CRMツールオススメ14選|導入手順も解説【2023最新】
顧客管理がビジネス成功の鍵とされる今日、CRM(Customer Relationship Management)ツールはその中心的な役割を果たしています。だからこそ、正確な選び方と効果的な導入手順が求められます。
この記事では、なぜCRMツールが企業にとって重要なのか、2023年に注目されるCRMツール14選、さらには導入から活用までのポイントを詳しく解説します。効率的な顧客管理とビジネス成長を目指す皆さんにとって、この記事が一助となれば幸いです。
目次
なぜCRMツールが必要なのか?
ビジネス環境が日々変化する中で、顧客との関係性は企業の成功に直結しています。しかし、多くの顧客データや履歴を手作業で管理するのは時間も手間もかかります。そこで登場するのがCRM(Customer Relationship Management)ツールです。
顧客管理の重要性
優れた顧客管理は、長期的なビジネス関係を築くうえで不可欠です。顧客のニーズや問題点を早期に察知し、解決することで、信頼関係を深化させることができます。
営業・マーケティング活動の効率化
CRMツールを導入することで、営業チームやマーケティングチームは効率的に活動を展開できます。例えば、顧客データを一元管理することで、必要な情報を即座に引き出せ、戦略の調整もスムーズに行えます。
CRMツールとSFAツールの違い
CRMツールは、企業と顧客との関係性を最適化するための多機能プラットフォームです。これには、顧客情報管理、コミュニケーション追跡、マーケティング活動、さらにはカスタマーサービスといった多岐にわたる機能が含まれます。企業全体の戦略として顧客の満足度やロイヤルティを高めるために使われることが多いです。
一方で、SFA(Sales Force Automation)ツールは、営業プロセスを効率化することが主な目的です。具体的には、リード獲得から商談、契約に至るまでのプロセスを自動化する機能が多く搭載されています。例えば、営業レポートの自動生成、商談ステージの進捗管理、タスクリマインダーなどがこれに該当します。
要するに、CRMツールは「顧客関係の全体像」を見て統合的に管理するのに対して、SFAツールは「営業活動の一部」に特化し、その効率と成果を最大化する狙いがあります。この違いを理解して選択することで、より目的に合ったツールを導入できるでしょう。
CRMツールのメリット
CRM(Customer Relationship Management)ツールの導入は、ビジネス運営に多くのメリットをもたらします。以下、主なメリットを解説します。
顧客データの一元管理
CRMツールを使用すると、顧客に関する情報を一つのプラットフォームで一元管理できます。これにより、情報の共有や検索が容易になり、顧客サービスの品質向上が期待できます。
営業プロセスの効率化
営業チームは、CRMツールを通じてリードや顧客の管理が効率的に行えます。タスクの自動化やリマインダー機能もあり、営業の日常業務をスムーズに進めることができます。
ROI向上
CRMツールは、マーケティングキャンペーンや販売戦略の効果を分析する機能も多く備えています。これにより、投資対効果(ROI)の向上が期待でき、より効果的な戦略を組むことが可能です。
CRMツールのデメリット
CRMツールは多くのメリットを提供しますが、一方でデメリットも存在します。以下に主な点を挙げてみましょう。
導入コスト
多機能なCRMツールは導入コストが高くなる場合があります。特に小規模企業にとっては、初期投資が負担となることも。
操作の複雑性
機能が豊富なほど、操作が複雑になる可能性があります。スタッフが使いこなせなければ、その機能は活かされません。
データの依存度上昇
CRMツールを使用すると、顧客データが一元化されるため、システムのダウンやデータ漏洩が起きた場合のリスクが高まります。
低予算でも使えるCRMツール4選
日報アプリgamba!
