工程管理(進捗管理)アプリおすすめ17選!【無料あり】作業効率化のコツや選び方を徹底解説
監修:株式会社gamba

本記事では、工程管理・進捗管理を効率化するためのアプリを厳選してご紹介します。基本的な工程管理の方法から、アプリの選び方まで網羅的に解説。
各アプリの特徴や料金プランも詳しく比較しているので、あなたに最適なツールが必ず見つかります。
目次
- 工程管理・進捗管理アプリとは?
- 工程管理・進捗管理の主な機能と用途
- 【目的別】工程管理・進捗管理アプリの選び方
- 工程管理・進捗管理アプリを比較する際のポイント
- 工程管理(進捗管理)アプリを入れる具体的な5つのステップ
- 工程管理(進捗管理)アプリを有効活用するためのコツ
- Excelで工程管理(進捗管理)する際のデメリット
- 工程管理(進捗管理)アプリを使うメリット
- 工程管理(進捗管理)アプリを使うデメリット
- 多様な管理手法を使いこなしたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
- チーム内のタスク管理を強化したい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
- ガントチャートによる進捗管理を強化したい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
- 社内情報の蓄積・共有にも力を入れたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ4選
- 工数管理も行いたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ2選
- 工程管理(進捗管理)アプリ比較表
- まとめ
工程管理・進捗管理アプリとは?
工程管理(進捗管理)アプリは、プロジェクトの進行を効率的に管理するためのツールです。このアプリを使用することで、プロジェクトごとのタスクや期限を管理できます。チームでの協力作業が多い現代では、工程管理(進捗管理)アプリがその重要性を増しています。
そもそも工程管理と進捗管理の違いは?
工程管理と進捗管理は密接に関連していますが、それぞれ異なる焦点を持っています。
工程管理は、プロジェクト全体の作業手順や流れを計画・管理することを指します。具体的には、タスクの順序、必要なリソース、各工程の所要時間などを事前に定義し、プロジェクト全体の設計図を作成します。
一方、進捗管理は、計画された工程に対して実際の作業がどの程度進んでいるかを追跡・管理することです。予定と実績の差異を把握し、遅延や問題が発生した際に適切な対策を講じることが主な目的となります。
つまり、工程管理が「何をいつまでにやるか」の計画であるのに対し、進捗管理は「計画どおりに進んでいるか」の確認と言えます。
工程管理・進捗管理の方法
代表的な管理方法をご紹介します。
1. WBS(Work Breakdown Structure)
WBSは、プロジェクト全体を階層的に分解し、管理可能な単位まで細分化する手法です。大きなプロジェクトを小さなタスクに分割することで、各作業の範囲と責任を明確にできます。例えば、ウェブサイト制作プロジェクトなら、「デザイン」「コーディング」「テスト」といった大項目から、さらに「トップページデザイン」「ナビゲーション実装」など具体的なタスクまで展開していきます。
2. ガントチャート
ガントチャートは、タスクの開始日と終了日を横棒グラフで視覚化した工程表です。時間軸に沿って各タスクの期間を表示することで、プロジェクト全体のスケジュールを一目で把握できます。また、タスク間の依存関係も表現でき、クリティカルパス(遅延が許されない重要な経路)の特定にも役立ちます。
3. カンバンボード
カンバンボードは、タスクの状態を「未着手」「進行中」「完了」などのステータスごとに分類し、視覚的に管理する手法です。各タスクをカードとして表現し、進捗に応じて列を移動させることで、チーム全体の作業状況をリアルタイムで共有できます。
4. マイルストーン管理
