【2025年最新】名簿管理ソフトおすすめ10選|メリットとデメリット解説
監修:株式会社gamba

名簿管理は、どの企業にとっても避けて通れない重要な業務の一つです。顧客情報、社員データ、取引先の連絡先など、多くの情報を効率よく管理することで、ビジネスのスムーズな運営が可能になります。しかし、手作業での管理は時間も労力もかかりますよね。そこで活躍するのが「名簿管理ソフト」です。
この記事では、名簿管理ソフトの基本的な機能から、社内で導入する際のメリットとデメリット、さらにはおすすめの10選まで、幅広く解説していきます。これから名簿管理ソフトを導入しようと考えている方、既に使っているけれどもっと効率的なソフトはないかと探している方、どちらにも有用な情報が詰まっています。
名簿管理ソフトとは?
名簿管理ソフトとは、顧客、社員、取引先などの個々の情報を一元的に管理できるソフトウェアのことです。これは、企業や団体が持つ多くの名簿データを効率よく、かつ安全に管理するためのツールとなります。
名簿管理ソフトの基本機能とは
- データの登録・編集: 名簿に必要な情報(名前、住所、電話番号など)を入力や編集ができます。
- 検索・フィルタリング: 特定の条件に合った情報を瞬時に検索、抽出することが可能です。
- データのエクスポート・インポート: CSVファイルやExcelファイルなど、多くの形式でデータの出入りができます。
- セキュリティ: パスワード保護、暗号化など、データの安全性を確保する機能が備わっています。
なぜ名簿管理ソフトが必要なのか?
- 時間の効率化: 手作業での名簿管理は、時間がかかります。名簿管理ソフトを使用することで、データの入力や検索が劇的に速くなります。
- データの一元管理: 複数の部署やプロジェクトで異なる名簿を使用していると、情報がバラバラになりがちです。一元管理ができることで、そのような問題を解消できます。
- エラーの削減: 手入力によるエラーが減少し、データの正確性が向上します。
名簿管理ソフトは、これらの点で非常に有用です。特に、大量のデータを扱う大企業や、顧客管理が重要な業界では、その効果を大いに感じられるでしょう。
名簿管理ソフトの利用するメリット
社内で名簿管理ソフトを導入することは、効率的なデータ管理と高いデータの正確性を実現し、チーム間のコミュニケーションを促進します。
さらに、高度なセキュリティ機能でデータを安全に保管でき、リモートワークにも対応した柔軟性を享受できます。カスタマイズ性が高く、中長期的なコスト削減も期待できるため、多くの企業にとって有用な選択となるでしょう
名簿管理ソフトの利用するデメリット
名簿管理ソフトを社内で導入することは多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも無視できません。初めに、ソフトウェアの導入とカスタマイズには初期コストがかかります。これに加え、月々の維持費やアップデートに伴う費用も発生する場合があります。
次に、新しいシステムに慣れるまでには時間と労力がかかるため、初めのうちは作業効率が下がる可能性があります。さらに、既存のデータを新しいシステムに移行する過程で、データのフォーマットが一致しないなどの問題が発生することがあります。
名簿管理ソフトおすすめ10選
日報アプリgamba!

特徴
gamba! はチームメンバーの情報を日報と紐づけて管理できるため、「スタッフ名簿+業務状況」を一体で把握できる点が特徴です。個々のメンバーがどんな業務を担当し、どのプロジェクトに関わり、どんな成果を出しているのかを一覧で確認でき、名簿管理と業務進捗管理を同時に行うことができます。
主な機能
- メンバー一覧・グループ管理:部署・チーム別にスタッフ情報を整理し、役割・権限ごとに管理が可能
- 日報と人材データの紐づけ:個々のスタッフの活動・スキル・担当状況を日報から蓄積し、「この人が何をしているか」を可視化
- KPI・実績の可視化:名簿上のメンバーごとに業務量や成果を数値で把握でき、評価資料としても活用可能
料金
- 初期費用:0円
- 月額:1ユーザーあたり ¥1,078/月(税込)
- 年額割引:1ユーザーあたり ¥898/月(税込)
公式サイト
Sansan

特徴
法人向けのクラウド名刺管理サービスの代表格で、名刺をスキャンするだけで99.9%精度でデータ化できる点が大きな強みです。単なる名刺整理ではなく、社内で取引先情報や人脈・接触履歴を共有し、営業活動の質を上げる“データベース”として活用できる点が評価されています。
主な機能
- 名刺の撮影・スキャナー取り込み → 高精度データ化
- 名刺・連絡先情報のクラウド管理と社内共有
- 人事異動・企業ニュースの自動取得
- 接触履歴管理(いつ誰と会ったかを可視化)
- CRM/SFAとの連携、名寄せ・重複排除
料金
- 初期費用+月額のライセンス費用。企業規模により個別見積もり制。
- プランは Lite / Standard / DX など複数あり。
公式サイト
myBridge

