叱る前に!ミスの多い新入社員のタイプ別教育法とは?

新入社員のミスが多くて…とお悩みですか?
ミスは、ただ叱るだけでは無くすことはできません。ミスが発生するには何らかの原因があるのです。
原因ごとに対策を変えることで、ミスを減らすことが可能です。
ミスをする原因にはどのようなことが考えられ、どのような対策をとるとよいのでしょうか。
ミスの多い新入社員の特徴① すぐに忘れるタイプ
メモを取らない、メモが下手
覚えたと思っていた情報も、新しい情報が入ってくると押し出され抜けてしまうことがあります。これは、「自分は忘れないだろう」という思い込みから、メモを取ることをせず、結果忘れてしまいミスにつながるのです。
また、メモをとっていても、殴り書きしてしまい、あとで何を書いたかわからなくなってしまったり、書き方のルールが決まっていないせいで、情報が煩雑になっている新入社員もいます。
解決法
メモの習慣と内容チェックを
そのため、新入社員には、忘れることを前提に、メモを取る習慣をつけさせましょう。新入社員のうちからメモを取る習慣をつけておくと、今後も仕事でミスをすることが少なくなります。習慣化させるようにしてください。そして、正しくメモを取れているかチェックしてあげましょう。

ミスの多い新入社員の特徴② 質問をしないタイプ
プライドが高すぎる新入社員
分からないときに質問や相談ができないタイプの新人は、失敗を極度に恐れる傾向があります。『仕事ができないやつだと思われたくない…』というプライドの高さから、なんとか自分で解決しようと考え、問題を1人で抱えてしまうことも。
「なんてダメなやつなんだ…」と思うかもしれませんが、深層には「自分で解決して1人前と見られたい」という欲求があるのです。
解決法
こまめな声掛けで質問のハードルを下げる
「一度しか言わないから、よく聞いてね。」このセリフはプレッシャーをかけるだけです。途中でわからなくなってしまっても言い出せず、結果として大きなミスに発展する可能性があります。
例えば…
『ここは重要なのでよく聞いてね。もし分かりにくい点があったら、いつでも質問していいから。』というセリフの方が、新人は落ち着いて説明を聞くことができます。説明した後に、理解した内容を自分の言葉で言ってもらうのもオススメです。
教育担当以外からの声掛けも大切
「声を掛けてくれた」ということは、「チームのメンバーとして認知してくれた」という証。
困っている時、たまたま近くを通った先輩から『大丈夫?』と声を掛けられ、質問に答えてくれたら嬉しいですよね。
これは、問題が解決したことよりも、存在を気にかけてくれたことが嬉しいのです。特にイマドキの新人は、「認められたい」「ほめられたい」という承認欲求が高いので、こまめな声掛けが効果的です。

ミスの多い新入社員の特徴③ 振り返らないタイプ
ミスを反省しても対策を練らない
ミスをした際、原因を振り返らないままにしていては、また同じミスを繰り返してしまいます。反省がミスの減少に繋がらない人は、ミスをしたということについての反省をするだけで、原因や対策について深く考えようとしない傾向があります。
何となく反省した気分になっているだけで、きちんとした対策を練り、実行していなかったということにまず気が付くことが大事です。本当の意味での反省ができるようになれば、ミスを減らすことができるでしょう。
解決法
振り返りの時間を設ける
最初のうちはミスを多発するのは仕方のないことです。大切なのは、なぜ失敗してしまったのかを自分で考えて、心に留めること。そのために、今日一日を振り返る時間を作ってあげましょう。
- どんなミスをしたのか?
- どうしてミスをしてしまったのか、自分なりの考えを書く。
- 明日への意気込みを書いて、前向きな気持ちで締める。
日報に書かせて、上司からフィードバックをもらうまでが1セットです。その日報を元に、毎日10分の面談をするのも良いでしょう。自分自身を冷静に見つめることができれば、ミスは確実に減っていきます。ミスが減れば周囲からも評価されるようになり、実力を発揮できるようになるでしょう。

コロナ時代の新人教育には日報がおすすめ
新人との関係構築は、一朝一夕にできるものではありません。辛抱強くコミュニケーションをする必要があります。
一昔前ならば、飲みに行ってプライベートの相談などをしながら関係構築をしたもの。しかし最近はコロナの影響で接触の機会ははばかられる事が推奨され、さらにいわゆる「飲み文化」は敬遠される若者に傾向にあります。
そこでオススメなのが、日報を活用したコミュニケーションです。
仕事内容や気づいた点を日報として報告してもらい、さらに、そこに上司がコメントをつけていく形にすると、自然なコミュニケーションをとっていくことができます。業務報告にコミュニケーションをのせる仕組みです。
最初から新人のマインドを捉えようとすると、めんどくさいと思われてしまいかねません。しかし、業務の報告という文脈の上にコミュニケーションを載せることができれば、自然と情報のやり取りを産むことができるのです。
新人教育の日報の書き方のポイントは下記で詳しく説明しています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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