マイルストーンは、プロジェクトの重要な節目や成果物の完成時点を示す指標です。これらの中間目標を設定することで、長期プロジェクトでも進捗を段階的に評価でき、モチベーション維持にも効果的です。
これらの手法を組み合わせることで、より精度の高い工程管理・進捗管理が実現できます。
工程管理・進捗管理の主な機能と用途
- タスク管理
プロジェクトに関連する各種タスクを作成、割り当て、進捗を追跡します。 - 期限設定
各タスクやマイルストーンに対する期限を設定し、全体の進行を把握します。 - リソース管理
人材、時間、予算などのリソースを効率的に割り当てる機能もあります。 - コミュニケーション
チーム内での情報共有や議論をアプリ内で行えるものも多くあります。 - レポート作成
プロジェクトの進捗状況や成果を簡単にレポートとして出力する機能もあります。
【目的別】工程管理・進捗管理アプリの選び方
多様な管理手法を使いこなしたい場合
WBS(作業分解構成図)やガントチャート、カンバンボードといった複数の表示形式に対応したアプリを選びましょう。
特に、大規模で複雑なプロジェクトでは、一目見て把握できるガントチャートと、日々のタスク状況を視覚的に把握するカンバンボードを併用することで、マクロとミクロ両面の進捗管理が可能です。高機能な有料アプリの多くがこのニーズを満たしています。
チーム内のタスク管理を強化したい場合
タスクに紐づくコミュニケーション機能が充実しているか、カンバン方式(視覚的な付箋形式で進捗を管理する手法)での進捗管理が可能かを確認しましょう。
重要なのは、「誰が、何を、いつまでにやるか」を明確にし、進捗状況がリアルタイムで共有される仕組みです。チャットやコメント機能を利用すれば、タスクに関する議論が記録として残り、後からの確認も容易になります。
ガントチャートによる進捗管理を強化したい場合
ガントチャート機能が高度に設計されたアプリを選びましょう。タスク間の依存関係を正確に設定・追跡できるため、プロジェクト全体のスケジュール遅延に直結するクリティカルパスを特定しやすくなります。
社内情報の蓄積・共有にも力を入れたい場合
日報機能、または社内向けのWiki機能やファイル共有機能が充実したアプリを選びましょう。単なる報告で終わらせず、成功事例や改善策、業務マニュアルなどを構造的に記録・検索できる「データベース」として活用することがポイントです。
工数管理を行いたい場合
タイムトラッキング(作業時間計測)や工数入力の機能が搭載されているかを確認しましょう。計画段階での見積と実際の作業時間を比較し、今後の見積もり精度を向上させることができます。工数データを可視化することで、メンバーごとの業務負荷を正確に把握できます。
シンプルな機能かつ無料で使いたい場合
無料プランが用意されているアプリを選定しましょう。小規模チームであれば無料で十分なケースが多いですが、将来的な拡大を見越して、有料プランのコストも視野に入れておくと安心です。
工程管理・進捗管理アプリを比較する際のポイント
最適なアプリを見つけるための、具体的な判断基準を解説します。
予算
- 無料版と有料版:多くの工程管理(進捗管理)アプリは無料プランを提供していますが、高度な機能を使用するためには有料プランが必要な場合もあります。
- コストパフォーマンス:予算に応じて、必要な機能が備わっているかどうかを確認しましょう。
チームの規模
- 小規模チーム向け: 小規模チームや個人での使用に適したシンプルなアプリも多くあります。
- 大規模チーム向け: 大規模なプロジェクトに対応した多機能なアプリを選択肢に入れましょう。
使い勝手
- ユーザーインターフェース:操作が直感的でわかりやすいかどうかは、日々の使用において非常に重要です。
- カスタマイズ性:組織の作業フローに合わせてカスタマイズできるかも、選び方のポイントです。
対応OS(iPhone・Androidでも使えるか)
現場作業が多い建設業や、外出が多い営業職では、モバイルデバイスでの利用が不可欠です。iPhone・Android両方に対応しているアプリなら全員が同じツールを使用できます。
工程管理(進捗管理)アプリを入れる具体的な5つのステップ

