KPIとは何?意味や設定方法、KGIとの違いを徹底解説

最終更新日:2025年5月29日
KPIとは?ヘッダー画像

部長、会議で出てきた”KPI”って何のことでしょうか?

KPIとは目標を達成するために必要な指標のことで、例えば「期末までにお客様へ提案を⚪︎件以上行う」といったようなものが該当するよ。ポイントを解説するからしっかり覚えてね。

ビジネスに携わるうえで「KPI」という言葉はご存知かと思いますが、なんとなく理解している方も多いのではないでしょうか。

企業では上位の役職になるほど「数字で判断」する能力が求められます。
KPIの理解はマネージャーの資質に直結する重要な要素です。

この記事ではKPIの基礎として、意義や設定方法などをわかりやすく解説します。

KPI(重要業績評価指標)とは

  • KPIは「Key Performance Indicator」の頭文字を取ったもので、「重要業績評価指標」と訳されることが多いです。
  • 「Key Performance = 事業成功の鍵(達成したい目標)」をIndicator =  数値で表したもの」と覚えると理解しやすいです。
KPIとは事業成功の鍵を目標数値で表したもの
中尾隆一郎著/最高の結果を出すKPIマネジメント より引用

OKRとの違い

KPI(Key Performance Indicator)とOKR(Objectives and Key Results)は、両者とも組織の目標達成を支援するツールですが、アプローチが異なります。KPIは特定の業績指標を継続的に測定し、現状を把握するために使用されます。一方、OKRは野心的な目標(Objective)と、その達成度を測る具体的な結果(Key Results)を設定します。KPIが現状の測定に焦点を当てるのに対し、OKRは未来志向で、挑戦的な目標設定を促します。KPIは通常、100%達成が期待されますが、OKRは60-70%の達成でも良しとされ、より大胆な目標設定を奨励します。また、KPIは長期的に使用される傾向がありますが、OKRは四半期ごとなど、より短期間で設定・評価されることが多いです。

注目記事:【簡単解説!】「OKR」とは?具体例を解説

KGIとの違い

KGI (Key Goal Indicator) :
組織の最終目標。
例として「期末までに利益◯円達成」「売上目標◯円達成」が挙げられます。
今さら聞けない「KPI」と「KGI」の違いとは?

KPI(Key Performance Indicator)とKGI(Key Goal Indicator)は、組織の目標管理において密接に関連していますが、その役割は異なります。KGIは最終的に達成すべき目標を示す指標であり、組織の長期的な成果や戦略目標を表します。例えば、「年間売上高10億円達成」などが KGIに該当します。一方、KPIはKGIを達成するための過程で監視すべき重要な指標です。KPIは、KGIの達成に向けた進捗状況を測定し、日々の業務活動の効果を評価します。例えば、「月間新規顧客獲得数」や「顧客満足度スコア」などがKPIとなります。KGIが「何を達成するか」を示すのに対し、KPIは「どのように達成するか」を示す指標と言えます。KPIを適切に設定・管理することで、KGIの達成を効果的に支援することができます。

CSFとの違い

CSF (Critical Success Factor):
最終目標(KGI)を達成するために一番重要な要素。
例えば売上げアップをKGIと設定しているA社の場合を考えてみましょう。
売上は「提案数」×「販売金額」×「受注率」というように分解することができます。
これらのうちA社では提案数を改善できそうなため「提案数」をCSFに設定します。

KPI(Key Performance Indicator)とCSF(Critical Success Factor)は、ビジネス戦略において重要な役割を果たしますが、その性質と目的が異なります。CSFは、組織の目標達成や成功に不可欠な要素や条件を指します。これは定性的な概念であり、「顧客満足度の向上」や「効率的な供給チェーンの確立」などが例として挙げられます。一方、KPIは具体的で測定可能な指標であり、CSFの達成度を数値化して評価するために使用されます。例えば、CSFが「顧客満足度の向上」であれば、それに対応するKPIとして「顧客満足度スコア」や「リピート購入率」などが設定されます。CSFが「何が重要か」を示すのに対し、KPIは「どれだけ達成できているか」を示します。効果的な戦略実行には、CSFを明確に特定し、それに適したKPIを設定して進捗を管理することが重要です。

