、飲みに行って相談などをしながら関係構築をしたもの。
しかし、最近はコロナの影響でそういったことはできません。

そこでオススメなのが、日報を活用したコミュニケーションです。

仕事内容や気づいた点を日報として報告してもらいます。
さらに、上司がコメントをつけていくと、自然なコミュニケーションをとることができます。
業務報告にコミュニケーションをのせる仕組みです。

新人教育の日報の書き方のポイントは下記で詳しく説明しています。
新人教育のための日報の書き方3つのポイント(無料テンプレートあり)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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