マミートラックから抜け出すために産休中にやるべき3つのこと
マミー・トラックという言葉をご存知でしょうか?女性の働き方を「キャリア優先」と「キャリア+家族」に分け、後者を望む女性に育児休業やワークシェアリング等の制度整備を企業に提案すること、これを「マミー・トラック」と名づけたのが始まりです。
キャリアを描くとすると、陸上競技のトラックを、女性がベビーカーを押しながらぐるぐる回り続ける絵が当てはまります。例えば、SEとして表彰されるなど期待されていたのに、出産後は資料作成などの作業しかさせてもらえないなどといった事例も少なくありません。
育児中の女性がマミートラックから抜け出すために必要なこととはいったい何でしょうか。それぞれの立場向けに紹介します。
目次
マミートラックから抜け出す①自らアクションを起こす
マミートラックから抜け出すために、まず女性社員本人がするべきこととしては、上司に相談したり社外の情報を集めたりするなどして、抜け出すためのアクションを取ることが第一優先です。
マミートラックに一度乗ってしまうと一定以上の責任や裁量を得られないため、経験や能力が向上しても、それが待遇や賃金に反映されず、悪循環に陥ってしまいます。将来そうなったとき、くやしさや不満を感じるだろう、という人は、育児をしながらも向上心を持って働きたいという女性社員です。
こういった人は、マミートラックに入ってしまわぬよう通常トラックにとどまる、もしくはいったん戻るという道を選んだほうがよいと言えるでしょう。そのためには、周りの協力や企業の体質も関係してきますが、まずは自分がどうしたいのか、それによってどのような行動をしていくのかが大切です。
マミートラックから抜け出す②夫の協力が欠かせない
育児は二人で行うものです。妻がマミートラックで悩んでいたら自分の働き方を見直して育児の責任を一緒に担うのが夫の役割です。ですが、実際に会社でイクボスを担当している人の中でも、本質的に妻の育児を助けてあげられている男性はどれくらいいるでしょうか。
「自称イクメン」が数多く存在する中で、男性は社会で活躍する女性にとって本当のパートナーとなるべきなのです。例えば、保育園の送り迎え一つとっても、交代制にし、男性が送り迎えをより多く担当することで妻が短時間勤務から通常勤務に戻れるケースも。妻がキャリアアップを望んでいる場合は夫がそれを理解することで、夫婦関係や親子関係の改善が期待できるといえるでしょう。
マミートラックから抜け出す③個別の事情への対応力をつける
管理職がイクボスになるためには、マミートラックの問題を「育児をしている女性だけの問題」と切り離して考えるのはやめましょう。多様な部下に対して、経験や能力に適した仕事を任せ、その力を100%発揮させるようなマネジメントをするように努力しましょう。
例えば短時間で成果を出す社員を高く評価すると、時間の制約があっても本人に合った仕事を期待して任せれば、突発的な休みの対策や、短時間勤務などの時間の制約をカバーする方法は自分から主体的に考えるようになります。
どれだけ職場にいられるかではなく、仕事の成果や、生産性、他の社員に与える影響力などを総合的に評価することが大切です。管理職の管理の業務の中には、一律に「働くママはこうだよね」ではなく、「◯◯さんの経験や能力に対してこの仕事のレベルと分量は適切なのか?」といった視点で、きちんと対応していく必要があるのです。
マミートラックは、働く女性だけの問題ではない
マミートラックにはたくさんの問題が潜んでいることが分かります。女性を取り巻く多くの課題点に目をやり、広い視野で問題解決をしていくようにしていくべきです。働き方改革で1番大切なことは、PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を日々回し「習慣化」すること。習慣化させるオススメの手法は「日報」です。
毎日のことなので、できる限り手早く報告するのがベストです。事務的に書くのではなく、今日一日から得た気づきや学びを振り返ることで、より仕事のレベルを高めるツールです。日報共有アプリ「gamba!(ガンバ)」には、「日報のテンプレート機能」や、「Googleカレンダーとの連携(コピペ)機能」など、毎日たった5分で素早く的確な日報を作成するための機能があります。
「毎日のたった5分」で仕事のレベルが確実に高まります。また、PDCAが回しやすいテンプレートが標準で設定されている他、部門や、役職に応じた複数のテンプレート設定がカンタンにできるなど、日々の業務の中でPDCAサイクルを回し、目標達成を行うための機能が満載です。
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