KPI管理ツール17選!エクセル・スプレッドシートでの管理方法、無料ツールを紹介

最終更新日:2025年8月29日

 KPI管理は、あらゆる業界で必要とされている評価指標です。
これを理解しておくと、どの業界においてもマネージメント業務に活用できます。

この記事では、KPIの目的と活用法、おすすめKPI管理ツールをご紹介します。
では早速、KPI管理について理解を深めましょう。

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KPI管理ツールとは

KPI管理ツールとは、会社の重要な数字(KPI)を簡単に追跡・分析できるソフトウェアです。日々の業務に追われる中、「あの数字どうなってる?」と慌てて資料を探す手間を省いてくれる頼もしい味方なんです。

例えば、営業成績や顧客満足度、ウェブサイトのアクセス数など、会社にとって大切な指標を一目で確認できるようにしてくれます。Excel表をいちいち開いて数字を追いかける日々とはサヨナラできますよ。

最近のKPI管理ツールは本当に進化しています。スマホでサクッと確認できたり、自動でグラフを作ってくれたり、さらには「この調子だと目標達成は厳しそうですよ」と教えてくれるものも。チーム全員がリアルタイムで情報を共有できるので、「報告忘れてた!」なんてトラブルも減らせます。

小さなチームならExcelでも十分かもしれませんが、組織が大きくなるほど専用ツールの恩恵は大きくなります。日々の作業時間を短縮して、より大切な考える時間を確保するために、KPI管理ツールの導入を検討してみる価値はあるでしょう。

そもそも、KPIの設定方法とは?

具体的なKPIの立て方をご説明します。
前述の「KPIの例」を踏まえて読んでいただくと、理解しやすいでしょう。

参考記事:KPIとは?KGIとの違いからメリット、設定方法まで具体例つきで解説

1.KGIの確認

はじめに「自分の組織(チーム)はどこを目指しているのか?」という”目的地”を関係者間で明確にします

  • 企業であれば「今年度末までに利益◯円達成」
  • 営業チームならば「期末までに売上◯円達成」

などが該当するでしょう。

2.現状とKGIとのギャップを確認

目的が明確になったら、次は現状とのギャップを確認します。現状のまま進むと、KGIとどれほどギャップがあるのか予測しましょう。
このギャップを埋めるための具体的な方法がCSF、数値目標がKPIです。

3.プロセスの確認・モデル化

   例として、現状のまま進むと売上目標(KGI)を達成できない場合を考えてみます。売上を向上させる方法を考えるために、売上が構成される要素(プロセス)を確認します。

・売上が構成される要素は一般的には「販売数量×平均販売単価」で表現できます。「販売数量」をより細かくすると「提案数×受注率(CVR)」と表現ができます。

・売上は「提案数」×「受注率」×「平均単価」の要素で構成されることがわかりました。これがモデル化です。売上を向上させるために、これらを向上させる対策を検討する必要があります。

4.CSFの設定

「ステップ3」の例で、KGI達成には提案数、受注率、平均販売単価のいずれかを上げる対策を検討する必要があることがわかりました。
この中から一番重要だと思われる要素をCSF(事業成功の鍵)と設定します。

・CSFの考え方には様々あります。KPIを設定する上で一番難所といえるでしょう。

・簡単な目安として、「自分の組織の行動で向上しやすい要素はどれか?」という観点で検討すると理解しやすいです。

・前述の「KPIの例」のように「複数のサービスを合わせて提案すると、1サービスのみ提案した場合と比べて受注率が上がる」というデータが見つかった場合、「複数のサービスを合わせて提案する」ことがCSFになります。

5.KPIの設定

設定したCSFを数値目標にすることでKPIを設定します。
CSFを設定することができれば、KGIを達成するためにどの程度CSFを実施すれば良いか計算することでKPIの設定が完了します。

KPI管理ツールを利用するメリット

「また新しいツール?面倒くさそう…」と思われるかもしれませんが、KPI管理ツールを使うことで得られるメリットは意外と大きいんです。日々の業務がラクになるだけでなく、会社の成長にも繋がるポイントをご紹介します。

KPIの進捗を可視化できる

「数字の羅列を見ても、正直ピンとこない…」という経験はありませんか?KPI管理ツールの最大の魅力は、複雑な数字をグラフやチャートに変換してくれること。パッと見ただけで「あ、今月はここが伸びてるんだ」と分かるので、会議の時間も大幅に短縮できます。

例えば営業目標の達成度をカラフルな棒グラフで表示すれば、チーム全体の状況も一目瞭然。「このままじゃ今期の目標に届かない!」という危機感も自然と共有できますよね。

データ集計・分析を効率化できる

毎月恒例の「レポート作成祭り」で徹夜…なんて経験がある方も多いのでは?KPI管理ツールを使えば、データ収集や集計作業が自動化されるので、その時間を別の業務に回せます。

