【簡単解説!】「OKR」とは?具体例を解説

最終更新日:2023年7月4日

高いパフォーマンスを発揮するためには、目標設定とその達成が重要です。そのための戦略的な手法として、OKR(Objectives and Key Results)が多くの企業で導入されています。

この記事では、OKRがどのようにして目標達成を促進し、組織全体の成長を支えるのかについて詳しく解説します。

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OKR(Objectives and Key Results)とは

OKRは、目標管理手法の一つであり、企業や組織が戦略的な目標を達成するために使用されています。この方法論は、シリコンバレーの企業を中心に普及しており、特にGoogleが採用して以降、世界中の様々な企業で導入が進んでいます。

OKRは、組織全体のビジョンや戦略を分かりやすく具体的な目標に落とし込み、成果を測定できる指標を設定することで、目標達成に向けた取り組みを促進します。

OKRの構成要素

OKRは、「Objectives(目標)」と「Key Results(主要成果)」の2つの要素で構成されています。目標は、組織が達成したい具体的な成果を示し、明確でインパクトがある形で表現されるべきです。主要成果は、その目標を達成するためにどのような結果が求められるかを定量的に示す指標であり、目標の達成度合いを測るために用いられます。

OKR利用におけるメリットとデメリット

メリット

1. 透明性の向上:OKRは、目標と進捗状況を組織全体で共有することを重視します。その結果、各メンバーやチームの目標やその進捗状況が明確になり、組織全体の方向性が共有されるようになります。これにより、チーム間の連携がスムーズになり、組織の意思決定が迅速かつ効率的に行われるようになります。

2. 集中力の向上:OKRは、優先すべき目標を明確にします。これにより、各メンバーやチームは目標達成に向けて集中して取り組むことが可能となります。また、それに伴う成果指標を設定することで、効果的な行動計画を立て、リソースを効果的に活用することが可能となります。これにより、生産性の向上が期待できます。

3. 自律性の促進:OKRでは、目標設定の過程で各メンバーやチームが自らの目標を設定し、それを達成するためのアクションを考えることを求められます。これにより、組織内のメンバーが自律的に取り組む姿勢が育ち、組織全体の成長につながります。

デメリット

1. 目標設定の難しさ:OKRでは、挑戦的でありながら達成可能な目標設定が求められます。そのため、組織の状況や市場の動向を正確に理解し、それを反映した目標とキーリザルトを設定する必要があります。これには、一定の経験や知識、そして時間が必要となります。

2. 運用の手間:OKRは、定期的なレビューとフィードバックが必要となります。具体的な目標達成の状況を確認し、改善点を見つけ出し、次の目標設定に反映させるために

OKRとKPI:二つの目標設定手法の関係性

OKR(Objectives and Key Results)とKPI(Key Performance Indicators)は、どちらも組織や個人のパフォーマンスを測定し、改善を促進するための管理手法です。それぞれ異なる視点から目標設定と達成を支えています。

OKRは、先ほど説明したように戦略的な目標設定とその達成を促進するフレームワークであり、組織全体のビジョンや戦略を明確で具体的な目標(Objectives)と主要な成果(Key Results)に分解します。これにより、組織全体の目指すべき方向性が明確化し、その達成度を測るための具体的な指標が設定されます。

一方、KPIは、組織や個人の業績を評価するための主要な指標であり、具体的な数値目標を設定し、その達成状況を定期的にモニタリングします。これにより、組織全体や個々の業務のパフォーマンスが把握可能となり、結果に基づいて改善活動を行うことが可能となります。

これら二つの手法の関係性としては、一般的にはOKRがより戦略的でビジョンに基づいた目標設定を支え、KPIがそれを具体的な業務のパフォーマンス評価と結びつける役割を果たします。つまり、OKRで設定された大きな目標に向けて、KPIを活用しながら各業務のパフォーマンス改善を進めていくことが、組織全体の目標達成につながると言えます。

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OKR(Objectives and Key Results)の具体例

以下に、OKRの具体例をいくつかご紹介します。

①ソフトウェア開発チームの場合

Objective(目標):ユーザー体験の向上
Key Results(主要成果):アプリのクラッシュ率を次のクォーターで5%減少させる。アプリのレスポンスタイムを20%改善する。ユーザーレビューの平均スコアを4.5以上にする。

②営業チームの場合

Objective(目標):新規顧客の獲得
Key Results(主要成果):新規リードを次のクォーターで20%増やす。新規顧客の獲得数を前クォーター比で15%増加させる。新規顧客からの初回注文の平均金額を10%増加させる。

③ マーケティングチームの場合

Objective(目標):ブランド認知度の向上
Key Results(主要成果):次のクォーターでのウェブサイトの訪問者数を30%増加させる。SNSのフォロワー数を25%増加させる。メディア露出を前クォーター比で20%増やす。

まとめ

この記事では、目標達成を促進する経営手法としてのOKR(Objectives and Key Results)について詳しく解説しました。OKRは目標と成果指標を明確に設定し、組織全体が目標達成に向けて効果的に取り組むことを支えます。透明性の向上、集中力の向上、自律性の促進という3つの主要な利点を通じて、組織全体のパフォーマンスを最大化することが期待できます。

また、OKRとKPI(Key Performance Indicators)という別の目標設定手法との関係性についても説明しました。OKRはより戦略的な視点から目標設定を支え、KPIはその達成を具体的な業務のパフォーマンス評価と結びつけます。これら二つの手法を組み合わせることで、大きな目標に向けた具体的なアクションと結果の評価が可能となり、組織全体の目標達成につながります。

OKRとKPIの適切な利用と組み合わせにより、組織全体の成果を向上させ、戦略的なビジョンの実現に一歩近づくことができるでしょう。

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