特徴
- 商談記録の管理:
- gamba!は商談の記録を効率的に管理するツールとして活用できます。
- 商談の目的、内容、結果を簡単に報告し、後で見返すことができます。
- 顧客とのコミュニケーションの向上:
- 顧客名に顧客番号を付与し、後で簡単に参照できるようにすることで、顧客とのコミュニケーションを効率化し、他のメンバーとの情報共有もスムーズに行えます。
- 予定の共有と連携:
- Googleカレンダーと連携することで、予定の共有がスムーズになり、日報を書くスピードも向上します。
- この連携により、他のメンバーの予定を簡単に把握し、共有することができます。
料金
- 月額プラン: 1ユーザーにつき月額¥980、最低契約人数は5ユーザーです。
- 年間プラン: 1ユーザーにつき年間¥816、年間契約では2ヶ月分の料金がお得になります。最低契約人数は5ユーザーです。
おすすめユーザー
- 日報の提出率が低い企業: 従業員からの日報の提出率を向上させたい企業には、gamba!が非常に役立ちます。
- 日報の統一性が欠けている企業: 日報の書き方が各従業員ごとに異なり、読みづらい場合、gamba!のテンプレート機能を利用して日報の統一性を向上させることができます。
- 業務の進捗を正確に把握したい企業: 各従業員の業務の進捗を正確に把握し、管理したい企業には、gamba!が適しています。
ZOHO CRM
引用元サイト→ZOHO CRM公式サイト
特徴
- 一元管理: 顧客、リード、商談情報を一元化して管理でき、タスクやスケジュールも同様に管理できます。
- 高度な検索フィルターと複数通貨対応: 必要な情報に簡単にアクセスできる検索フィルターや複数の通貨を使用して取引データを記録できます。
- 営業プロセスの自動化: 定型業務を自動化し、営業チームが顧客対応に集中できるようにします。
- カスタマイズ: CRMのホーム画面やタブ名、ビューなどをカスタマイズでき、ビジネス要件に基づいて新しい項目を追加できます。
- 営業分析: データを自動で集計し、レポートを作成できるほか、営業活動や売上などの複数のレポートをグラフ化してビジネスの状況を視覚的に把握できます。
料金:
- スタンダード: 月額 ¥1,680
- プロフェッショナル: 月額 ¥2,760
- エンタープライズ: 月額 ¥4,800
- アルティメット: 月額 ¥6,240。
おすすめしたいユーザー:
- 初めてCRMを導入する企業: ZOHO CRMは操作性が良く、サポートも充実しているため、初めてCRMを導入する企業にとって利用しやすいとされています。
- 運用コストを削減したい企業: 他のCRM/SFAツールから乗り換えることで、運用コストを約80%削減できたという声があります。
- エクセルでの管理から脱却したい企業: 顧客情報をエクセルで管理していたが、ZOHO CRMを利用することで一元管理できるようになったとの声があります。
Lark
引用元サイト→Lark公式サイト
特徴
- 統合されたコラボレーションツール: Larkは、チャット、メール、ビデオ会議、カレンダー、ドキュメントなどを一つのプラットフォームに統合し、シームレスなコラボレーション体験を提供します。
- CRMテンプレート: 顧客情報の追跡、コミュニケーションの履歴、取引の詳細など、顧客との関係を管理するための包括的なツールを提供しています。
料金
- スタータープラン 50名まで無料
- PROプラン 1ユーザーあたり1,420円
- エンタープライズプラン 問い合わせ
おすすめしたいユーザー
- 営業チーム: 顧客とのコミュニケーションを効果的に管理し、取引の進捗状況を追跡することができます。
- マーケティングチーム: 顧客の興味や嗜好に基づいてターゲティングされたキャンペーンを実施することができます。
Kintone
引用元サイト→Kintone公式サイト
特徴
- 柔軟なカスタマイズ: kintoneは、フィールドの追加や削除、フィールドの属性の変更など、CRMのカスタマイズに必要な多くの機能を提供します。これにより、企業は自分たちのニーズに合わせてCRMをカスタマイズすることができます。
- プラグインの利用: kintoneは多くのプラグインを提供し、これらのプラグインを利用することで機能を拡張できます。しかし、プラグインの利用には別途費用がかかる場合があります。
料金
- スタンダードコース: 月額1,500円/1ユーザー(年額17,640円/1ユーザー)
- ライトコース: 月額780円/1ユーザー(年額9,170円/1ユーザー)
- ゲストユーザー価格: 月額1,200円/1ユーザー(年額14,110円/1ユーザー)または月額580円/1ユーザー(年額6,820円/1ユーザー)。
