ビジネスマンにPDCAサイクルが浸透しない3つの理由
計画(Plan)、実行(Do)、検証(Check)、改善(Action)という一連のPDCAサイクルは、継続することで効果を発揮します。
しかしなかなか浸透せず、継続が難しいとお悩みの方も少なくありません。PDCAサイクルがなかなか浸透しない3つの理由を解説します。
目次
PDCAサイクルが浸透しない理由①管理者向けだと勘違いしている
PDCAサイクルの活用範囲は仕事のみならず、日常生活のさまざまな場面にまで至ります。例えば試験勉強。まずは目標点数を決めて、その点数をとるためにはどのような学習をすればよいのか計画を立てます。
そして、試験が終わったあとに学習の計画が適切であったか評価をし、改善点があれば改善し計画を立て直します。このほかにも、ダイエットや貯蓄などあらゆる場面で活用すると、目標達成に役立ちます。しかし、若い世代の社員の中には、PDCAサイクルは管理職のためのものだと考えているものが少なくありません。
そのため「自分は関係ない」と考えてしまい、浸透が難しいことがあります。PDCAサイクルを浸透させるためには、どのような効果があるのかということを、部下に具体的に伝え、当事者意識を持たせることが大切です。
PDCAサイクルが浸透しない理由②計画の立て方が適切でない
PDCAサイクルを回す際、検証を最も重視する方が多いのですが、計画があいまいでは実行も検証も改善もあいまいなままになってしまいます。先ほどの学習の例で考えてみましょう。
学習の計画を立てる際、何をどのくらい勉強するのかということを明確にせず、「とにかくたくさん勉強する」という大雑把な計画になってしまったとします。これではいざ実行しようとしても、どのタイミングで何をすればよいのかがわかりません。
また検証の際に何を検証すればよいのかがわかりませんし、改善し、計画を立て直そうにもどこをどう改善すればよいのかがわからなくなってしまいます。
計画を立てる際、目標は数値を盛り込んだ明確なものにし、その目標を意識した計画を立てることが大切です。計画はなるべく具体的に、やることが明確になるように立てましょう。計画をしっかりと立てることができれば、その後のサイクルがスムーズに回ります。
PDCAサイクルが浸透しない理由③課題解決のためだけだと思っている
PDCAサイクルは、改善点を探り、問題を解決するためだけにあるのではありません。うまくいっているときにも、活用できます。問題が起きたときに何らかの原因があるのと同様に、うまくいっているときにも理由があります。
要因を探ることで、次の業務もうまくいくよう成功事例を参考に計画を立てることができます。PDCAサイクルを問題解決のためだけのものだと思っていると、問題が起こらなかったときはやらなくてもいいと考えてしまい、定着が難しくなります。
PDCAサイクルの目的は、結果の如何に関わらず業務の内容を分析し、なぜそのような結果になったのかを検証し、その内容を次の業務に生かすことにあります。定着させるには、目的を正しく社員に認識させましょう。
PDCAサイクルに対する認識を深めて浸透させよう
なかなかPDCAサイクルが浸透しないとお悩みの方は、目的ややり方を、社員にしっかりと認識させるようつとめましょう。PDCAサイクルで1番大切なことは、日々地道にサイクルを回し続け「習慣化」することです。習慣化させるためのおすすめの手法は「日報」でPDCAサイクルを回すこと。
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