部下を成長させる「褒め方・教え方」とは

最終更新日：2022年7月15日

初めて仕事で部下を持つ立つ立場になったとき、「育て方はどうしたらいいのだろう？」と悩む人も多いのではないでしょうか。嫌な上司だと思われるようになったらどうしよう、と不安に思う方もいるかもしれません。

一度管理職になると、自分が部下だったときの気持ちを忘れがちです。信頼される上司になるには、部下のやる気を引き出し、成長させることが大切です。部下を成長させる「褒め方・教え方」について解説します。

部下の育て方どうしていますか？
部下の育て方やってしまいがちな失敗
部下の育て方こうすればうまくいく！
部下を育成し、成長させる「褒め方・教え方」まとめ

部下の育て方どうしていますか？

部下の育て方、あなたはどのようにしているでしょうか。部下の成長を願うのは、上司にとって当たり前ですよね。しかし部下の育て方については、インターネットや書物でたくさんの情報が溢れていますし、「どれが正解なんだ！？」と思う人も多いでしょう。部下の育て方について、自分の上司からレクチャーされたり指導を受けた、という人は意外と少ないと思います。

部下を育てるというと、「指示・指導をする」といったことがクローズアップされがちですが、本当にそれだけでいいのでしょうか。自分がそうしたことばかりする上司を信頼できますか？部下として指導されるとき「上司がどういうやり方をしてくれたら嬉しいか。」「自分がどうされて嬉しかったか。」を改めて考えてみましょう。

部下の育て方やってしまいがちな失敗

部下の育て方として、やってしまいがちなのが「期待をしすぎて過剰に要求をしてしまう」ということです。とにかく指示や指導ばかりしても、部下は負担に思ってしまうこともあるでしょう。

まず部下が褒められると伸びるタイプなのか、叱られると伸びるタイプなのか見極めないといけません。その上で「この人にはこれぐらいの仕事ならできるだろう。」「これぐらいなら言っても大丈夫かな。」と見極めながら指示・指導していくことが大切です。

過剰な要求は、部下としては負担に思うだけでなく「仕事を押し付けられている」とも捉えられかねません。部下の育て方として、その人の性格や本質に合わない指導をしていては、いつまでたっても部下は伸びませんし、上司としての信頼を得ることも出来ません。

部下の育て方こうすればうまくいく！

部下の育て方といえば、指示・指導することと思われがちですが「待つ」ということが意外と大切なのです。例えば、「君はどう思う？」と部下に問いかけてみたり、「出来るところまでやってみて。」と思い切って任せてみることも重要です。上司としては、待つという事は歯がゆいかもしれません。自分でした方がよっぽど早い仕事もあるでしょう。

しかし、それではいつまでたっても部下は育ちません。部下に「自ら考え、自ら仕事をし、問題を解決する」という能力を身につけてもらうためには時間がかかります。あせってその場かぎりの指導をしても、その場限りの知識としてしか身に付きません。部下の育て方として「待つ」という上司の我慢も必要なのです。

部下を育成し、成長させる「褒め方・教え方」まとめ

自分の仕事を行いながら、部下を育てるのはとても大変なもの。できるだけ労力を少なくしたいものですよね。ただだらだらと指導していても、いつまでも部下の成長を見込めません。部下の育て方のポイントを抑えて、効率よく部下を育てるようにしましょう。

部下の育て方によって、部下がすぐ今以上の、戦力になるかならないかが変わってきますよ。上司として、部下にあった指導の仕方をすれば、部下からの信頼も得られ、自分自身がますます仕事をしやすくなることでしょう。

部下の信頼を得続け、上司がリーダーシップを発揮し続けるためには、部下の日報を日々よく読み、業務の中でPDCAサイクルを支援し続けることが大切です。日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、PDCAが回しやすいテンプレートが標準で設定されているだけではなく、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日報でPDCAを習慣化させるための機能や上司のための支援機能が満載です。