おすすめしたいユーザー
- 業務改善を目指す組織: kintoneは、業務改善クラウドサービスとして推奨されており、マーケティングや他の業務分野での利用に適しています。
- 最低ユーザー数に対する制約を受け入れられる組織: kintoneの導入には、最低5ユーザーからの契約が必要であるため、これに対応できる組織に適しています。
高機能なCRMツール10選
Salesforce
引用元サイト→Salesforce公式サイト
特徴
- 広範な機能: Salesforceは、顧客管理、案件管理、売上予測などの基本的なCRMの機能を提供するだけでなく、電子メールとの連携やワークフローと承認機能まで備えています。
- 利便性と使いやすさ: Salesforceは、誰でも簡単に操作可能なレポーティング機能を提供し、営業活動の可視化と改善を支援します。
- 高いカスタマイズ可能性: Salesforceは、エディションとライセンスの選択により、企業の特定のニーズと要件に対して高いカスタマイズ可能性を提供します。これにより、企業はSalesforceを自社のビジネスプロセスと完全に統合することができます。
料金:
Salesforceの料金は、主に利用するプロダクトとエディションによって異なります。特に、「Sales Cloud」の料金は以下のように設定されています:
- Essentials: 月額3,000円/ユーザー
- Professional: 月額9,000円/ユーザー
- Enterprise: 月額18,000円/ユーザー
- Unlimited: 月額36,000円/ユーザー。
お勧めのユーザー:
- 大規模企業: Salesforceは、大規模な組織や企業向けに設計された高性能なCRMツールであり、多くの大規模企業で利用されています。
- 営業およびマーケティングチーム: Salesforceは、営業およびマーケティングチームにとって、顧客データの管理と分析に非常に役立ちます。
- 技術的なスキルを持つユーザー: Salesforceは高いカスタマイズ可能性を持っているため、技術的なスキルを持つユーザーには特に適しています。これにより、ユーザーはSalesforceを自社の特定のビジネス要件に合わせてカスタマイズすることができます。
Hubspot
引用元サイト→Hubspot公式サイト
特徴
- 豊富なCRM機能: HubSpotはリードや顧客情報の効率的な管理、追跡、対応を実現するCRMツールであり、顧客とのコミュニケーションを一元管理できる機能を提供しています。メール、ソーシャルメディア、電話など、顧客とのあらゆるコミュニケーションが記録できるため、非常に便利です。
- カスタマイズと拡張性: HubSpotは中心となるCRM機能に加え、セールスツール、包括的なマーケティングツール、カスタマーサービスツールなどを提供しており、それぞれのツールは独立していて必要に応じて追加できるのが特徴です。
- インバウンドマーケティング支援: HubSpotは、特にインバウンドマーケティングを支援するツールとして設計されており、顧客へのアプローチだけでなく、コミュニケーションをより良く取るためにも利用できます。
料金:
HubSpotは無料プランを提供していますが、より高度な機能やサポートが必要な場合は有料プランも提供しています。具体的には、以下のような料金プランがあります
- Marketing Hub: Starter月額45ドル、Professional月額800ドル、Enterprise月額3,200ドル
- Sales Hub (SFA & CRM): Starter月額50ドル。
お勧めしたいユーザー:
- デジタルマーケティング初心者: HubSpotは、無料にもかかわらず利用できる機能が豊富で、デジタルマーケティングデビューに十分なツールを提供しています。
- 中小企業: 完全無料で利用可能であるため、中小企業を中心に、業界・業種を問わず、さまざまな企業で導入されています。
- マーケティング、営業、カスタマーサービスのチーム: HubSpotのCRMプラットフォームは、マーケティング、営業、カスタマーサービス、オペレーションにわたる社内の全チームが単一の記録システムを共有することを可能にするため、これらのチームにお勧めします。
Mazrica Sales
引用元サイト→Mazirica公式サイト
特徴
- ユーザーフレンドリーなデザインのUI: Mazrica Salesは、「現場ファースト」という製品コンセプトを持ち、営業現場が使いたくなるようなUI/UXを提供しています。レーダーチャートを用いて営業パーソンの強み・弱みをすぐに把握できたり、ランキング機能を通じて営業パーソンのモチベーション向上を図ることができます.