- 目的を明確にする
例えば以下のような要素から、自分たちのプロジェクトやチームが何を必要としているのかを明確にします。
・タスク管理
・期限管理
・コミュニケーション - 予算と規模を決める
利用可能な予算と、チームの規模に応じてアプリを絞ります。
無料プランからスタートしても、後で有料プランに切り替える可能性も考えておきましょう。 - アプリの比較と選定
選定したアプリをそれぞれ比較します。
可能であればトライアル版を使って操作感を確かめましょう。 - 小規模なチームへの導入
選定したアプリをチームに導入し、基本的な使い方をトレーニングします。
最初は簡単なプロジェクトで試して、徐々に本格的に展開すると良いでしょう。 - 評価とフィードバックの収集
一定期間使ってみた結果を元に効果を評価します。チームメンバーからのフィードバックも積極的に収集し、必要な調整を行いましょう。
工程管理(進捗管理)アプリを有効活用するためのコツ
工程管理(進捗管理)アプリの機能を最大限に引き出し、プロジェクト管理の効率を向上させるコツをご紹介します。
タスクを細かく、具体的にする
大きなタスクをそのまま登録するのではなく、1-2日で完了できる具体的な作業まで分解しましょう。例えば、「マーケティング戦略の策定」という大きなタスクは、「競合分析」「ターゲット層の定義」「施策案の作成」などに細分化します。
タスクごとに明確な完了条件を定義することも重要です。「資料作成」ではなく「〇〇会議用の資料10ページを作成し、上司の承認を得る」といった具体的な成果物を設定することで、進捗状況を客観的に判断できます。
優先順位の明確化
各タスクに重要度(高・中・低)と優先度を設定をつけることで、限られたリソースを価値の高い作業に集中できます。
定期的なレビューと改善の実施
週次、または月次でプロジェクトの進捗を振り返りましょう。計画と差異が発生した場合はその原因を特定し、対策を検討します。
また、アプリの使用状況も評価対象とし、活用されていない機能があれば、その理由を探り、必要に応じて運用の見直しを行います。
Excelで工程管理(進捗管理)する際のデメリット
多くの企業で使われているExcelですが、工程管理や進捗管理においては限界があります。ここでは、Excelが抱える主要な課題と、専用アプリへの移行を検討すべき理由について詳しく解説します。
ファイルの同期が難しい
複数のメンバーが同じプロジェクトに携わる場合、各自の環境でExcelファイルを編集すると、最新の進捗状況が即座に共有されません。
例えば、現場担当者がタスクを完了しても、その情報がプロジェクトマネージャーに伝わるまでタイムラグが生じます。意思決定が遅れたり、古い情報に基づいて作業を進めてしまったりするリスクがあります。
また、ファイルの更新履歴も分かりにくく、誰が何を変更したのかを追跡することも困難です。クラウドストレージを使用しても、同時編集時の競合や情報の消失といった問題は完全には解決できません。
同時編集の制限
Excelは基本的に一つのファイルを複数人が同時に編集することはできません。締切り直前など、複数のメンバーが同時に更新作業を行いたい場面では、この問題は深刻化します。
クラウド版Excelでは同時編集機能が提供されていますが、複雑な数式や条件付き書式を多用したファイルでは、動作が重くなったり、予期しない変更が発生したりすることがあります。
データの一元管理の困難さ
Excelを使った工程管理では、プロジェクトが大規模化するにつれて、データの一元管理が困難になります。タスク管理、進捗報告、リソース配分など、異なる目的で作成された複数のExcelファイルが乱立し、どのファイルが最新か判別できなくなることがあります。
また、関連するドキュメントや成果物を別途管理する必要があり、ファイル間のリンクが切れたり、バージョン管理が複雑になったりする問題も発生します。
工程管理(進捗管理)アプリを使うメリット
- 効率的なタスク管理で、作業効率が向上します。
- アプリ内でタスクや進捗、責任者を明示することで、チーム内の透明性が向上します。
- 各タスクに期限を設定できるため、遅延が発生するリスクを最小限に抑えられます。
- リソースを効率的に割り当てることができ、プロジェクトの成功率が高まります。
- プロジェクトの進行状況を振り返ることで、今後の改善点を見つけられます。
工程管理(進捗管理)アプリを使うデメリット
- 新しいアプリを導入する際には、操作方法や機能に慣れるまでに時間と労力がかかります。
- 高度な機能を利用するためには有料プランへの移行が必要なことが多いです。ある程度の追加コストが必要になります。
- 高機能であるあまり、情報過多で必要な情報が埋もれてしまい、結果として効率が落ちる可能性もあります。
- メンバーがツールの導入に意義を見出せない場合、反発が起こる可能性があります。
- データの漏洩や不正アクセスのリスクも考慮する必要があります。
多様な管理手法を使いこなしたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
Notion