特徴
チームでの名刺管理・共有に強く、個人用・グループ用どちらでも使いやすいアプリです。名刺を撮影するだけでデジタル化でき、社内で共有名刺帳を作成できるため、個人が持つ名刺情報を組織の資産として活かせます。
主な機能
- 名刺撮影+OCR+オペレーターによるデータ化
- 「共有名刺帳」機能で社内メンバーと名刺を共有
- 名刺情報をキーワード検索、Excelエクスポートも対応
料金
個人的な利用(個人名刺帳)は基本無料利用可能。
名刺を共有することができる「共有名刺帳」は有料で利用可能です。(100名までは無料共有可能)
複数プランが用意されており月額990円/1名から利用可能。
公式サイト
Eight(エイト)

特徴
スマホひとつで名刺を撮影し、ビジネス人脈を管理・活用できる個人向けクラウド名刺管理アプリです。交換した相手が転職や昇進といった変化をした際、自動で情報更新が届くため、常に最新のビジネスネットワークを維持できます。
主な機能
- 名刺をスマホ撮影してデータ化(OCR+人力入力による高精度)
- 名刺交換後、相手の昇進・異動・転職等の更新を通知で受け取れる機能
- 名刺情報をキーワード(名前・会社名・部署など)で検索、タグ付け・グループ分けで整理できる仕組み
料金
- 無料プラン:名刺データ化枚数無制限、クラウド保存容量・期間も無制限。
- プレミアム(個人向け):名刺裏面の情報まで含む全項目データ化、一括ダウンロードなどの拡張機能。 月額約¥600/年額約¥6,000。
- 企業向け「Eight Team」プラン:基本使用料19,800円 + 10アカウント以上から月500円/1ユーザー。
公式サイト
Knowledge SUITE

特徴
名刺管理機能だけでなく、営業支援やグループウェア機能を統合したクラウド型のビジネスプラットフォームで、顧客情報・人脈・名刺を「チームの資産」として活用したい企業向けに設計されています。
主な機能
- 名刺のスキャン&OCR+手入力によるデータ化
- 名刺データを営業支援(SFA)機能へ紐づけ、顧客管理~商談管理まで一元管理
- ユーザー数無制限・従量課金制で利用数が多くてもコストが抑えられる料金体系
料金
- 利用する機能によりプランが複数用意されており、月額55,000円から。(ユーザ数は無制限)
公式サイト
https://www.bluetec.co.jp/knowledgesuite
Hubspot

特徴
HubSpot は、顧客データの一元管理を基盤として、マーケティング、営業、カスタマーサービスをひとつのプラットフォームでつなげられるクラウド型CRMです。無料プランから始められるため、中小企業やスタートアップでも導入しやすく、拡張性の高いエコシステムを備えています。
主な機能
- 顧客・リード情報の管理(コンタクト、企業、取引などのデータベース化)
- セールス/営業活動の管理(パイプライン管理、タスク・ミーティング予約)
- マーケティング・チャット・サポートとの連携(メールトラッキング、ライブチャット、チケット管理)
料金
- 無料プランあり(ユーザー数やコンタクト数に制限あり)
- 有料プラン(Starter/Professional/Enterprise)により機能・ユーザー数・連携数が拡張。例えば、基本機能を超えた自動化・レポートなどはProfessional以上となります。
公式サイト
Zoho CRM

特徴
Zoho CRMは、「低コストで豊富な機能を備えた、使いやすいCRM/SFAツール」という位置付けです。直感的なUIと高いカスタマイズ性を持ち、スタートアップから中小企業、さらにはグループ展開している企業にも対応できる点が強みです。
主な機能
- 顧客・商談管理とセールスフォースオートメーション(SFA)による営業活動支援。
- ワークフロー自動化・プロセス管理(営業プロセスの設計・自動化)
- レポート・分析ダッシュボード(売上予測・営業成績の可視化)
料金
- 無料プラン:3ユーザーまで無料で利用可能。
- 有料プラン:1ユーザーあたり月額 1,680円~(年契約時)から利用可。プランごとに機能差・ユーザー数や連携数による拡張要素あり。
公式サイト
Salesforce Agentforce Sales(旧Sales Cloud)

