すぐに実践できる!営業日誌の書き方一つで業務を効率化

最終更新日:2024年3月8日

営業日誌をなかなか提出しない部下に手を焼いていませんか?
営業日誌はうまく活用しなければ、営業マンは書いてもただ時間の無駄と思うことでしょう。

では、営業マンが営業日誌を自分ごととして書くようになるにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは、効率よく成果に繋がる営業日誌の書き方をご紹介します。

成果に繋がる営業日誌の項目

営業日誌は項目をテンプレート化し、簡潔にまとめられるようにしましょう。項目をあらかじめ決めておけば、何を書かくか悩んだり、報告すべき内容を漏らすこともありません。読む側も、理解しやすくなります。

営業日誌はPDCAを意識する

営業日誌の項目は、PDCAサイクルを意識した項目にしましょう

  • 今日の目標(Plan):なるべく数値で
  • 今日の結果(Do):なるべく数値で
  • 良かった点(Check):よりうまくいかせる方法を考える
  • 課題点と改善点(Action):どうしたらうまくいくのか考える
  • 明日の目標:上司からのフィードバックを取り入れる

すぐに使える!営業日誌の無料テンプレート

営業力を高める日報テンプレートを2つご紹介します。無料でダウンロードもできるので、
ぜひご活用ください。

【日報テンプレート(時間管理なし)】

業務日報テンプレート_Google_スプレッドシート

【営業日報テンプレート(時間管理あり)】

営業日報テンプレート_-_Google_スプレッドシート

営業日誌 書き方のポイント

①具体的な改善策を示す

ポイントは、具体的な改善策を「所感」として書くこと。
所感とは、「感じたことに対する、分析や改善策を交えた自分の考え」です。

営業目標を達成できた場合

例)今日は50件の目標に対して、結果は100件、達成率は200%だった。トークスクリプトを作りスムーズに話を進められたことが要因と考えられる。ただ、情報を聞き出すことに苦戦したので、今後はより具体的な質問をすることで改善していきたい。

単に感じたことを書くのではなく、自分なりに分析をしたり改善策を考える習慣を作りましょう。
今後、どう仕組み化すればよいかも書けたら言うことなし!達成できたという上司へのアピールにもなります。

営業目標を達成できなかった場合

例)今日は50件の目標に対して、結果は25件、達成率は50%だった。目標が達成できなかった要因は、新規アポイントがとれなかったことにある。ターゲットとトークスクリプトを見直しを図りたい。

目標を達成できなかった場合は、「何が良くなかったのか?どうすればよくなるのか?」と考ましょう。
PDCAにおける「C:チェック(検証)」または「A:アクション(改善)」と捉えるとわかりやすいでしょう。

②成功要因を分析する

うまくいったこと書くことで、まず自分のテンションが上がります(笑)。これは仕事をしていく中で、最も大事なこと。ただし、「やったー!」とただ喜ぶだけではNGです。何がよかったのか、成功要因を自分なりに考えることが大切です

もしかしたら、たまたまうまくいったのかもしれません。でもそれを積み上げていくうちに、共通する成功要因に気づきます。「あ、こうすればいいんだ!」と気づいたら、それを繰り返せばいいのです。そうすれば、あなたのスキルは必ずアップします。

③ルートセールスや定期訪問で書くことがないときは?

ルートセールスや定期訪問など、繰り返し行っているから別に書くことがないということが起こります。そんなときは、「できたこと」を書くようにしてください。

  • どの企業に訪問し、どんな話をしたか
  • 今日は何社に行った
  • どんな資料をもって話しに行ったのか

どんな小さなことでも「できたこと」に注目することで、その習慣は営業マンの力になります。営業日誌は自己肯定感を高め、明日へのモチベーションを高めるツールなのです。

④上司からのフィードバックを明日の目標にする

上司からのフィードバックを明日の目標に活かしましょう。あまりフィードバックしてくれない上司には、質問や相談をしてみるのもオススメです。

営業日誌にはフィードバックが欠かせない

日報が続き、部下が成長するためには、より良いフィードバックが求められます。

褒める」「気づかせる」「考えさせる」フィードバック

例文

  • 「いいね!その調子で進めて行こう!」➡褒める
  • 「更に効果を高めるために、他に出来ることはある?」➡気づかせる質問
  • 「その改善案を具体的に進めるには、どうすればいいと思う?」➡考えさせる質問
ときには部下に考えさせるような質問をしましょう。自ら考えて行動できるように働きかけることも大切です。また、目標達成できなかったときは、「ここをこうすれば達成できたはず」とアドバイスを送れば、部下のモチベーションが維持できます。  

フィードバックがないと営業日誌は続かない

若手社員ほど、ちょっとしたアドバイスや情報に、仕事をうまく進めるきっかけを求めています。ぜひ、毎日の日報にフォードバックをしてあげましょう。そうすることで、「上司はちゃんと自分を見てくれている」と安心し、業務日誌をしっかり書くようになります。

書いても書かなくても誰も何も反応がないという状況では、営業日誌を書こうとは思いません。上司のフィードバック次第で、部下の成長に大きな違いが生まれます。

部下からも積極的なフィードバックを

フィードバックと聞くと、上司から部下へのフィードバックと捉えらがちですが、部下から上司へのフィードバックも大切です。上司が部下にフィードバックする義務があるように、上司から指示された改善点はどうなったのか、能動的に進捗を報告しましょう。

 
営業日誌にフィードバックする画像

Excelは古い?クラウドで営業日誌をもっと効率的に!

紙やエクセルの営業日誌から、これらのマネジメントをするのは大変です。

特にエクセルの営業日誌は、時系列で情報を追うことができません。
ファイルを1人分ずつ開いて閉じるを繰り返さないと、進捗状況や課題、全体のスケジュールが解りません。

営業現場がどのような状況か常に把握したい上司と、営業日誌を書く手間を軽減したい部下。
双方のストレスを軽減するには、日報の仕組みそのものを変えることが重要です。そこで
オススメなのが、スマホやタブレットを使って簡単に報告できる日報アプリです。

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