Notionは、ドキュメント・タスク管理・データベースをまとめて扱えるオールインワンツールです。工程管理では、タスクをカンバン・表・カレンダー・ガントなど自在に表示でき、進捗の可視化が簡単です。テンプレートが豊富で、工程表やチェックリストもすぐに作成でき、チーム全体でリアルタイムに共有できます。
主な機能
- カンバン・表・カレンダー・タイムライン(ガント)表示
- タスク・プロジェクト管理データベース
- ドキュメント作成、コメント、ファイル添付
料金
- 無料プランあり
- 有料:共同編集などを利用する場合は有料プランが必要。
月1650円〜 利用可能。
おすすめしたいユーザー
- 工程表・進捗管理を柔軟にカスタマイズしたい人
- チームで情報共有・資料管理もまとめて行いたい企業
- 建設・製造・ITなど、多様な業務を一元管理したい人
Kintone(キントーン)

kintoneは、業務アプリをノーコードで自由に作れるクラウド型データベースツールです。工程管理では、タスク・進捗・工数・チェックリストなどを業務に合わせて柔軟にカスタマイズでき、情報を一元管理できます。現場やバックオフィス間でのコミュニケーションもタイムラインで共有でき、作業状況の見える化に強みがあります。
主な機能
- タスク・工程管理アプリをノーコードで作成
- ステータス管理、リマインド、絞り込み検索
- コメント・通知・ファイル共有のコミュニケーション機能
料金
- 規模に合わせてプランが複数存在。
月額1,000円/ユーザー から利用可能 - 無料トライアルあり。
おすすめしたいユーザー
- 現場に合わせて工程管理の仕組みを柔軟に作りたい企業
- 多部署・多拠点で情報共有を効率化したい会社
- 製造・建設・サービスなど、独自の業務フロー管理が必要なチーム
コラボフロー

特徴
- ビジュアル重視の設計:ビジュアルに優れたダッシュボードとインターフェースを持っています。プロジェクトの全体像を一目で把握することが容易です。
- 多様なコラボレーション機能:チャットやコメント、ファイル共有など、チーム内でのコミュニケーションを強化する多様な機能が備わっています。
- 高度なカスタマイズ性:ユーザーはプロジェクトやタスクに関する多くのカスタマイズができます。独自の工程管理(進捗管理)方法にも柔軟に対応できます。
- セキュリティ対策:アクセス制限やデータの暗号化など、堅牢なセキュリティ対策が施されています。
料金
- フリープラン:基本的な機能を無料で利用できます。
- プレミアムプラン:より高度な機能や大人数での利用を想定した有料プランがあります。料金はユーザー数や機能に応じて変動します。
おすすめしたいユーザー
- 視覚的に工程管理(進捗管理)を行いたい: コラボフローはビジュアルに優れているため、視覚的な管理を好むユーザーに適しています。
- 高度なコラボレーションを求める チャットやファイル共有など、コラボレーションに特化した機能が豊富です。
- セキュリティを重視する: 高度なセキュリティ対策が施されているため、セキュリティが重視されるプロジェクトにも適しています。
チーム内のタスク管理を強化したい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
Asana

Asana は、タスク管理からプロジェクト全体の進捗管理、チームのコラボレーションまで幅広く対応できるクラウド型ワーク管理ツールです。タスクを「リスト」「ボード(カンバン)」「カレンダー」「タイムライン/ガントチャート」など複数のビューで管理でき、視覚的に進捗を把握しやすいのが強み。
主な機能
- タスク/プロジェクト管理(担当者・期限・依存関係など設定可能)
- 複数ビュー:リスト・ボード・カレンダー・タイムライン(ガント)などで管理可能
- ポートフォリオ/複数プロジェクトの一括管理(Business以上)
- ワークフローの自動化/ルール設定、フォームによるタスク入力、テンプレート利用
- レポート・ダッシュボードで進捗や作業状況を可視化
- リソース・ワークロード管理、チームの負荷バランス可視化(上位プラン)
料金
- 無料プラン(Personal/Basic)あり。軽めのタスク管理や少人数プロジェクトに対応。
- 追加機能に応じた有料プラン。
- スターター(Starter / Premium 相当):約 ¥1,200/月/ユーザー
- Business(Advanced 相当):約 ¥2,700/月/ユーザー
- Enterprise:大規模チーム向け(料金は要問い合わせ)
おすすめしたいユーザー
- 複数のプロジェクトを同時に管理しており、タスクの見える化や進捗共有が必要なチーム
- 中〜大規模のチームで、タスク管理だけでなく「リソース管理」「ワークロード管理」「複数プロジェクトの横断管理」もしたい人・組織
- ワークフローの自動化やテンプレート活用で、定型作業の効率化を図りたいチーム
- チームメンバーや部署をまたいだコラボレーションが多く、情報共有・共有タスク管理を集中させたい会社
Backlog

