【営業日報の書き方】戦略ツールになる無料エクセルテンプレートを紹介
営業の行動を監視するために営業日報を書かせた結果、営業時間が削られたり、残業が増えたりするのでは、営業利益を上げることにはつながりません。
営業日報は、書くことで成果に繋がり、営業マンと上司が報連相できるコミュニケーションツールであることが理想です。ここでは、戦略ツールとして使える営業日報テンプレートの書き方を紹介します。
営業日報テンプレートに欠かせないポイント
営業日報は、営業利益を上げるための策戦ツールにしましょう。そのためには、営業活動にプラスになるような営業日報でなければなりません。そのためには、次の2つのポイントを意識しましょう。
①一日の活動を振り返って次の活動を改善する
成果を上げるには「振り返り」が重要です。「今日は○○会社に行って、いい感触でした」という状況であれば、どういう点が「いい感触」だったのか?いつ受注になりそうか?次回のアポはどうなのか?を考えることが、受注を確実にするカギになります。
逆に「○○会社は価格が理由で負けてしまいました」という場合、見積はいくらで出したのか?競合はどこだったのか?など敗因を分析し、次の営業活動に繋がるヒントを見つける必要があります。目標に対する成果の確認を繰り返すことで、単調になりがちな営業を、営業マンの成長に繋がるようにしていきましょう。
②ノウハウを共有し、コミュニケーションツールとする
振り返りによって得られた営業活動のヒントを見つけたら、営業日報で共有しましょう。上司と部下の2者だけの営業日報はもはや時代遅れです。せっかく見つけたヒントを自分だけのものにするのではなく、チーム全体のノウハウに変えることができます。
また、問題を共有することで、誰かが協力を申し出てくれることもあるでしょう。日報なら自然なノウハウの共有が進み、コミュニケーションが活発になります。
営業日報テンプレートと書き方
営業日報の書き方 ポイントとは?
ポイントは良かった点と課題点と改善策を取り入れること。たったこれだけで生産性は日々向上し、間違いなく大きな成果をあげられるようになります。また、「こんな取り組みが功を奏した」といった成功事例がしっかり共有できれば、全スタッフのスキル底上げ、しいては会社の売り上げに繋がります。
「うまくいったことを仕組み化させる」「うまくいっていないことをうまくいくように修正する」「気づきを共有し、再現性を高める」の3つを実践していきましょう。
営業日報の無料エクセルテンプレート
こちらは無料でダウンロードできるので、ぜひご活用ください。
営業日報テンプレート(時間管理あり)
営業日報テンプレート(時間管理なし)
ルートセールスや定期訪問で書くことがないときは?
ルートセールスや定期訪問など、繰り返し行っているから別に書くことがないということが起こります。そんなときは、「できたこと」を書くようにしてください。
- どの企業に訪問し、どんな話をしたか
- 今日は何社に行った
- どんな資料をもって話しに行ったのか
どんな小さなことでも「できたこと」に注目することで、その習慣は営業マンの力になります。
営業日報を活用して売上を伸ばそう
目が届きにくい現場であっても、営業日報をかいてもらうことで、社員の働きぶりを正確に掌握でき、部下も会社への帰属意識が高まります。
もし、アプリで外出先や移動中に営業日報を書いたり、部下にコメントを手早く返すことができれば、仕事の能率がグッとあがります。日報もアプリでスマートに管理する時代。新しい日報の形をまずは無料で試してみてはいかがでしょうか。

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