KSFとの違い

KSF(Key Success Factor)
目標達成に必要な重要な要因を指します。つまり、企業やプロジェクトが成功するために必要な要因を抽出する手法です。

KPI(Key Performance Indicator)とKSF(Key Success Factor)は、しばしば混同されますが、その役割と性質は異なります。KSFは、ビジネスや特定のプロジェクトにおいて成功するための重要な要素や条件を指します。これはCSF(Critical Success Factor)とほぼ同義で使われることが多く、定性的な概念です。例えば、「優れた顧客サービス」や「効果的なマーケティング戦略」などがKSFに該当します。一方、KPIは具体的で測定可能な指標であり、KSFの達成度や効果を数値化して評価するために使用されます。KPIは「顧客対応時間」や「広告投資収益率(ROAS)」など、具体的な数値目標として設定されます。KSFが成功のための重要な要素を特定するのに対し、KPIはそれらの要素がどの程度達成されているかを測定します。効果的な経営戦略には、KSFを明確に定義し、それぞれに適切なKPIを設定して進捗を管理することが重要です。

KPI,KPI,CSFの関係図

※「最高の結果を出すKPIマネジメント」をもとに作成

KPIを設定するメリット

KPIを設定することで、目標達成への道筋が明確になり、チームの進捗状況を可視化できます。具体的な指標により、業務の生産性と達成感が向上し、現状把握が容易になります。さらに、結果と原因の分析を通じて、継続的な改善のヒントを得られ、組織全体のパフォーマンス向上につながります。KPIは効果的な経営戦略の要となります。

目標に向けたアクションが明確になる

「いつまでに・何を・どれだけ」行えばよいか分かるようになります。
業務の生産性が上がり、達成感も向上します。

現在の状況が分かるようになる

チームでKPIを共有することで活動状況が測定しやすくなり、「自分のチームはどこに向かおうとしていて、問題なく進んでいるのか」が分かりやすくなります。

改善のヒントを得られる

結果と原因を分析することで、次のアクションに活かせるヒントを得ることができます。

KPIの具体的な設定方法

KPIの設定は、組織の最終ゴールを明確にすることから始まります。現状とゴールのギャップを分析し、達成に必要なプロセスをモデル化します。その後、重要成功要因(CSF)を特定し、具体的な数値目標と期限を設定します。この体系的なアプローチにより、実現可能で効果的なKPIを設定し、組織全体の方向性を一致させることができます。

最終ゴールを確認

メンバー全体とゴールを明確にします
企業なら「今年度末までに利益◯円達成」、営業チームなら「期末までに売上◯円達成」などが該当します。

現状とのギャップを確認

ゴールが明確になったら、次は現状とのギャップを確認します。
現状のまま進むと、ゴールとの差がどのくらいあるのか予測しましょう。

プロセスの確認・モデル化

現状のまま進むと売上目標(KGI)を達成できない状況を考えてみます。
この場合、売上向上の施策を考えなくてはなりません。
施策を検討するために売上が構成される要素を分解(モデル化)します。

売上が構成される要素は一般的には「販売数量×平均販売単価」で表現できます。
「販売数量」をより細かくすると「提案数×受注率(CVR)」と表現ができます。

結果、売上は「提案数」×「受注率」×「平均単価」と表現ができます。

CSFの設定

売上向上のために「提案数」×「受注率」×「平均単価」のいずれかを改善する必要があります。
この中から一番重要な要素をCSFとして設定します
CSFの設定方法は様々ありますが簡単な目安として、「向上しやすい要素はどれか?」という観点で検討すると理解しやすいです。

KPIの設定

CSFを「いつまでに」「どれくらい上げれば」ゴールを達成できるか計算したものがKPIになります。

※「最高の結果を出すKPIマネジメント」をもとに作成

KPI設定のポイント

KPI設定のポイントは、効果的な目標管理と組織の成功を導くための重要な要素です。SMARTの法則を用いた具体的で測定可能な目標設定、バランス・スコアカードによる多角的な評価、組織全体への適切なカスケードダウン、そして定期的な見直しと改善プロセスが含まれます。これらの手法を組み合わせることで、戦略的で柔軟性のあるKPI管理が実現し、組織の持続的な成長と目標達成を支援します。