Backlogは、日本発のタスク管理ツールで、タスク管理や進捗管理などを1つのプラットフォームでまとめてできる業務管理基盤です。直感的なUIで、システム開発だけでなく、マーケティング・営業・制作など幅広い業務で使いやすいのが強みです。
主な機能
- ガントチャート、カンバンボードでタスク/工程の進捗を視覚管理
- タスク(課題)ごとに担当者・期限を設定、親子課題の分割管理も可能
- ドキュメント管理/Wiki機能でナレッジ共有・資料管理も一元化
- ファイル共有、コメント機能、通知機能でチームのコミュニケーションを促進
- ソースコードのバージョン管理ツール(Git・Subversion)と連携でき、開発プロジェクト管理にも対応
料金
- 30日間の無料お試しが可能。
- 利用ユーザ数や保存容量に合わせて4種類のプランが存在。最低月額2,970円/30ユーザーから利用可能。
おすすめしたいユーザー
- システム開発チームやソフトウェア開発プロジェクトを管理したい企業・組織
- タスク管理だけでなく「資料・ドキュメント共有」「ナレッジ管理」「バージョン管理」も一元化したいチーム
- 複数プロジェクトを並行して進め、タスクの割り振り・進捗の可視化をしっかりやりたい中〜大規模チーム
- マーケティング/制作/営業など、IT以外の部署でも「見える化」と「チーム共有」が必要なプロジェクトを持つ組織
Trello

特徴
- カンバン方式の工程管理(進捗管理): Trelloはカンバンボードを使用してタスクやプロジェクトの進捗を視覚的に管理できます。
- 拡張性とカスタマイズ: 多数のプラグインと統合機能があり、自社のワークフローに合わせてカスタマイズが可能です。
- リアルタイムの共同作業: チームメンバーとリアルタイムで情報を共有でき、協力してタスクを進めることができます。
- モバイル対応: スマートフォンアプリも提供されているため、外出先でも状況をチェックできます。
料金
- 無料プラン: 基本的なカンバンボードと共同作業機能は無料で利用できます。
- 有料プラン: 有料プランでは高度なカスタマイズ、優先サポート、統合機能などが提供されます。料金はプランによって異なります。
おすすめしたいユーザー
リモートワーク環境の企業: リアルタイムの共同作業とモバイル対応があるため、リモートワークや複数の拠点に分散しているチームにも適しています。
視覚的なタスク管理を求めるチーム: カンバン方式での進捗管理が得意なTrelloは、視覚的なタスク管理を望むチームに特に適しています。
柔軟なワークフローが必要な企業: Trelloの拡張性とカスタマイズ能力により、多様なワークフローに対応できます。
Qasee(カシ―)

特徴
- タスクと工数の一元管理: Qaseeではタスク管理と工数管理を同一プラットフォームで行えます。これにより、業務の効率化と進捗管理が一元化されます。
- 進捗の可視化: プロジェクトやタスクの進捗状況をグラフやチャートで一目で確認できます。これにより、プロジェクト全体の状況を把握しやすくなります。
- リアルタイムの共有: タスクの状況や工数をリアルタイムで共有できます。これがチーム内のコミュニケーションと透明性を高めます。
- 柔軟なカスタマイズ: プロジェクトやタスクに対する多くのカスタマイズが可能であり、企業やプロジェクトの独自のニーズに合わせることができます。
料金
- 要問合せ
おすすめしたいユーザー
高度なカスタマイズが必要な企業: Qaseeは多くのカスタマイズが可能であるため、独自のニーズに対応する必要がある企業には特におすすめです。
タスクと工数の一元管理を求める企業: Qaseeはタスク管理と工数管理を一元化できるため、これらを効率よく行いたい企業には特に有用です。
進捗の可視化が重要なプロジェクト: グラフやチャートで進捗を確認できるため、進捗の可視化が重要なプロジェクトに適しています。
ガントチャートによる進捗管理を強化したい場合の工程管理(進捗管理)アプリ3選
MonoRevo(ものレボ)

