リーダーシップ 日報の活用ガイド

【リーダーシップとマネジメントの違い】すぐにスキルが身に付く実践方法とは?

2020年8月24日

リーダーシップ」と「マネジメント」の違いをご存知ですか

一般的には、リーダーシップ=導くこと、マネジメント=管理、としてイメージされる方も多いことでしょう。しかし、双方の違いを整理できていた方がリーダーの役割が明確になり、行動の優先順位を明らかにすることができます。

そこで今回は、マネジメントとリーダーシップはどう違うのか、それぞれに必要な要素や習得する方法について紹介します。

リーダーシップの画像

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネジメントには、大きく3つ違いがあります。

 

①視点

リーダシップとは「ビジョンに向けて行動すること」

目標達成するためにビジョンを明確にし、組織を導くのがリーダーシップです。3年後、5年後、「会社をどうしたいのか?」「部下にどんな風に成長してほしいのか?」ビジョンをきちんと伝えることが、部下にとってモチベーションの源泉になります。

その際に重要なことは、自己開示すること。「自分がどういう原体験を持っているのか」「その思いが今の事業にどう繋がっているのか」を伝えながら、事業が始まった経緯や事業の位置付けを丁寧に説明しましょう。

 

マネジメントとは「今に目を向け管理していくこと」

一方、目標達成に向けて、いま発生している問題解決に取り組み、進捗を管理していくのがマネジメントです。リーダーシップが未来的な見通し、マネジメントは現実思考な見通しを描く必要があります。

そのため、戦略の立案や現状分析などを、冷静に分析できて、かつ感情に左右されない人間性が必要とされます。

 

 

②人を動かす源

「リーダーの人間性で人を動かす」のがリーダーシップ

影響を与えることで人を動かし、組織の目標を達成していく。これがリーダーシップです。

部下を管理・統制するのではなく、責任を明確にし、チームメンバーに権限を与えた上で、彼らを補佐するのです。つまり、部下が主体に動ける体制を構築し、自らは補佐の役割に徹することが集団活動のパフォーマンス向上に役立ちます。

いつも助かるよ。ありがとう!」といった感謝や、「君なら絶対に成功する!」という励ましの言葉をかけるのがベスト。そんなリーダーの人間性によって、部下が積極的かつ自律的に仕事をする、それこそがリーダーシップの成果です。

 

「地位や規則で人を動かす」のがマネジメント

部下やチームの進捗把握はもちろん、モチベーションや健康管理、規則遵守など集団活動を維持させることがマネジメントです。大切なのは、感情に支配されることなく、論理的な判断。トラブルだけでなく、プロジェクトの遅延を防ぐためのチェックも欠かせません。

「ちゃんとやらないと上司に怒られるから…」というように、権力に恐れて人が動くのもマネジメントです。一見冷酷に感じるかもしれませんが、管理の目があるから秩序を守る、不正をしないのも事実。パワハラまがいに権力を行使して人を動かすのとは違います。

職場が円滑に運営されるように管理していくことがマネジメント。例えば、失敗で落ち込んでいる部下に声をかけるのも、実はマネジメントの一つなのです。

 

 

③使命

現状を壊して新たな組織を生むのがリーダーシップ

新しいことを始める時はもちろんのこと、組織が停滞している時こそ必要なのがリーダーシップです。

例えば、老舗百貨店の多くは江戸時代の呉服屋からのスタートであり、呉服屋を続けた店の多くが明治維新からの文明開化により倒産に追い込まれました。そして今、その百貨店もこのコロナ禍における変化しなければいけない業種の一つとなっています。

何百年と続く老舗であっても、節目ごとに、根底から見直すような変革を行い、事業を継続させています。常識を疑えとはまさにこのこと。

新たなビジョンの創造は、従来の体制を破壊することで生まれます。さまざまな反発が予想されるなかで、あえて新しい考え方を取り入れることは、企業の体質改善にも効果的。組織・チームを力強く導くにはリーダーシップが大いに役立ちます。

 

