女性役員候補に必要なスキルを身につけさせる3つの方法
政府は、上場企業の役員に占める女性割合を2020年までに10%にするという目標を定めています。実際に、女性役員が在籍する上場企業の割合は、2013年の16%から、16年には30%に増加しています。
ですが、逆の視点で見るとこの数字は、70%の上場企業で女性役員が一人もいないという現状を物語っています。
経済効果の観点から見ると、女性取締役のいる企業の方が、いない企業と比べて株式パフォーマンスが良いというデータがあり、特にリーマンショックによる落ち込みからの回復が早かったこともわかっています。
女性役員候補者の発掘するには、単に女性たちに経営などの知識を身に付けてもらうだけではなく、具体的にどうしたらよいのでしょうか。順番に解説していきます。
目次
女性役員候補活躍のスキルアップ①役員になるためのトレーニング
女性役員の登場を阻害する要因に、女性が執行役員になることをサポートする雰囲気がないこと、経営者に女性を引き立てるマインドが足りないことがあげられます。
一方で女性側も、本当は能力があるのに、自信がなくてリーダーや管理者になりたがらない人も多く存在するのが事実です。
意欲がある女性でも、それを実現する仕組みが会社や社会になく、どこから手をつけていいかわからない状態に陥ってしまっており、非常にもったいないことをしているというのがわかります。
役員になる手前の段階の人材へ、成功への道筋を作るため、エグゼクティブとしての振る舞い方、発言の仕方、リレーションの作り方、自分のキャリアのブランドをどう作るか等をトレーニングするようなカリキュラムを取り入れ、積極的に女性社員たちに挑戦してもらうようにしましょう。
女性役員候補活躍のスキルアップ②交渉力の強化
交渉力は非常に重要です。交渉の成否を左右するポイントは、相手の利益や興味をどう満足させるか、代替案を示せるか、コミットメントを示せるか、といったコミュニケーションが大切。
交渉を通してリレーションシップを良好にし、ポジティブな効果を出すことを意識しながら行動することが必要になってきます。
女性は交渉事を対立ととらえてしまい、居心地悪く感じて、交渉自体を回避する傾向があります。仕事に就いている女性の20%が、自分は今まで交渉したことがないと思っているというデータも。
女性は自分のためではなく、誰かのために交渉することは得意で、もともと一般的には男性より女性の方がコミュニケーション能力は優れているといわれています。交渉の回避は機会損失につながり、部下や顧客からリーダーとしての信用、信頼を失いかねません。
そのためには、女性の「交渉」に対するイメージ改革が必要です。交渉するときにはWin-Winの関係をどうすれば作れるか、知恵を絞って臨むことも重要です。
また、即断即決するために俊敏力も非常に大事ですから普段からよく考えて準備しておく必要があります。
女性役員候補活躍のスキルアップ③決断力・客観視する・逃げない・好奇心旺盛
役員になると一挙手一投足を見られるので、会社のコアの価値観、ビジョン、ミッションを体現することが重要となります。どれだけ信頼を勝ち得て影響力を行使できるかがポイントです。
重視すべきは「決断力・客観視する・逃げない・好奇心旺盛」どんな変化も自分が成長できるチャンスととらえて仕事に取り組むことが大事なのです。
失敗や周りの目を恐れるのではなく、コツコツと努力して身に着けてきたスキルを信じ、逃げない姿勢でどんどんと新しい変化や挑戦に向かって進んでいきましょう。
女性役員が生まれる環境づくりが大切
昔から会社役員は男性が担っており、女性はよくてもその秘書などの立ち振る舞いであったことから、現代社会でもいまだに女性役員を迎える制度が整っていない会社はたくさんあります。上場企業でもそうです。
ですが、政府が動き出した今、女性は大きなチャンスの中にいる。交渉して信頼を勝ち取り、意思決定層に進みましょう。
働き方改革で1番大切なことは、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を習慣化すること。習慣化させるオススメの手法は「日報」です。
日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、日報テンプレート機能やGoogleカレンダー連携機能など、毎日のたった5分で仕事のレベルが確実に高まります。
①行動を振り返り、修正できる
うまくいったことは、そのやり方を繰り返せば更に大きな成果が生まれます。日報でその日の仕事を振り返ることは、大きな意味があります。
書き方がバラバラだと、内容に個人差が出たり、報告すべき内容が漏れます。
gamba!にはフォーマットが用意されているので、何を書こうか悩んで日報作成に時間を費やしたり、報告漏れを防ぎます。
②情報の横展開ができる
メールだと1:1のやり取りになりがちです。日報は共有することに意味があります。
また、仕事がデキる社員の動きを学べば、全社員のスキルの底上げに繋がります。
上司のコメントから同僚のアドバイスまで共有できる
みんなからコメントがもらい、問題解決ができます。
また、いいところを褒めると、部下のモチベーションは上がります。
「褒める⇒モチベーションが上がる⇒さらに頑張る!」この繰り返しで、部下の行動量は増えるのです。
チームワークが良くなる
各事業部が今どんな取り組みをしているかはもちろん、誰がどんな事を考えていて、今どんな進捗状況なのかわかります。
そうすると、周囲も積極的にフォローができ、連携がよくなります。
③競争心に火がつく
日報と一緒に売上報告するだけで、達成率の推移をグラフ化できます。
メールの日報のように、メールとエクセルを両方開く必要はありません。
実績の見える化で競争心が刺激され、これまで以上に切磋琢磨する風土が醸成されます。
④どこでも日報を書ける、読める、チャットもできる!
スマートフォンアプリがあるので、通勤途中に目を通したり、会社に戻らず直帰するとき、出先から日報を提出できて便利です。
さらに、LINEのようなチャット機能も搭載。LINEを業務利用すると、個人情報の流出の恐れなどセキュリティー面で危険が伴います。
仕事では、セキュリティー機能のある業務専用チャットを使うのがベター。
⑤Googleカレンダーからスケジュールを同期できる
日報を書くのは仕事終わり。疲れがピークに達し、早く書き終えて帰りたいもの。
そんななか、「今日何したんだっけ?」と思い出しながら書くのは時間がかかり、日報を面倒臭いと思わせる要因。
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