KPI設定に便利なSMARTの法則

KPIをはじめとする目標設定の際に便利なのがSMARTの法則です。

下記の項目を満たすように目標を設定するとより理解しやすく、達成の可能性を高めることができます。ぜひ覚えておきましょう。

  • S:Specific(具体的である)
  • M:Measurable(計測可能である)
  • A:Achievable(達成可能である)
  • R:Relevant(関連している
  • T:Time-bound期限が明確である)

より詳しくSMART法則について知りたい方はこちらから
【6ステップで分かる!】SMARTの法則とは?

バランス・スコアカード(BSC)を活用したKPI設定

バランス・スコアカード(BSC)は、組織の戦略を包括的に評価・管理するためのフレームワークで、KPI設定に非常に有効です。BSCは4つの視点(財務、顧客、内部プロセス、学習と成長)から組織のパフォーマンスを測定します。財務の視点では売上高や利益率などの指標、顧客の視点では顧客満足度や市場シェアなどの指標、内部プロセスの視点では生産効率や品質管理などの指標、学習と成長の視点では従業員のスキル向上や革新的な製品開発などの指標を設定します。これにより、短期的な財務指標だけでなく、長期的な成功要因もバランス良く考慮したKPI設定が可能になります。BSCを活用することで、組織の戦略目標と日々の業務活動を結びつけ、より効果的なパフォーマンス管理を実現できます。

KPIのカスケードダウン:組織全体の整合性確保

KPIのカスケードダウンとは、組織の最上位の目標からスタートし、それを部門、チーム、そして個人レベルまで段階的に落とし込んでいくプロセスです。このアプローチの主な利点は、組織全体の目標と個々の活動の整合性を確保できることです。例えば、会社全体の目標が「年間売上高10%増加」の場合、営業部門のKPIは「新規顧客獲得数20%増加」、個々の営業担当者のKPIは「月間商談成立件数5件以上」といった具合に設定します。このプロセスでは、各レベルのKPIが上位の目標達成にどのように貢献するかを明確にすることが重要です。また、定期的なレビューと調整を行い、環境変化に応じてKPIを更新することで、組織の柔軟性と効果的な目標達成を支援します。

KPIの定期的な見直しと改善プロセス

KPIの効果を最大化するには、定期的な見直しと改善が不可欠です。まず、四半期ごとや半年ごとなど、適切な頻度でKPIの評価を行います。評価では、KPIが組織の現状と目標を正確に反映しているか、測定可能で実用的かを検討します。時代遅れになったKPIは、新しい戦略や市場動向に合わせて置き換えます。また、KPIの達成度だけでなく、そのKPI自体の有効性も検証します。このプロセスには、関係するステークホルダーからのフィードバックを積極的に取り入れることが重要です。さらに、KPIの改善を組織文化の一部とし、全従業員がその重要性を理解し、改善提案を行える環境を整備することで、より効果的なKPI管理が可能になります。定期的な見直しと改善により、KPIは組織の成長と変化に合わせて進化し続けます。

KPI設定のイメージ

「期末までに売上1,000万円達成」というゴールが設定されているA社の例を想定してみます。

  1. 売上を「提案数×平均販売単価×受注率」と分解します。
  2. この中から向上が見込める要素をCSFにします。
    調査するとA社では「2つ以上のサービスを提案すると、一つのサービスを提案するより受注率が10%から20%に向上する」というデータが見つかりました。
    「受注率アップ」をCSFとして設定できそうです。
  3. ゴールを達成するために、CSF(受注率アップ)を何回実施すればよいかを計算します。
    A社の平均販売単価は20万円。
    売上目標1,000万円 ÷ 平均単価20万円 ÷ 受注率20% =「期末までに250顧客への複数サービスの提案」がKPIになります。

