リーダーに求められる3つの条件とは?

最終更新日:2022年7月15日

 

会社の業績アップや、社内の雰囲気、新入社員教育は、優れたリーダーシップが必要です。リーダーの力量こそが社内コミュニケーションのカギになるだけでなく、会社の業績拡大の大きな足かせになることも。

そこで今回は「リーダーに必要な3つの条件」についてお伝えします。ぜひこれを読んで、あなたも優れたリーダーになる条件を押さえましょう。

優れたリーダーに求められる3つの条件

①明確なビジョンを示す

部下は自分の役割がわかるようになる

リーダーは目標、そして達成のための道筋を明確に示する能力が求められます。過去のどんな実績を元に計画され、そしてどこにゴールを置いているのか?具体的に共有しましょう。

さらに、誰がどんな役割をするのか、どれだけのマンパワーや経費が必要なのかも示すようにしましょう。部下が「自分が必要とされている」と思えるビジョンを提示することで、自分の役割や必要性を理解できます。

 

世界的な企業の経営ビジョン

「ビジョン」とは経営理念とも言い換えられます。世界的な企業は、ビジョンが明確です。

● ファーストリテイリング
「服のチカラを、社会のチカラに。」

 株式会社良品計画
「自然と。無名で。シンプルに。地球大。」

 Apple
「テクノロジーを介して何百万人もの人の生活を変える。」

 ヤフー株式会社
「情報技術で人々の生活と社会をアップデートする。UPDATE JAPAN」

● Google
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」

● スターバックスコーヒー
「人々の心を豊かで活力あるものにするために――ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」
 
● フェイスブック
「共有を広げ、世界をもっとオープンにし、人々のつながりを深める」
 
いかがでしょうか。

成功している企業は、ビジョンがすばらしいだけでなく、そのビジョンをしっかりと体現していることがわかります。ぜひ、あなたのチームでも、自分なりの合言葉をつくって、部下のモチベーションを上げましょう。

②優れたリーダーは「目標に期限を決める」

具体的な行動に落とすには期限が必須

優秀なリーダーは、目標に期限を設定することを徹底しています。

たとえば、「痩せたい」「年収1000万円を達成したい」と思っても、 具体的に行動をどう変えればよいかのイメージが湧いてこないので、具体的な行動に落とし込めません。

一方で、「3カ月で体重5キロ落とす」「40歳までに年収1000万円になる」と達成の期限を設定すると、「明日から夕飯の炭水化物はやめよう」「いまの会社では年収1000万円には届かないから転職活動をしてみよう」と、 具体的な行動が浮かびます

自分事になれば、達成するためにまず何をしようか、次にどうしようか、具体的なことまで考える必要が出てきます。確実に実行に移すには、「目標に期限を決める」ことはとても重要です。

 

行動計画を細分化す

目標達成の期限を決めることができら、次に細分化した行動計画を立て、その1つ1つをいつまでにやるかを決めましょう。

行動計画のポイント

①目標を1カ月で行動できる単位に分解する
②1カ月行動できる目標を、1週間の行動に分解する
③1週間で行動できる目標を、1日の行動に分解する

③「聞き上手」になる

部下が信頼を置くのは聞き上手

聞き出すのが上手い人が、優れたリーダーであると言っても過言ではありません。「聞き上手」といっても、単に社員の意見を聞く事ではなく、社員の能力、要求、提案、自発性、創造性を引き出せるようなコミュニケーションが求められます。

たとえば、部下の中には不平不満を並べて言う人がいたとします。その背景には「こうしたい」「こうしてほしい」と要求があります。このとき、その背景を聞き出し理解しましょう。

「あなたは○○と考えているのですね」「△△と感じているのだとわかりました」と、相手の言葉を使って確認することで相手は話した事を理解してくれたと感じます。

そうすれば、部下は上司を自分の良き理解者として尊重し、信頼関係がぐっと深まります

 

たまには会議で聞き役に徹する

たとえば、「今日の会議は聞き役になる」と言ってみましょう。社長が聞き役に回るということは、部下の発言が増えるということ。現場の声を拾うことができるだけでなく、自分の意見が評価されることで、部下のモチベーションも上がってきます。

また、部下への質門は、短いものを心掛けましょう。なぜなら、長い質問をすると、相手の答えは「はい」か「いいえ」になる可能性が高いからです。。逆に、簡潔に「これはどういう意味ですか?」と質問すると、相手は長々と詳しく説明してくれます。こういった相手から引き出す会話の技術も、優れたリーダーには求められるのです

個別のコミュニケーションでは、「なぜこの仕事に君が必要なのか」を伝えましょう。「君の能力がこの役割に適正である」、「この役割によって、君の成長の可能性がある」などの具体的に伝えるとよいでしょう。

まとめ

優れたリーダーシップを発揮するためには、大前提として「コミュニケーション能力」が不可欠です。リーダーが明確なビジョンを持っていたとしても、部下に伝わっていなければ、商品やサービスの改善につながるのは難しいもの。

しかしリーダーが率先して部下の意見を聞き入れ、組織が目指すビジョンを共有することができて、初めて強いチームが作られます。。ぜひあなたも、この3つの条件に当てはまるリーダーになるよう、日頃から意識してみましょう。

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