- 豊富な連携ツール: Mazrica Salesはグループウェア、チャット、請求管理など複数の業務ツールとの連携が可能であり、すでに使用しているツールと連携することでSFA/CRMの導入がスムーズに行えます。また、ipaasツールであるworkatoやBiztexとも連携が可能で、公開している外部ツール以外での連携も実現できる可能性があります.
- 迅速なカスタマーサポート: Mazrica Salesのサポートは、チャットでのお問い合わせ対応が迅速であり、SFA/CRMツールの使い方について詳しいサポートを提供してくれるという評判があります.
料金
料金に関しては、公式サイトや他の情報源で明確な情報を提供していないようです。詳細についてはMazrica Salesのサポートに直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
おすすめしたいユーザー
- 連携ツールを多用している企業
- 迅速かつ詳細なカスタマーサポートを求める企業
Knowledge Suite
引用元サイト→Knowledge Suite公式サイト
特徴
- ユーザーのカスタマイズと拡張性:
- ユーザー自身がカスタマイズできるシステムであり、また拡張性に優れています。これはCRMツールとして、企業の特定の要件やプロセスに合わせてカスタマイズできることを意味しています。
- 顧客情報管理とケース進行管理:
- 顧客情報の管理やケースの進行管理を効果的に行うことができ、これにより企業は顧客との関係をより良く管理し、顧客満足度を高めることができます3。
- ユーザーライセンスと料金の柔軟性:
- 一般的なSFA/CRMツールとは異なり、ユーザー数無制限で定額料金の制度があります。これは大規模な利用でもコストを抑えることができる点で有利です4。
- オフラインで獲得した名刺を効率的にデータ化:
- GRIDY 名刺CRM機能により、オフラインで獲得した名刺の情報を効率的かつ迅速にデータ化できます5。
- 簡単なWEBフォーム作成:
- CRMの機能として、WEBフォームを簡単に作成し、自社サイトに設置できることが特徴的です。この機能は、顧客からの問い合わせを効果的に管理し、集めることを可能にします6。
料金
- グループウェアプラン: 月額10,000円(ID数無制限、容量:10GB、超過1GBあたり2,000円/月)
- SFAスタンダードプラン: 月額50,000円(ID数無制限、容量:5GB、超過1GBあたり8,750円/月)
- SFAプロフェショナルプラン: 月額50,000円(ID数無制限、容量:50GB、超過1GBあたり8,750円/月)
おすすめしたいユーザー
- 初めてCRMシステムを導入する企業や、低コストでCRMツールを利用したい企業におすすめです。
- カスタマイズ可能で拡張性に優れたCRMツールを求めている企業にも向いています。
Sales Force Assistant
引用元サイト→SalesForceAssistant公式サイト
特徴
- 営業支援機能:
- Sales Force Assistantは、営業支援機能が充実しており、営業マンをアシストする真のSFA(Sales Force Automation)を提供します。営業の効率化と生産性の向上を目指して設計されています。
- スケジュール管理:
- 「NI Collabo Smart」との連携により、スケジュール管理が簡単になります。これにより、日常のタスクとアポイントメントの追跡が効率的に行えるようになります1。
- 製品の多様化:
- Sales Force Assistantは、営業スタイルごとの管理が可能で、営業活動に合わせた豊富な製品群を提供しています。これにより、さまざまな営業スタイルや要件に対応できる柔軟なソリューションを提供します。
料金
- クラウド版: 月額3,500円から。
- オンプレミス版: 5年利用の月額換算で667円。ただし、サーバーなどの費用は別途かかります。
お勧めしたいユーザー
- 営業効率と生産性を向上させたい企業や営業担当
- 低コストで高い効果を求める小規模から中規模の企業
- スケジュール管理や顧客情報の管理など、日常の営業活動を効率化したい企業
SHANON MARKETING PLATFORM
引用元サイト→SHANON MARKETING PLATFORM公式サイト