MonoRevo は、日本の「製造業」現場向けに設計されたクラウド型の生産/工程管理アプリです。少量多品種/短納期の現場でも対応しやすく、スマホやタブレットから「作業実績の入力」「進捗の見える化」「在庫・受発注管理」などを一元管理できます。
主な機能
- 生産計画/工程設計(品番・数量・納期などからスケジュール作成)
- 進捗管理・実績入力(加工開始/終了/一時停止の登録、リアルタイム更新)
- 外注工程の管理対応(外注先の工程も含めた進捗管理)
料金
月額9,200円/1名から利用可能。詳細な料金は要問い合わせ。
おすすめしたいユーザー
- 「少量多品種」「短納期」など、多品種少量生産や都度注文型の中小規模製造業
- 加工・外注を含めた工程設計や進捗管理、在庫・受発注・出荷管理を一元化したい工場/メーカー
- スマホ/タブレットで現場作業者が直接入力・管理できるようにしたい現場担当者/管理者
- 専用ERPや複雑なシステムではなく、まずはクラウドで簡単に「見える化」「効率化」を始めたい企業
ANDPAD

ANDPADは建設業向けのクラウド施工管理アプリです。工程管理・図面共有・写真管理など現場の情報を一元化でき、スマホから現場でも使いやすいのが特徴です。
主な機能
- 工程・進捗管理
- 図面・写真・書類の共有
- 受発注・原価・請求などの業務管理
料金
- 要問い合わせ(初期費用+月額制)
おすすめしたいユーザー
- 建設・リフォーム・設備工事などの施工管理を効率化したい企業
- 現場とオフィスの情報共有をスムーズにしたいチーム
KANNA

KANNA は、建設・土木・不動産・製造など「現場作業が多い業務」に特化した施工管理/プロジェクト管理アプリです。
主な機能
- 複数現場/複数案件の一括管理(案件一覧・ボード・カレンダーなど表示形式あり)
- 図面・仕様書・施工写真などの資料管理と共有、資料への書き込み対応
- チャット・コミュニケーション機能、現場ごとのメッセージ共有
- 日報や作業報告書の作成・テンプレート管理、報告の写真添付も可能
- (オプションで)工程表/ガントチャート機能による進捗・スケジュール管理
料金
- 無料プランあり — 基本的な施工管理機能は無料で利用可能。
- 有償プラン(ライト/ベーシック/エンタープライズ等)あり — より高度な機能や大量のデータ管理、大規模現場対応では問い合わせが必要。
おすすめしたいユーザー
- 建設・リフォーム・土木など「現場 ⇔ オフィス」が分かれていて、情報共有や報告の手間が多い会社・チーム
- 紙/Excel/メールで報告・図面管理していて、現場の「手戻り」「入力漏れ」「共有ミス」を減らしたい企業
- 複数の現場や案件を並行して抱えていて、進捗・資料管理・報告書作成を効率化したい組織
ダンドリワーク

ダンドリワークは、建設業向けのクラウド施工管理アプリです。現場の工程・写真・図面・やり取りをまとめて管理でき、職人・現場監督
主な機能
- 工程管理・スケジュール共有
- 写真・図面・資料のクラウド管理
- チャット機能で現場とのやり取りを一本化
料金
- 要問い合わせ(月額+初期費用)
- 無料プランなし
おすすめしたいユーザー
- 建設・リフォーム会社の現場管理を効率化したい企業
- チャット・工程表・図面共有を一つのツールにまとめたいチーム
- 協力会社や職人との連絡ミスを減らしたい現場管理者
社内情報の蓄積・共有にも力を入れたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ4選
日報アプリgamba!(ガンバ)
gamba! は、チームの“日々の進捗共有”に特化した日報アプリです。日々の作業内容・成果・課題を手軽に入力でき、コメントやスタンプでコミュニケーションも活発化。工程の進み具合やボトルネックが見える化し、改善のスピードが上がります。スマホから1分で日報が書ける手軽さも魅力です。主な機能
- 日報投稿(テンプレート・写真・動画対応)
- コメント・スタンプによるチームコミュニケーション
- KPI・売上・進捗の自動グラフ化
- AI による日報の要約・改善ポイント提案(AIレビュー)
料金
- 月額 980円/ユーザー
- 15日間の無料トライアルあり
おすすめしたいユーザー
- 現場の進捗・課題を毎日把握したい管理者
- チームのコミュニケーションを活性化させたい企業
- 営業・建設・サービス・店舗など「毎日の積み重ね」を改善したい組織
Photoruction(フォトラクション)