日常生活でのKPIの例:

  • 健康管理
    KPI: 一週間の有酸素運動の回数
    例: 週に3回、30分以上のジョギングをする
  • 節約目標
    KPI: 月の食費の合計
    例: 月の食費を5万円以内に抑える
  • 学習・自己啓発
    KPI: 1ヶ月に読む書籍の数
    例: 月に2冊以上の書籍を読破する

ビジネスにおけるKPIの例:

  • 売上成長
    KPI: 月間の総売上
    例: 月間売上が前月比で10%成長する
  • 顧客満足度
    KPI: 顧客満足度調査のスコア
    例: 顧客満足度調査で平均スコアが90点以上を維持する
  • 製品の品質管理
    KPI: 月間の製品不良率
    例: 月に生産される製品の不良率が1%以下であること

KPIの設定方法を誤った逆SMARTとは

効果的なKPI設定には「SMART」の原則が重要ですが、逆にこれらの要素を欠いた**「逆SMART」のKPI**は組織の成果を阻害します。逆SMARTとは、曖昧で測定困難、非現実的で不適切、期限のないKPIのことを指します。

Not Specific(曖昧な)

曖昧なKPIは具体性を欠き、チーム全体の理解が困難になります。例えば「売上を向上させる」「顧客満足度を高める」といった抽象的な目標では、何をどの程度改善すべきかが不明確です。「新規顧客獲得数を20%増加」「リピート率を15%向上」のように、具体的な数値と対象を明示することが重要です。曖昧なKPIは行動指針が不明確になり、結果として組織全体のパフォーマンス低下を招きます。

Not Measurable(測定できない)

測定不可能なKPIは進捗管理や成果検証ができません。「従業員のモチベーション向上」「ブランドイメージの改善」など、定量化が困難な目標は適切なKPIとは言えません。測定可能にするには「従業員満足度調査で平均4.0以上を達成」「ブランド認知度を前年比30%向上」のように、具体的な指標と数値を設定する必要があります。測定できないKPIは改善点の特定が困難で、施策の効果検証も不可能になります。

Not Achievable(達成不可能な)

非現実的なKPIは組織のモチベーション低下を招きます。現在の売上が月1000万円の企業が「来月売上1億円達成」を目標にするなど、リソースや市場環境を無視した目標設定は逆効果です。過去のデータや業界平均を参考に「月間売上を前年同期比15%増」など、努力すれば達成可能な範囲での目標設定が重要です。達成不可能なKPIは従業員の士気を下げ、組織全体のパフォーマンス低下につながります。

Not Relevant(不適切な)

事業目標と関連性の薄いKPIは組織の方向性を混乱させます。例えば、売上拡大が最優先課題の企業が「社内イベント開催数」をKPIに設定するなど、本来の目標との整合性を欠いた指標は無意味です。KPIは必ず上位目標やビジョンと直結している必要があります。「新規顧客獲得数」「既存客単価向上率」など、事業成長に直接貢献する指標を選択することで、組織全体のベクトルを統一できます。

Not Time-bound(期限を定めていない)

期限のないKPIは緊急性を欠き、継続的な改善が困難になります。「売上を2倍にする」「市場シェアを拡大する」など、いつまでに達成するかが不明確な目標では、日々の業務における優先順位が定まりません。「2025年12月末までに売上を前年比120%達成」「第3四半期末までに市場シェア15%獲得」のように、具体的な期限を設定することで、逆算した行動計画の策定が可能になり、組織全体の推進力が向上します。

KPIを設定する上での注意点

KPI設定時の注意点は、効果的な目標管理の鍵となります。まず、全メンバーでゴール(KGI)の認識を共有し、現状とのギャップを理解します。次に、KPIの実現可能性を確保し、シンプルで誰もが理解できる指標を設定します。さらに、定期的な振り返りの機会を設け、PDCAサイクルを通じて継続的な改善を図ります。これらの点に注意することで、より効果的なKPI管理が可能になります。

メンバー同士でゴール(KGI)の認識は揃っていますか?

関わるメンバーでKGIと、「現状とKGIとのギャップ」を明確にしましょう。

KPIに実現性はありますか?