特徴
- 多チャネル管理: SHANON MARKETING PLATFORMはオフラインを含む多くのチャネルの管理に強みを持ち、豊富な機能を提供する国産のマーケティングオートメーション(MA)ツールです。
- 自動化機能: メールやダイレクトメール(DM)を自動送信でき、顧客の購買意欲の引き上げに効果を発揮します。
- リードナーチャリング: このツールはリードナーチャリングの仕組み化を可能にし、顧客関係の構築と管理を支援します。
- 複合検索機能: ユーザーは複合検索機能を利用してリードを細かく絞り込むことができ、効果的なアプローチを計画することができます。
- リードの一元管理: デジタル接点とアナログ接点の両方での全ての履歴がリンクされ、リードの一元管理を実現します。
料金
SHANON MARKETING PLATFORMは、無料プランを含むいくつかのプランを提供し、それぞれのプランは月額または年額で料金が設定されています。具体的な料金に関する詳細は公式ウェブサイトで確認することができます。
おすすめしたいユーザー
- 多チャネルの顧客エンゲージメントを管理したい企業。
- 効率的なリードナーチャリングと顧客関係の管理を求めるマーケティングチーム。
- 自動化と効率化を重視する中小企業および大企業。
BALES CLOUD
引用元サイト→BALES CLOUD公式サイト
特徴
- 顧客リストの一元管理:
- BALES CLOUDは顧客リストの管理を手助けし、アプローチ数や受注数は自動入力されるため、データ入力・更新の手間を減らせます。これにより、膨大な件数でも徹底した管理と分析が可能になります。
- 直感的なUI:
- シンプルでわかりやすいUIを備えており、設計・設定のためのエンジニアや研修は一切必要ありません。ツールの使い方や活用方法については、業務設計アドバイザーによるサポートも受けられます。
- メールの一括配信機能:
- メールの一括配信機能があり、開封した情報も把握できるので、見込み客の獲得に貢献します。
- ユーザーフレンドリーなサポート:
- サポートは丁寧で、新しい問題に対する相談に乗ってくれるので、ユーザーにとって非常に助かります。
料金:
- BALES CLOUDの料金は、月額6,000円で、初期費用は0円です。無料お試しについてはお問い合わせが必要です。
おすすめしたいユーザー:
- BALES CLOUDは、特にインサイドセールスに特化したツールであるため、インサイドセールスの効率化と高度化を目指す企業や個人におすすめです。また、200社以上のインサイドセールス支援実績を持っていることから、信頼性と実績が確認できます。
Customer Rings
引用元サイト→Customer RIngs公式サイト
特徴
- 顧客管理機能:
- 顧客の情報を一元管理し、それに基づいてマーケティング活動を行うことができます。
- セグメントごとの配信機能を提供し、顧客の属性に応じて自動でLINEメッセージを配信できます。
- デジタルマーケティング機能:
- LINE公式アカウントとの連携を提供し、デジタルマーケティングの実行部隊として機能します。
- サポートとカスタマイズ:
- 初期設定支援や3ヶ月間の無料初期コンサルティングサービスを提供し、ユーザーへの全面的なサポートを提供します。
料金
- 基本料金: 初期費用は60万円、設定支援費用は40万円、月額費用は98,000円〜(顧客件数2万件〜)となっています。
- LINE配信オプション: 初期費用は10万円、月額費用は5万円(10万通/月)です。
おすすめしたいユーザー:
- 中〜大企業: カスタマーリングスは、顧客の大量データを管理し、デジタルマーケティング戦略を実行する能力を持つ企業に最適です。
- マーケティング担当者: デジタルマーケティングの効果を最大化し、顧客との関係を強化するためのツールとして、マーケティング担当者に推奨されます。
Liny
引用元サイト→Liny公式サイト
特徴
Linyは、LINE公式アカウントの運用を支援するCRMツールで、以下のような特徴があります:
- チャットボット機能: 顧客とのコミュニケーションを自動化し、効率的に管理します。
- シナリオ設定: 顧客の質問や反応に基づいて異なるメッセージを送信できます。
- トークルーム: 1対1のトークルームで顧客と直接コミュニケーションをとることができます。
