株式会社オールビジネスリンク
目的・効果

部署間の連携強化

数値目標の管理

主な活用機能

日報

KPI(目標)管理機能

お話を伺った方

代表取締役
新垣 進 さま

ホームページ

KPI管理で課題のボトルネックが明確に。成約数が1.7倍に増加!

主婦・ママ向けのパートタイム型派遣サイト「主婦のミカタ」を運営している人材派遣会社の株式会社オールビジネスリンク。「週2~3日だけ」「1日4時間」など、ライフスタイルを重視した女性の働き方を応援しています。

導入目的
  • 新事業を展開するにあたり、体制を見直そうと思った
課題
  • 事業のボトルネックがどこにあるのか分からなかった
効果
  • KPI機能でボトルネックを見える化し、営業利益が昨年比1.2倍増に!
  • 情報共有が活発化し、成約数が1.7倍になった

日報とKPIを連動させたマネジメントを目指していた

導入のきっかけ

近年、慢性的な人材難ということもあり、フルタイム人材の確保が難しくなっており、新たにパートタイム人材に特化した派遣サービスを始めることにしたのが導入のきっかけです。

そんなとき、事業について相談しているコンサルティング会社に、日報とKPIを連動させたマネジメントを勧められ、gamba!を導入することになりました。

当時、売上の半分をコールセンター向けスタッフの派遣事業が占めていました。一般的に、コールセンター向けの派遣事業は利益率が低くなりがちです。

改善できる箇所も少ないため、パートタイム人材に特化した事業を始めることにしたんです。そのためには、まずマネジメント自体を見直す必要があると考えました。

KPI管理で課題と改善ポイントが見えた

結果ばかりに目が行き、課題がどこにあるか分からなかった

以前は、数字の管理は売上利益という最終目標(KGI)のみ行っていました。しかし、売上利益のさらなる拡大を考える際、ボトルネックがどこにあるか十分な検証ができていませんでした。そこでgamba!のKPI機能を活用することにしました。

※KPIとは最終目標(KGI)へ到達するための”プロセス目標” 詳しくはこちら→https://www.getgamba.com/help/archives/4347/

改善ポイントが見えた

まず、KPIを受注数、職場見学数、決定数、終了数、マッチング数、仕事紹介数を設定しました。作業毎に日々数字を出すことで、どこに弱点があるのかを測っていくことにしたんです。

すると、 マッチング数に課題があることがわかりました。仕事のオーダーはある、人材もいる、なのに双方のマッチングができていませんでした。

gamba!のKPI管理機能

日報共有で成約数が1.7倍に!

情報共有できていないがゆえ、チャンスロスを招いていた

元々、日報は書いていませんでした。日々の報告は、営業メンバーがチームごとに朝礼と夕礼で行っていました。また、営業メンバーの7割がパートタイムスタッフのため、毎日出社している訳ではないため、情報共有や連携が難しい状況でした。

我々人材サービス業界は、マッチングから稼働までをどれだけ早くやるかが大事。しかしながら、パートタイム人材を活用して労働生産性を上げることと、情報共有を並行して行うのは難易度が高かったんです。

日報共有によって情報が飛び交うように

そこで、営業やコーディネータだけでなく、全員でgamba!を始めることにしました。

まずテンプレートで項目を設定したのですが、つい意気込んでたくさんの項目を設定してしまい、結果書くのが大変になってしまいまったんですよね。。そこで項目を見直し、「連携すること」という項目をTOPに設定し、情報共有をメインにすることにしました。

すると「こんな案件が新しく入りました」「すぐに動けるスタッフいます」といった情報が飛び交うようになったんです。結果、マッチング率が2倍になり、成約率が1.7倍に増えました。

また、顧客から要望があったのか、それに対してどんな動きをしたのかわかり、管理者としても具体的な指示やアドバイスがリアルタイムにできるようになりました。

パートタイマーのメンタルケアも

パートタイマーは正社員に比べて勤務時間が短い事もあり、相談したいことがあってもなかなか話す時間が取れません。
でも、gamba!を使うようになって「疑問点や不安なことがあっても、日報に書いておけば返事がもらえるので次の出社日も安心して仕事に取りかかることができる」といった声をもらいました。
また、成功事例の共有もできるので、スキルアップにも繋がっています
導入当初は日報を書くのは正社員のみでいいかなと思っていたので、全員でやってよかったなとあらためて実感しましたね。

情報共有が円滑になり、営業利益が昨年比1.2倍に!

プロセスの数値が見えると、改善ポイントがわかる」というのは目から鱗でした。KPI管理をすることで、課題であったマッチングを重点的に強化し、結果、一人当たりの生産性が1.2倍もアップしました。

これからは人材を送り込むだけでなく、その人材が派遣先の会社で活躍し、その会社の業績に貢献するところまでをやりきらないとダメだと感じています。

当社はソリューション営業力に強みがあるので、今後も更に力を入れて定着率を上げていき、顧客満足とサービス向上を目指していきます。