KPIに実現性が無ければ意味がありません。実行可能な範囲での目標設定と、CSFの設定をしましょう。
例えば「提案数を増やす」というCSFを設定したとしても、実行のためには時間も手間も増加します。そうした問題も考慮に入れながら進めていきましょう。

誰でも理解できるKPIになっていますか?

KPIを設定したとしてもメンバーが理解できなければ効果はでません。
できる限りKPIはシンプルに、誰でも理解できるような内容を設定しましょう。

振り返る機会を作りましょう

KPIを達成できなければなぜそうだったのか?
達成できたならば何が良かったのかを振り返ってみましょう。
PDCAサイクルを踏まえて振り返ると、よりうまくいきます。
【準備が大事】PDCAの基本から具体的事例までわかりやすく解説【実践シートつき】

KPIの活用事例

KPIの活用は、様々な業界で具体的な成果をもたらしています。Eコマース企業では顧客満足度向上に、製造業では生産効率の改善に、サービス業では従業員エンゲージメントの向上に活用されています。適切なKPIを設定し、それに基づいた施策を実施することで、企業は具体的な目標達成と業績向上を実現しています。これらの事例は、KPIが組織の成長と競争力強化に重要な役割を果たすことを示しています。

1. Eコマース企業における顧客満足度向上

Eコマース大手のA社は、顧客満足度向上のためにKPIを活用しました。主要なKPIとして「カスタマーサポート応答時間」と「返品率」を設定。カスタマーサポートの応答時間を24時間以内から12時間以内に短縮する目標を立て、チャットボットの導入や社内研修の強化を実施。同時に、返品率を15%から10%に下げるため、商品説明の改善と品質管理の強化を行いました。結果、6ヶ月後には顧客満足度が15%向上し、リピート購入率も20%増加。KPIの活用が具体的な施策とその効果測定につながり、ビジネス成果の向上に直結しました。

2. 製造業における生産効率の改善

製造業のB社は、生産効率を向上させるためにKPIを導入しました。主なKPIとして「生産ライン稼働率」と「不良品率」を設定。生産ライン稼働率を75%から85%に引き上げる目標を立て、予防保全の強化と段取り時間の短縮に取り組みました。不良品率は3%から1%以下への削減を目指し、品質管理プロセスの見直しと従業員教育を実施。1年後、生産ライン稼働率は目標を上回る88%を達成し、不良品率も0.8%まで低下。これにより、生産性が20%向上し、コスト削減にも成功。KPIの活用が具体的な改善活動を促進し、製造プロセス全体の最適化につながりました。

3. サービス業における従業員エンゲージメントの向上

サービス業のC社は、従業員エンゲージメント向上のためにKPIを活用しました。主要なKPIとして「従業員満足度スコア」と「離職率」を設定。従業員満足度スコアを5点満点中3.2から4.0に引き上げる目標を立て、定期的な1on1ミーティングの実施やキャリア開発プログラムの導入を行いました。同時に、離職率を年間20%から15%に下げるため、福利厚生の拡充とワークライフバランスの改善に取り組みました。1年後、従業員満足度スコアは3.8まで向上し、離職率も16%まで低下。サービス品質の向上と顧客満足度の改善にもつながり、KPIの活用が組織全体の好循環を生み出しました。

まとめ

KPI(Key Performance Indicator)は、組織の目標達成に向けた進捗を測定する重要な指標です。KGIが最終目標を示すのに対し、KPIはその目標達成のための過程を数値化します。KPIを設定することで、目標に向けたアクションが明確になり、現状把握や改善のヒントを得やすくなります。効果的なKPI設定には、SMARTの法則やバランス・スコアカードの活用が有効です。また、組織全体での整合性確保のためのカスケードダウンや、定期的な見直しと改善プロセスも重要です。KPIは様々な業界で活用され、顧客満足度向上や生産効率改善、従業員エンゲージメント向上など、具体的な成果につながっています。適切なKPI設定と管理は、組織の成長と目標達成を効果的に支援する強力なツールとなります。


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