働き方の変化に対応する方法

最終更新日:2022年7月15日

近年、企業における労働者の働き方は大きく変化しています。大きな理由は、「少子高齢化」という中長期的なトレンドと、「東京オリンピック」を控え「仕事」が急増してきていること。そしてアベノミクスによる労働市場の需給バランスの逆転現象が、現在顕著に現れてきており、その打開策が強く求められています。

この働き方の変化に、企業はどう対応していくべきか?解決策は、大きくは下記の二つです。

  1. 今まで活用していなかった労働力を活用する。
  2. 現在の働き手をさらに活用する。

この二つにどう対応していくかが、国内の企業、労働者、国、自治体に掲げられたテーマであり、その総称が「働き方の変化への対応」と言えます。

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会社の器が試される 労働環境を整えよう

これまでの日本の多くの企業は、全労働力人口の中で「フルタイマー×副業NG×完全出社」に対応できる労働者を正社員として雇用し、終身雇用で企業と労働者のWIN/WINを実現することに主眼が置かれていました。そ

の枠組みの中で労働力の不足分を「非正規社員」として、「フルタイマー×副業NG×完全出社」の枠に入らない労働者を採用してきました。しかしここにきて、正社員の仕事が急増したことで、今まで非正規社員だった労働者にも正社員の門戸が開かれてきたのが実情。

そして急速な労働市場の需給バランスの逆転現象がさらに進むことで、従来の考え方の転換が強く迫られています。そのような中、企業は非正規社員において主婦や、シニア、マルチワーカー、学生、障害者、外国人留学生等のパートタイム勤務者が正社員に準ずる形で活躍できる労働環境の改善を進めています。

例えば、パートタイム勤務者に於いても能力を活かした仕事ができるように、雇用制度、給与待遇、クラウド等の情報共有システムを見直す。さらに正社員に関しても、他の企業での副業を認め、また副業者を受け入れるような制度の見直しが必要になってきており、それが企業の器としてブランディングされる時代になっています。

時代のトレンドに遅れをとるな

このことは同時に、労働者の側に対しても働き方の変化を求めることにつながっていきます。これまで正社員に対しては、「フルタイム×完全出社×副業NG」を約束することで生涯の雇用を守られてきました。しかし企業が働き方の多様化を促進することは、一方で正社員はよりパフォーマンスを高めなければ自分の給料が上がらないということにつながります。

なぜなら、正社員と非正規社員が「同一労働同一賃金」の考え方によって、同じ尺度で評価されることになるからです。そして正社員といえども、結果を出し続けなければ、会社に必要とされ続けることができないこと意味するということであるからです。

働き手が常に自身の能力を高め続けることを求められる時代になったといえます。企業が多様な働き方を認めることと、働き手がパフォーマンスを高め続けることはWIN/WINであり、終身雇用と副業NG時代の終焉と言えるでしょう。

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会社にとらわれない働き方

「働き方改革」の法案審議などを通じて、法律自体、さらには国のあり方も大きく変化していくことは避けらないと考えるべきでしょう。そして、新しい大事になってくるのが、いかに「情報共有」を活性化していくか。今後は「フルタイム雇用契約」が減少し、「パートタイム雇用契約」や、「業務委託契約」という、会社にとらわれない働き方が増加すると考えられます。

今までのような社員が同じ時刻に毎日出社するという状態はなくなり、仕事場所も自宅、カフェ、コ・ワーキングスペース等どんどん多岐に渡ってきます。そのような中で、従来型の「朝会」「連絡ノート」「掲示板」はどこまで情報共有として機能するのでしょうか。もはや、過去の遺物というっても過言ではありません。

クラウド上というバーチャル空間に、もう一つの会社組織を組成し、そこでリアルタイムでの情報共有を行える仕組みを構築していく。リアルで顔を合わせるとは1回もないが、バーチャル上においては全員が繋がっており、リアルタイムでの情報共有ができる状況を作れば、働き方の促進を図ることができ、社会も変化します。

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日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、PDCAが回しやすいテンプレートが標準で設定されているだけではなく、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、働き方の変化に対応するための情報共有を促進させるための機能が満載です。

  • 日報フォーマットをあらかじめ登録できるテンプレート機能
  • Googleカレンダーから簡単にその日の予定を日報にコピーできるカレンダー機能
  • 売上などの目標達成率を簡単に報告できるKPI管理機能

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