Photoructionは、建設・土木業向けのクラウド施工管理アプリで、写真管理に特化しているのが特徴です。撮影した写真を自動で図面にひも付けたり、報告書を自動生成できるため、現場の記録作業を大幅に効率化できます
特徴
- 写真ベースの工程管理(進捗管理)
Photoructionは写真を中心に工程管理(進捗管理)を行う独特のアプローチを採っています。これにより、現場の状況を直観的に把握できます。 - クラウドストレージ
現場で撮影した写真や資料をクラウドで一元管理し、簡単に共有や保存ができます。 - リアルタイムの進捗報告
現場の最新情報をリアルタイムで報告できる機能があります。
料金
- 利用者数に応じた月額料金がかかります。(見積対応)
おすすめしたいユーザー
・図面・検査・工程をクラウドで一元管理したいチーム
・写真管理や報告書作成に時間がかかっている建設会社
・現場の記録作業を効率化したい監督・担当者
工数管理も行いたい場合の工程管理(進捗管理)アプリ2選
CrowdLog

CrowdLogは、工数管理・プロジェクト管理に強いクラウド型ツールです。メンバーの作業時間や稼働状況をリアルタイムで把握でき、工程の遅れやリソース不足を早期に発見できます。IT・制作・コンサルなど、多数のプロジェクトを並行するチームに最適です。
主な機能
- 工数入力・自動集計
- プロジェクトの進捗・予実管理
- 稼働率・負荷状況の可視化
料金
- 無料トライアルあり
- 複数のプランがあり、料金は要問い合わせ。
おすすめしたいユーザー
- 工数管理をきちんと行いたいIT・制作・コンサル企業
- プロジェクトごとの原価・予実管理をしたいチーム
- メンバーの稼働状況をリアルタイムに把握したいマネージャー
Conne

Conneは、現場のコミュニケーションを効率化する 建設業向けチャット・情報共有アプリ です。現場ごとに専用グループを作成し、写真・図面・資料をまとめて共有できるため、連絡ミスや情報の分散を防ぎます。操作がシンプルで、職人さんや協力会社も使いやすいのが強みです。
主な機能
- 現場ごとのチャット・連絡共有
- 写真・図面・ファイルの一元管理
- 既読確認・通知機能で連絡漏れを防止
料金
- 無料プランあり
- 有料プランは月額制(詳細は要問い合わせ)
おすすめしたいユーザー
- 現場と協力会社との連絡をスムーズにしたい建設・工務店
- LINEやメールでの情報分散を解消したいチーム
- 写真・図面・資料をまとめて管理したい現場担当者
TimeTracker NX