秩序の維持し安定をもたらすのがマネジメント

一方で、新しい活動にはさまざまな困難が付き物。どのように対応し、乗り越えていくかという時に必要なのがマネジメントです。

現状を正確に把握し、論理的に考え、行動できるマネジメントを行なうことで、最適な活動を維持・向上することができます。社員が安心して働けるよう、秩序を維持していくことがマネジメントです。

リーダーシップに必要な2つのスキル

①ビジョンを明確化し、メンバーに伝え続ける

事業の方向性を考えるには、経済やトレンドの変化を的確に読む先見性が欠かせません。常にアンテナを高くはり、顧客ニーズや自社の強みや弱み、競合の動きを分析しましょう。

 

②組織を活性化させる

ビジョンに共感してもらうためには、人間的な魅力が求められます。魅力とは、これまでの実績だけだなく、メンバーの心に火を点け「何かしてあげたい」と思われること。

そのためには、部下に任せることや褒めることで信頼関係を確立し、一人ひとりのモチベーションを上げていきましょう。そうすることで、「やらなければならないからやる」ではなく「やりたいからやる」という自律的な部下が育ちます。

 

マネージャーに必要な2つのスキル

①計画力と論理的思考力

マネージャーは、リーダーが示したビジョンを達成するために戦略を考えたり、メンバーを管理調整していく人です。

そのため、必要なタスクを細分化し、時系列で役割・責任の所在を明確化し、計画通りに進捗していくよう、きめの細かい管理能力が求められます。

 

②やり遂げるための人・モノ・カネの調達

環境整備も計画遂行には欠かせません。それに欠かせないのが人・モノ・カネ・情報などの経営資源の確保したり、組織のシステム化など、体系的な管理、調整も必要になってきます。

企業が生き抜くには、人材をうまく活かし、競争を生き抜くための新たな価値を次々に生み出していくことも重要です。

 

チームの潤滑油に徹する画像

すぐに実践できる!リーダーシップやマネジメントを実践する方法

「1 on 1ミーティング」で自律的に行動する力を与える

1 on 1ミーティングとは、上司が部下のために定期的に時間を割き、部下の話に耳を傾けることを通じて、目標達成と成長を支援する場です。具体的には、次のステップで話を進めていきましょう。

  • step1:テーマやゴールを決める
  • step2:部下の話を聞く
  • step3:今後やるべきことの合意と行動の促し
  • step4:必要なサポートの申し出
  • step5:感謝と労い

 

1on1ミーティングは、仕事の相談をはじめ、周りとの連携やキャリアの展望など部下に必要なことを話したり、手助けするための時間です。できれば週1回のペースで行いましょう。

もし、「忙しくて、1on1の時間をなかなか確保できない…」というようであれば、日報を活用したマネジメントがおすすめです。

自律的に行動する力を与える「日報」

日報は一番シンプルな内省手段です。1日を振り返ることで、新たな気づきを促進したり、問題意識を持ちながら仕事の進め方を改善できるようになります。

また、継続的に行うことで、コミュニケーションがとりやすくなり、なにか問題が起こった際にすぐに対処することができます。次第に、部下は自分で課題や解決策を発見できるようになります

 

日報を通じてコミュニケーションを図る

「日報=部下が上司に報告する」という一方通行のものだと思っていませんか?大切なのは、日報を通じてコミュニケーションを図ること。

部下が業務報告をするのであれば、リーダーはビジョンの発信をするのもいいでしょう。また、日報に励ましの言葉をコメントしたり、一緒に改善策を考えてあげれば、「ちゃんと自分を見てくれている」と安心し、部下の承認欲求も満たされます。

また、毎日日報を読んでいると、ちょっとした変化も日報から読み取れるようになります。その変化に気付くことができればすぐにフォローできるので、突然退職するということもありません。

理想は、チームや職場の全員で日報を共有すること。みんなで業務の進み具合を確認するだけでなく、コミュニケーションを円滑にし、抱えている悩みなどの内面的なケアも可能になります。

 

まとめ

企業や組織がこの時代に勝ち残るには、若手社員にも早いうちからマネジメント能力やリーダーシップを身につけさせることが重要です。これらのスキルを備え、発揮できる人材を育成することが、企業の繁栄に貢献できる人を増やします。

あなたのチームでも、日報を通じたコミュニケーションを始めてみませんか?

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