期待の星【伸びる新人】に共通する3つの特徴とは
入社してから、活躍をしていく新人と、思うように仕事を進められず、1年も経たずに辞めていく新人。
同じ新人でも「伸びる人」と「伸びない人」、一体どこで差がつくのでしょうか?
実は、伸びしろのある新人には共通点があります。
それを意識して新人教育をすることで、早く一人前の戦力に育てるカギとなります。
伸びる新人に共通する3つの特徴
①成功や失敗を客観的に捉えることが出来る
課題と解決策を常に考える
伸びる新人は、「うまくいった時」「失敗をした時」、理由を客観的に振り返ることができます。
特に失敗から学ぼうとするのが、伸びる新人の特徴です。
ビジネスでは、何らかの壁にぶつかることがよくあります。
そのとき「あー失敗した…」で終わらせたり、責任転嫁していては、いつまでたっても結果を出せません。
失敗した時、「どこがだめだったからこうなったのか」「何を変える必要があるのか」を問い続け、
失敗した理由を明らかにして次に生かすことができる新人は、どんどん成長していきます。
成功要因も振り返る
もっと重要なのは、成功した要因を考えることです。成功経験で大切なのは「再現性」。
再び成功するにはどうすればいいのか、もっと良い結果を出すために何をするべきか?
しっかりと教訓化できないと、意味がありません。
日本人は、成功を振り返ることを気恥しいと考えがちです。
しかし、強みは成功の中にこそあります。
いいところは更に良く、失敗は次に生かすというPDCAサイクルが大切です。
具体策:伸びる新人を育てるためにすべきこと
- 1日を振り返って「気づき」「解決策」などを自分なりに考える習慣をつける
- 日報やノートを使って、こまめな報連相をする
誰もが失敗を認めたくない気持ちを持っています。
しかし、それを改善の材料と捉えることができれば大きく成長できるでしょう。
伸びる新人は、このようにPDCAサイクルを回すことができるのです。
②状況を把握し行動できる
自分は何ができるのかを把握する
伸びる新人は、指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけて積極的に取り組みます。
例えば、周囲の人が忙しそうにしていれば、自分のできる範囲で手助けをします。ただし、
情況を正確に把握できていなければ、主体性を持って行動しても役立たない可能性があります。
それゆえ、情況を把握して正しい行動に結び付けることが大切です。
また、周囲の人との関係性を正しく理解することが求められます。
相手が今どのような役割を担っているのか、どんなことに困っているのかを把握することで、
自分が困ったときに依頼しやすく、相手が困っている時に助けやすくなります。
具体策:フィードバック面談で新人の強みを見つける
新人の強みを見つけるには、フィードバック面談で2つの意識合わせをしましょう。
1.この3か月でうまくいったことは?
2.うまくいかなかったことは?
うまくいった中に、新人の持つ強みが隠れています。
何が得意なのか、どのような働きをすると、成果が出せるのかが分かるようになります。
うまくいかないことは弱みです。しかし、この段階では弱点を強化するより、
うまくいったことを強化することがより大きな成果を生みます。
強みを見つけにくいときは、学生時代のエピソードや、一皮むけた経験を語ってもらう
のもいいかもしれません。普段の仕事ぶりからはわからない部分が見えてきたりします。
このとき、上司も自分の経験を語ることで、相互理解が進みます。
③周りの意見を取り入れる
伸びる新人は、自分の力を過信しません。
『些細なことでも周りの人に聞くことで、更にいい案が得られる』という思考をもっています。
また、コミュニケーションに長けているので、周囲を巻き込み、協力してもらえる特徴もあります。
一方で、分からないときに相談ができないタイプの新人は、失敗を極度に恐れる傾向があります。
『仕事ができないやつだと思われたくない』というプライドの高さから、自分で解決しようと考え、
問題を1人で抱えてしまうことも。
そんなことにならないよう、あらかじめ以下のメッセージを伝えておきましょう。
具体策:新人に伝えるべきこと
新人に対して、このような声掛けをしてあげましょう。
- 困ったとときはすぐに報告、相談する。
- 知らないことは、恥ずかしいことではない。
- 相談することは、みんなで成果を出すために必要なこと。
周囲と情報共有することは、チーム全体の結束力や、良い雰囲気を作り出すことができます。
コロナ時代の新人教育には日報がおすすめ
新人との関係構築は、一朝一夕にできるものではありません。
辛抱強くコミュニケーションをする必要があります。
一昔前ならば、飲みに行ってプライベートの相談などをしながら関係構築をしたもの。しかし最近はコロナの影響で接触の機会ははばかられる事が推奨され、さらにいわゆる「飲み文化」は敬遠される若者に傾向にあります。
そこでオススメなのが、日報を活用したコミュニケーションです。
仕事内容や気づいた点を日報として報告してもらい、さらに、そこに上司がコメントをつけていく形にすると、自然なコミュニケーションをとっていくことができます。業務報告にコミュニケーションをのせる仕組みです。
最初から新人のマインドを捉えようとすると、めんどくさいと思われてしまいかねません。しかし、業務の報告という文脈の上にコミュニケーションを載せることができれば、自然と情報のやり取りを産むことができるのです。
新人教育の日報の書き方のポイントは下記で詳しく説明しています。
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