【 タイプ分け② プロモーター(明石家さんま)編】部下を育てる日報フィードバックの書き方

最終更新日:2023年11月30日

あなたは部下の日報にどんなフィードバックをしていますか?

アドバイスをしたつもりが、部下は「自分が否定されている」と受け取ってしまったり、褒めたつもりが逆効果になっているなんてこと、あるかもしれません。

  • 「なんでAはいつもマニュアル通りにやらないのか?」
  • 「なぜBはこんなに打たれ弱いんだろうか…」

 

もしこのように感じているとしたら、部下のタイプに応じて仕事の振り方や褒め方を変えてみてください。部下のマネジメントが驚くほどラクになります。効果的な日報フィードバックで部下の心をつかみ、モチベーションをアップさせましょう。

部下は大きく4つのタイプに分かれる

あなたの部下はどのタイプ?いまどき部下の4タイプ

部下とのコミュニケーションは、相手の性格に合わせて変えることで、より効果的に交わすことができます。そこで活躍するのが、コーチングにおける「タイプ分け™」という考え方です。
*【図解】「タイプ分け™」とは 〜あなたはどのタイプ?タイプ分けで上手くいくコミュニケーションを参考に作成。
相手のタイプを知ることで、どうやって話すと伝わりやすいのか分かり、部下とのコミュニケーションがスムーズになります。そこで今回は、お笑い芸人の明石家さんまさん(プロモータータイプ)の部下への効果的な日報フィードバック方法をご紹介します。
 
*タイプ分け™は株式会社コーチ・エィが開発した、臨床心理学、組織行動学などをベースにつくられたコミュニケーションの分類方法です。本記事は同社の「タイプ分け™」をもとに弊社の解釈で、コミュニケーション方法などを記載しています。

明石家さんまタイプ(プロモーター)の特徴

プロモータータイプは「他者に影響すること」を大事にしています。楽しいことが大好きな”ひょうきん者”で、チームを明るくするのが得意です。とにかく人から注目されたがり、『お調子者』と言われることも多いですが、多くの人に好かれます。

声も大きく、身振り手振りを交えてよく喋りますが、相手の話はあまり聞いていません。まさに明石家さんまさんがピッタリのイメージです。あなたのチームにこのような部下はいませんか?ここでは、プロモータータイプへのコミュニケーション術についてご紹介します。

 

褒めるときは大袈裟に

プロモータータイプは褒められると調子に乗り、ますます頑張ります。特に自分の行動に賛同してくれる、賞賛してくれるなど、周りに影響を与えていることに喜びを感じま。逆に、リアクションをもらえなかったら落ち込んでヤル気をなくします。

そのため、大袈裟と思えるくらいに褒めましょう。小さなことでも常に褒めることで、良い人間関係を築くことができます。「すごい!」「やるね!」などカンタンなフレーズで構いません。そうすれば周りを巻き込んで邁進していくでしょう。

 

  • 「天才だね!」
  • 「この企画、キミなら必ずできるよ!」

 

 

アイディアを引き出すには、まず肯定する

プロモータータイプはアイディアの創出を得意とします。しかし、そのアイディアを頭ごなしに否定されると、承認欲求が削がれてモチベーションが一気に失せます。彼らには、なるべく自由なアイディアを求めましょう。

そうすれば持ち前の発想力を発揮します。たとえイマイチなアイディアだったとしても、まずは肯定してあげましょう。そのうえで改善案を提示すると、素直に受け入れます。

  • 「色々考えてくれて素晴らしい!こうすれば更に良くなるのでは?
  • 「君ならもっといいアイディアが浮かぶと思って。」

明るいビジョンを語って興味をそそれば、持ち前の創造力と行動力を発揮してくれるでしょう。

楽しい未来を想像させて動かす

プロモータータイプは新しいことに挑戦するのが好きで、自分のやりたいことはエネルギッシュに取り組みます。しかし、いざ実行に移すと飽きっぽく長続きしなかったり、途中でスムーズに進まなくなる傾向があります。そのため、飽きさせないような声掛けや、行動を振り返る癖をつけると良いでしょう。

  • 「どこを修正すれば成功すると思う?」
  • 「今月の数字、期待してるよ!」

お気軽にご相談ください

15日間無料トライアル実施中
無料トライアルはこちら

1分で登録完了!