- セグメント配信: ターゲットとなる顧客グループに対してメッセージを送信できます。
- データ分析: 顧客のデータを分析し、マーケティング戦略を最適化できます。
- 他にも、URLクリック測定、コンバージョン計測、サイトスクリプト計測、スケジュール実行、クロス分析、流入経路分析、スプレッドシート連携などの機能があります。
料金
- スタートプラン: 月額5,000円、管理者数1人。
- ベーシックプラン: 月額39,800円、管理者数3人。
- プレミアムプラン: 月額69,800円、管理者数5人。 初期費用は49,800円で、LINE公式アカウントの料金は0~15,000円となっています。
おすすめしたいユーザー
- 初心者: LINEマーケティングを始めたばかりで基本的な機能を利用したい場合は、「スタートプラン」がおすすめです。
- 中級者: さまざまな用途でLINE公式アカウントを使う計画がある方や、既にLINE公式アカウントを運用していて、セグメントに応じて配信したい方は「ベーシックプラン」や「プレミアムプラン」がおすすめです。
KARTE
引用元サイト→KARTE公式サイト
特徴:
- ユーザーの感情と行動のリアルタイム視覚化: KARTEは、ユーザーの感情と行動をリアルタイムで視覚化し、これに基づいて個別の対応を可能にする機能を提供しています。
- 個別のユーザー対応: ユーザーの個々のニーズに合わせたおもてなしを提供できるように設計されています。
- 高度で多彩なデータ分析機能: KARTEは、多彩なデータ分析機能を提供し、1人1人のユーザーを深く理解することを可能にしています。
- 手厚いサポート体制: KARTEは、他の類似ツールと比較して、導入準備から運用までのサポート体制が非常に手厚いことが特徴です。このサポートは、企業がサイトのコンバージョン率を向上させる助けとなるでしょう。
料金:
- KARTEの公式ウェブサイトには料金情報が掲載されていないため、料金に関する詳細は直接問い合わせが必要です。
おすすめしたいユーザー:
- KARTEは、サイトのコンバージョン率を向上させたい企業や、高度なユーザー分析と個別のユーザー対応を実現したい企業におすすめです。
CRMツールの導入の手順
1. ニーズの特定
- ポイント: 自社が解決すべき課題や、達成したい目標を明確にします。顧客管理、営業支援、マーケティングのどの部分に焦点を当てるかを決定することで、必要な機能やスペックが明確になります。
2. 予算の設定
- ポイント: 導入コストはもちろん、運用に必要なランニングコストも考慮して予算を設定します。隠れたコスト(例:追加機能やアップグレード、サポート費用)も予め調査しておくとよいでしょう。
3. ツールの選定
- ポイント: 選定基準を設けてツールを比較検討します。例えば、操作性、拡張性、セキュリティ、そしてサポート体制など、多角的にツールを評価することが重要です。
4. プロトタイプ導入
- ポイント: 最初は小規模なプロジェクトや部署でテスト導入を行います。このフェーズでツールの運用フローを確認し、必要なカスタマイズや改善点を洗い出します。
5. 全体導入と運用開始
- ポイント: プロトタイプ導入でのフィードバックを元に、全体導入を行います。導入時のスムーズなデータ移行や、スタッフへのトレーニングもこのステップで計画します。
6. レビューと改善
- ポイント: 定期的に効果測定を行い、改善点を特定します。導入後は絶えずその性能を監視し、新しい機能追加やアップデートも柔軟に対応するようにします。
まとめ
顧客管理がますます重要になるビジネス環境で、CRMツールはその中心的な役割を果たします。この記事で紹介した2023年のオススメCRMツール14選は、多様なニーズに応える素晴らしいツールばかりです。
導入のメリットとデメリットを理解し、自社に合ったツールを選ぶことが成功の鍵です。導入から活用までのステップも解説しましたので、ぜひ参考にして、効率的な顧客管理とビジネス成長を実現してください。
日報アプリ「gamba!(ガンバ)」を提供しています。チームの結束力を高め、より良い成果を出すための環境を提供することで、多くの企業の変革を支援しています。10年以上のサービス提供、サポートの実績を誇ります。社内コミュニケーションや日報に関してはお任せください。