特徴
Salesforce Agentforce Sales は、営業活動を全面的に支援するクラウド型 CRM/SFA プラットフォームです。顧客・リード・商談・取引先を一元管理し、営業プロセスの可視化・標準化・自動化を図ることで、成約率の向上や営業チームの効率化を実現します。
主な機能
- 顧客・取引先・商談・リードの一元管理:営業活動の進捗状況をリアルタイムに把握
- 商談プロセスの可視化・予測ダッシュボード:パイプラインの健全性確認や売上予測支援
- ワークフロー・承認プロセスの自動化/カスタマイズ機能:標準業務をシステム化し、ヒューマンエラーの低減
料金
- 個別見積もり。30日間の無料トライアルが可能。
公式サイト
https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview
kintone

kintoneは、プログラミング不要で「名簿管理」「顧客管理」「案件管理」など自社業務に合わせてアプリを作成できるクラウド型業務改善プラットフォームです。名簿(社員名簿・顧客リストなど)をExcel・紙からクラウドに移行し、データをリアルタイムで更新・共有できる点が大きなメリットです。
主な機能
- アプリ作成(ドラッグ&ドロップで項目設計・入力フォーム作成)
- データの検索・絞り込み・グラフ化(名簿情報を容易に分析)
- アクセス権限・共有設定(アプリ/レコード/フィールド単位で閲覧・編集制限)
料金
料金は「ユーザー数」「使用アプリ数」「ストレージ容量」などに応じた月額制が取られており、主に3つのプランが用意されています。最安のプランでは月額1,000円/1ユーザーから利用可能です。
公式サイト
サスケWorks

特徴
サスケWorksは、プログラミングの知識がなくてもドラッグ&ドロップで業務用アプリを作成できるノーコードツールです。名簿管理用途においては、Excelでの煩雑な一覧管理や更新履歴の追跡が難しいという課題を、「項目の自由設計」「アクセス権限設定」「履歴管理」などを備えたクラウドアプリで解決できます。
主な機能
- 名簿項目の自由カスタマイズと絞り込み検索、条件保存機能
- 更新履歴・アクセス履歴の管理と、誰がいつ編集したかの追跡機能
- Webフォームから名簿への自動入力連携、アクセス権限・表示制限を含むセキュリティ機能
料金
機能に応じて複数のプランが用意されています。
- Lightプラン:11ID付きで月額 ¥5,000(1ユーザーあたり約¥455)
- Businessプラン:11ID付きで月額 ¥15,000(1ユーザーあたり約¥1,364) ※プランはアプリ数・レコード数・容量などに応じて変動します。
また、30日間の無料トライアルが可能です。
公式サイト
SKYPCE

特徴
SKYPCE(スカイピース)は、名刺を単なる連絡先として管理するのではなく、営業活動やマーケティング活動と連動させて活用できる法人向け名刺管理サービスです。AI-OCR+オペレーターによる「99.9%の精度」でデータ化された名刺情報を、組織全体で共有・活用できるため、個人管理・情報の属人化を防ぎつつ営業の見える化を実現できます。
主な機能
- 名刺情報の高精度データ化(スキャン/撮影 → AI+オペレーター)
- 詳細な検索・タグ付け・地図表示による名刺データ閲覧・共有機能
- 営業支援機能:企業データベース連携、名刺からメール一斉配信・接触履歴管理が可能
料金
料金は公開されておらず、法人利用向けに「利用ユーザー数/名刺登録枚数/プラン内容」に応じて個別見積もりです。
公式サイト
名簿管理ソフトの導入前に確認するべきポイント
名簿管理ソフトを導入する前に考慮すべきポイントとしては、まず社内で必要な名簿管理のニーズを明確にし、それに合った予算を設定することが基本です。また、ソフトの機能やユーザビリティ、セキュリティ対策、そしてデータ移行の計画も大切です。
さらに、スタッフトレーニングの必要性、システムの柔軟性と拡張性、サポート体制の確認、他社やユーザーの評価を参考にすること、そしてROI(投資対効果)も計算することが推奨されます。これらを総合的に考慮して、最適な名簿管理ソフトを選ぶことが、効率と効果を最大化する鍵です。
まとめ
今回の記事で解説したように、名簿管理ソフトは業務効率化やデータの一元管理に大いに役立つツールです。しかし、導入には初期コストや研修時間などのデメリットも無視できません。そのため、事前にしっかりと自社のニーズとソフトの機能を照らし合わせることが重要です。
おすすめの10選から選ぶ際には、予算、機能、サポート体制など、多角的に比較することをお勧めします。そして、最適な名簿管理ソフトを見つけることで、業務の効率を高め、より成果を出すための環境を整えましょう。

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