部下を育成する「いいね!」本当の意味とは

最終更新日:2022年7月15日

フェイスブックやインスタグラムにはボタンを押せば投稿コメントに対して気軽にフィードバックを与えることができる便利な機能がついています。昨今では、社内SNSを採用する企業が増え、そこにもフェイスブックのような「いいね!」ボタンを通じて気軽なコミュニケーションが取れる環境が社内に広がりつつあります。

この「いいね!」機能は、実は部下育成と密接な関係を持っているのです。部下を育成する画像における「いいね!」機能の持つ力を紹介します。

部下を育成する「いいね!」の意味 ①「いいね!」は存在を認めること

以前は、子育てでも部下の育成でも、厳しく育てることが当たり前という世の中でした。しかし今は時代も変わり、そんなやり方では誰もついてきません。かといって、確率的な部下の育成の方法が定着しているのかといえばそうでもなく、ほめて育てるのが正しい育成方法と言われる一方で、ほめてばかりいるのはよくないという声もあがっています。

なぜなら、ほめるにしても叱るにしても、それを部下本人の仕事の意義としてしまうと、部下は他人からの評価を気にするようになり、自分で自分を承認する自己肯定感が育たないという不都合が生じてしまうからです。1番良いのは、ただ単にほめるということではなく、その部下自身の存在を認める育成の仕方です。

例えば部下が「○○という方法はどうでしょうか」と聞いてきたら「いいね!その考えは好きだな、先が楽しみだね」と、実現するような応援するようにしてみましょう。

存在を認める画像

部下を育成する「いいね!」の意味 ②「いいね!」は自主的な成長を促すこと

人間誰しも、ほめられると嬉しく、やる気もグッと高まる生き物です。ところが、それを繰り返すと、「ほめられたいから頑張る」となってしまい、賞賛を求めて行動するようになってしまうのが怖いところです。そうすると、評価に合うような行動をするようになり、本来の自分とギャップが生まれてしまいます。

もし失敗して賞賛がもらえないと、一気にやる気が下がってしまったり、どん底から這い上がる力がなかったりといった不都合が生じ、ぞくにいう「打たれ弱い人種」になってしまいかねません。つまり、他者の評価に振り回わされてしまう人間になってしまうのです。そうなると、無駄なストレスやプレッシャーなどでメンタル疾患の心配も出てきます。

それに対し、自己実現、達成感といったモチベーションは、報酬が少なかろうが意欲を維持し、やりがいを感じ、成長につながるという特徴を持っています。リスペクトしている人からほめられることは、大きな自信に繋がるが、それはあくまでもスパイスとして、メインのソースは「応援する」「勇気づける」ほうが主体的な成長を促すことになるのです。

自主的な成長を促す画像

部下を育成する「いいね!」の意味 ③「いいね!」は応援すること

「いいね!」ボタンとは「Like」の日本語訳です。その投稿の内容に対する良し悪しを評価するのではなく、単に好きである、気に入っている、応援していることを伝えるボタンです。

日本語訳された「いいね!」という言葉だと、善し悪しの「いい」というような評価的なニュアンスがあることから、コメントへの支持を表すものだと誤解し、「いいね!」の数に一喜一憂しがちですよね。

でも、本来は「いいね!」の数なんてものは、気にする必要はないのです。そのボタンを使う人も、押される側の人も、「いいね!」ボタンの受け取り方を「評価をするのではなく、素直な気持ちをフィードバック」として受け取るようにしてみてはいかがでしょうか。

応援する画像

「いいね!」に込められた意味を知って有効に使おう

昨今では、社内SNSなども普及してきて、ますます「いいね!」ボタンによる手軽なコミュニケーションも増えてきています。「いいね!」ボタンをうまく活用し、さらなる社内SNSの効果やコミュニケーションの効果を得るべく、しっかりとその機能に込められた意味を知り、有効活用するようにしましょう。

部下の信頼を得続け、リーダーシップを発揮し続けるためには、部下の日報を日々よく読み、業務の中でPDCAサイクルを回す支援をし続けることが大切です。日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、PDCAが回しやすいテンプレートが標準設定されているだけでなく、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日報でPDCAを習慣化させる機能や上司のための支援機能が満載です。

有効に使う画像

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