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やりすぎKPIは逆効果?!本当に重要な指標に絞り込め

2017年1月12日

KPIは目標達成には欠かせない指標。しかし、たくさんのKPIを設定しすぎると逆効果になりかねません。たくさんのKPIを設定してしまうと、本来重視すべき目標数値が見えなくなってしまうのです。

実際に3,000個もののKPIを設定してしまったカルビー株式会社は、結果的に本質を見失なってしまったという経験談を明かしています。今回はカルビーの事例を参考に、KPI設定の際に、重要な指標を絞り込む重要性を考えてみましょう。

出典:カルビーが失敗したデータ活用 -「やりすぎKPI」は会社経営の本質を見失う  

やりすぎKPIの画像

やりすぎKPIの悪循環にはまったカルビーの事例

現場スタッフの行動を事細かにKPIとして設定していました。たとえば、売上や利益、損益分岐点、時間あたり生産性といった項目はもちろん、クレーム発生率、店頭鮮度率、業務改善提案数、販促実施店率など細かな指標をエリア別・製品群別に細分化してKPIを設定したと言います。

それらのデータを週次で集計し、経営幹部がいつでもダッシュボード上で確認できる、仕組みを作り上げました。一般的に、KPIを現場レベルにブレイクダウンして管理することは、収益性を高める良い手段です。

しかし、KPIを細分化しすぎたために、数字を達成するプロセスばかりに社員の意識が向かってしまい、本来の「会社が成長し、儲かっているのか?」という点がおろそかになったのです。

さらに、この事例ではKPIの達成率を社員個人の業績評価の対象にも組み込んでいました。行き過ぎたKPI達成至上主義がはびこり、「自分のKPIだけがよくなればいい」という考えがはびこったのです。

部分最適だけが優先され、ますます売上を拡大するという本来の企業の目指す姿から離れていってしまったと言います。やりすぎたKPI管理は、本来目指すべきゴールを見失わせ、企業を危機に貶める危険性があることをよく理解しておく必要があります。

やりすぎKPIの悪循環にはまった画像

本当に必要なKPIは「現場の状況」が分かる指標だけ

本当に必要なKPIは、「現場の状況」が分かる指標だけ。具体的な行動まで細かくKPI設定しすぎると、この事例のように現場のスタッフは本来の目標を見失います。また、具体的な行動に対するKPIは、現場スタッフにとって大きなストレスになります。

企業にとって売上が最も重要であることを知らないスタッフはいません。しかし誤ったKPIを設定してしまうと、そのKPIの達成だけが目的化し、本来の目標に反する行動を取るしかなくなってしまうことに。

過度な現場のKPIはこういった矛盾を現場に抱えさせることになります。そのため、現場のKPIを設定する際は状況が分かる程度にとどめましょう。目標達成のためにKPI管理するなら、現場のKPIは状況が分かるだけで充分です。

本当に必要なKPIは「現場の状況」が分かる画像

あなたの会社は大丈夫?本当に重要な指標を見極めるには

本当に重要な指標を見極めるためには、何のためにKPIを設定するのかを明確にすることが欠かせません。あなたの会社では重要な指標を見極めることができているでしょうか。先の事例では、重要かつ本質的なKPI設定を行う上でこれらの点を考慮にするべきだと指摘しています。

  • 自ら集めるのではなく客観的に集められるデータをKPIにすること
  • 業績への影響度の大きな指標をKPIにすること
  • 指標の追跡や達成のための工数やコストを考慮に入れること

KPIを設定することでデータを集計すること自体が目的化してしまったり、業績への影響や貢献の小さなものまでKPIを設定してしまう、あるいはKPIを達成することの費用対効果を考慮しないままKPIを設定してしまっていないか、ということをきちんと吟味することが必要だということです。

KPIの達成はあくまで手段に過ぎません。目的は、売上や利益など本来の組織のゴールを達成することです。達成するべき目的に沿ったKPIを見極めることが大切です。

本当に重要な指標を見極める画像

KPIは本当に重要な指標だけに絞り込もう

目標達成のためのKPIは、やりすぎると逆効果を招きかねません。目標達成のためには、本当に重要なKPIを見極めることが欠かせません。本当に必要なKPIは現場の状況が分かる指標だけです。

沢山のKPIを管理するのではなく、重要な指標だけに絞り込むことが大切です。KPI管理の指標を設定する際は目的を明確にすることも必要です。目的がしっかりと決まっていることで目標達成につながるKPI設定ができるからです。

あなたの会社のKPIは重要な指標だけに絞り込めているでしょうか。不要なKPIがあると感じる場合は目標達成に繋がるKPI設定ができているかどうか、一度見直してみてはいかがでしょうか。

日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、KPI管理機能が標準で設定されているだけではなく、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日報でKPIを管理することをを習慣化できる機能が満載です。

KPI管理は本当に重要な指標だけに絞む画像

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