TimeTracker NXは、工数管理・作業時間の見える化に特化した管理ツールです。実績入力をシンプルに行え、誰がどの作業にどれだけ時間を使っているかをリアルタイムで把握できます。プロジェクトの原価管理や生産性向上に役立つのが特徴です。
主な機能
- 作業時間・工数入力(PC/スマホ対応)
- プロジェクト別の進捗・原価管理
- ダッシュボードによる稼働状況の可視化
料金
- 月額 660円〜/ユーザー
- 無料トライアルあり
おすすめしたいユーザー
- IT・制作・エンジニアリングなど工数管理が重要な企業
- プロジェクトの原価や収益を正確に把握したいチーム
- メンバーの稼働状況を見える化して、生産性を高めたい管理者
工程管理(進捗管理)アプリ比較表
| サービス名 | 特徴 (簡潔版) | 料金 |
| Notion | ドキュメント、タスク、データベースを統合したオールインワン。カンバンやガントなどで進捗を自在に可視化。 | 無料プランあり。有料:月1,650円〜 |
| Kintone(キントーン) | 業務に合わせて工程管理アプリをノーコードで柔軟に作成・カスタマイズできるクラウドデータベース。 | 月額1,000円/ユーザーから。無料トライアルあり。 |
| コラボフロー | ビジュアル重視、多様なコラボレーション機能、高度なカスタマイズ性、堅牢なセキュリティ。 | フリープランあり。プレミアムプラン:要問い合わせ。 |
| Asana | タスク、プロジェクト、チームコラボレーションに対応。タスクをリスト、ボード、ガントなど複数のビューで管理。 | 無料プランあり。有料プラン:約 ¥1,200/月/ユーザー〜 |
| Backlog | 日本発のタスク管理ツール。ガントチャート、カンバン、Wikiでタスク管理と情報共有を一元化。 | 30日間の無料お試しあり。最低月額2,970円/30ユーザーから。 |
| Trello | カンバンボードによる視覚的な進捗管理が得意。拡張性とカスタマイズ性に優れる。 | 無料プランあり。有料プランあり(料金はプランによる)。 |
| Qasee(カシ―) | タスク管理と工数管理を一元化。進捗のグラフ化、リアルタイム共有、柔軟なカスタマイズに強み。 | 要問合せ |
| MonoRevo(ものレボ) | 製造業現場向けに特化。少量多品種・短納期の現場に対応し、実績入力を一元管理。 | 月額9,200円/1名から。料金は要問い合わせ。 |
| ANDPAD | 建設業向けのクラウド施工管理アプリ。工程管理・図面共有・写真管理など現場情報を一元化。 | 要問い合わせ(初期費用+月額制) |
| KANNA | 現場作業が多い業務に特化。複数案件管理、図面・資料共有、チャット、日報作成に対応。 | 無料プランあり。有償プラン:要問い合わせ。 |
| ダンドリワーク | 建設業向け。現場の工程、写真、図面、やり取りをまとめて管理し、連絡ミスを削減。 | 要問い合わせ(月額+初期費用)。無料プランなし。 |
| 日報アプリgamba!(ガンバ) | 日々の進捗共有に特化した日報アプリ。日報投稿、コミュニケーション、KPI・進捗の自動グラフ化が可能。 | 月額980円/ユーザー。15日間の無料トライアルあり。 |
| Photoruction(フォトラクション) | 建設・土木業向け。写真管理に特化し、写真の図面への自動ひも付けや報告書自動生成で記録作業を効率化。 | 利用者数に応じた月額料金(見積対応)。初期費用は無料。 |
| CrowdLog | 工数管理・プロジェクト管理に強いツール。作業時間・稼働状況をリアルタイムで把握し、遅れを早期発見。 | 無料トライアルあり。複数のプランがあり、料金は要問い合わせ。 |
| Conne | 建設業向けチャット・情報共有アプリ。現場ごとのチャット、写真・図面共有で連絡ミスを防止。 | 無料プランあり。有料プランは月額制(詳細は要問い合わせ)。 |
| TimeTracker NX | 工数管理・作業時間の見える化に特化。実績入力をシンプルに行え、原価管理や生産性向上に貢献。 | 月額660円〜/ユーザー。無料トライアルあり。 |
まとめ
本記事では、工程管理・進捗管理アプリの基本から、具体的な選び方、活用のコツまで幅広く解説してきました。工程管理と進捗管理の違いを理解し、WBSやガントチャートなどの手法を適切に組み合わせることで、プロジェクトの成功率は格段に向上します。
また、Excelでの管理が抱える「リアルタイム性の欠如」「同時編集の制限」「データの一元管理の困難さ」といった課題を、専用アプリの導入により解決できることもお分かりいただけたでしょう。
ご紹介した17のアプリには、それぞれ特徴があります。予算、チーム規模、使い勝手、対応OSなど、あなたのプロジェクトに最適なツールを選ぶことが重要です。
特に、シンプルな操作性とチーム内のコミュニケーション機能を重視する方には、日報アプリ「gamba!」がおすすめです。リモートワークにも対応し、日報機能を中心にプロジェクトの進捗管理も一元化できるため、初めて工程管理アプリを導入する企業にも使いやすい設計となっています。
導入後は、タスクの細分化と優先順位の明確化、定期的なレビューと改善サイクルの実施により、アプリの効果を最大限に引き出すことができます。工程管理・進捗管理の効率化は、チーム全体の生産性向上、プロジェクトの納期厳守、そして最終的には顧客満足度の向上につながる重要な取り組みです。
ぜひ本記事を参考に、あなたのプロジェクトに最適な工程管理アプリを見つけ、業務効率化の第一歩を踏み出してください。

2012年より、日報アプリ「gamba!(ガンバ)」を提供しています。チームの結束力を高め、より良い成果を出すための環境を提供することで、多くの企業の変革を支援しています。10年以上のサービス提供、サポートの実績を誇ります。社内コミュニケーションや日報に関してはお任せください。運営ポリシー



