『できない!!』と言い訳ばかりする部下の育成法

「部下ができない言い訳ばかり繰り返している…」と歯がゆい思いをしている上司も多いのではないでしょうか?
部下の言い訳次第で、指導方法は異なります。部下の言い訳には、部下への指導のヒントが隠れています。できない言い訳ばかりする部下への対処方法を紹介します。
できないと言い訳する部下の心理とは?
言い訳ばかりする部下は、「仕事ができないのにプライドが高い」「自信がない」「主体性がない」といった特徴があります。その心の内には「責任を取りたくない」「怒られるのが怖い」「ミスを認めることが苦手」という不安な気持ちが隠れています。
自己防衛本能の心理から、結果として「言い訳」という形で出てしまうのです。
できない言い訳ばかりする部下の育成法
では、言い訳の多い部下にどんな対処をすればいいのでしょうか?
① 「難しいですね…」と歯切れの悪い部下
「それはちょっと難しいですねえ…」
歯切れが悪いセリフは、能力がないと思われたくないために予防線を張っているだけです。このような部下は、「難しいです」と言いつつ、頭の中では仕事の進め方をあれこれ考えています。ですので、考える時間を与えましょう。
「何が気になっているのかを教えて欲しい。」
「今答えなくてもいいから、ちょっと考えてみて。」
このように、部下の思考を整理するような問いかけをすると、部下は慎重に考えて返事をします。
「わかりました、やってみます」と答えたら成功です。このような答え方をする部下は、精度の高い仕事をする傾向があります。したがって、部下の思考を引き出すような問いかけを心がけましょう。

② 「無理です!」と即答する部下
言い訳の際に「無理です!」と即答する部下は、直感で物事を判断するタイプです。
そんな部下には、少しおだててみましょう。
「君しかできない。これができたらすごいよ!」
直感タイプの部下には論理的な言葉よりも、感情的な表現の方が心に届きます。
一旦できない理由に同調した上で、問い返すのも効果的です。
「なるほど、だから無理だと感じたんだね。じゃあ、どうすればできると思う?」
まずはできない理由に共感し、同調してから問い返すことで、できない言い訳を、できる方法に転換してあげましょう。

③ミスをさせないようにする
ミスを怖がるから言い訳にするのであれば、ミスをさせないようにノートをしっかり取らせることをしてみましょう。
教えたことや気づいたことをノートに書かせ、提出を義務付けてチェックするのです。
また、ミスの原因について本人に自覚させることも効果的です。
「どういう時にミスが出やすいか、自分で把握している?」
と、問いかけてみましょう。
「つい焦ってしまう」とか、「こんな作業をしているときに多い」など自覚することができれば、解決のための手が打ちやすくなります。そうすることで、言い訳の原因となるミスを出さないようにする工夫ができます。
言い訳によって指導方法を判断しよう
できない言い訳ばかりする部下に対しては、その言い訳の背景によって指導方法を判断しましょう。
部下を前向きな気持ちにさせることはリーダーシップでも重要な要素です。言い訳する部下のセリフに注目して、指導方法を判断していきましょう。
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