手動入力によるミスもなくなるので「あれ?この数字おかしくない?」というチェック作業も不要に。データが自動で更新されるので、いつでも最新の状況を確認できるのも嬉しいポイントです。

迅速に改善できる

「あれ、先月からこの数字が下がってる…」と気づいた時、すぐに行動できるかどうかは大きな差になります。KPI管理ツールなら異変にすぐ気づけるので、問題が大きくなる前に対策を打てるんです。

例えば、ECサイトの離脱率が突然上がったら、すぐにサイトのどこに問題があるか調査を始められます。「月末の集計を見てから」では手遅れになることも少なくありません。早めの気づきが、大きなチャンスやピンチを左右するんですね。

全従業員がKPI管理に関われる

「数字の管理は経営層だけの仕事」と思っていませんか?実は、全員が数字を意識することで、組織はぐっと強くなります。優れたKPI管理ツールなら、役職や部署に合わせた画面を表示できるので、新人さんでも「自分の活動がどう会社に貢献しているか」が分かるんです。

営業マンは自分の成約率を、カスタマーサポートは解決時間を、マーケターはコンバージョン率を…それぞれが自分のKPIを意識することで、会社全体のパフォーマンスが上がっていきます。

より精度の高い経営判断が可能になる

「なんとなく売れてる気がする」「そろそろ新商品を出したほうがいいかも」…感覚だけで経営判断をするのは、はっきり言ってギャンブルです。KPI管理ツールを使えば、過去のトレンドやリアルタイムのデータに基づいた判断ができるようになります。

例えば、「A商品は夏場に売上が伸びる」「B地域では週末の広告効果が高い」など、データから見えてくるパターンを活用すれば、より効果的な戦略が立てられますよね。勘と経験も大切ですが、それにデータの裏付けがあれば、自信を持って決断できるはずです。

KPI管理ツールでできること

KPI管理ツールは単に数値を記録するためのものではなく、目標設定から進捗の可視化、改善アクションの促進まで幅広くサポートします。組織の成長を効率的に支えるために、以下のような機能が搭載されています。

機能カテゴリ主な内容
データ管理複数のデータソースから自動収集・統合、テンプレートによる入力支援、モバイル対応
可視化・分析ダッシュボード、グラフ・チャート表示、トレンド分析、予測分析
目標管理KPIツリーの作成、進捗率の自動計算、未達成時のアラート通知
レポート・共有定期レポートの自動作成、リアルタイム共有、権限管理、通知機能
連携機能CRM・SFA・ERPとのAPI連携、Excel/CSV出力、クラウド連携

KPI管理ツールの種類

「KPI管理ツールが必要なのは分かったけど、どんな種類があるの?」という声にお答えします。目的や規模によって最適なツールは変わってきます。ここでは代表的なツールの分類をご紹介します。

エクセル・スプレッドシート

「専門的なツールではなくても、うちはExcelで十分」という会社も多いですよね。実際、Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートは、専門的になりすぎず、手軽に始められるKPI管理ツールと言えます。

Excelの良い点はほとんどの企業に基本的な設備(業務上必要なソフト)として用意されていることが多く、追加コストがかからないこと。すでに使い方を知っている人も多いので、新しい操作を覚える必要もありません。関数やピボットテーブルを駆使すれば本格的な分析もできますし、グラフ作成も簡単です。小規模なチームや、KPI管理を始めたばかりの会社には、まずExcelから始めるのがおすすめです。

難点としてはデータ量が増えてくると処理が重くなったり、複数人での同時編集が難しい点です。使っていく上で上記のような課題を感じ始めたら、次のステップに進む時かもしれません。

SFA / CRM

営業力が重点を置いている企業ではSFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)がぴったりです。これらは営業活動や顧客との関係性に関するKPIを管理するのに特に優れています。

例えば、商談数や成約率、顧客獲得コストなど、営業や顧客に関するKPIを自動的に集計・分析してくれます。「Aさんの成約率が下がっている」「Bさんへのフォローが遅れがち」といった課題もすぐに見つけられるので、タイムリーなサポートができます。

Salesforceや、HubSpot、Zoho CRMなど、選択肢は豊富です。使いやすさを重視したツールも増えているので、ITに詳しくなくても簡単に使いこなせるようになっています。

BIツール

「もっと本格的に、あらゆるデータを分析したい」という欲張りな要望にこたえてくれるのが、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。Power BI、Tableau、Lookerなどが有名どころです。

BIツールの長所は様々なデータソースから情報を集めて、高度な分析ができること。基幹システムのデータ、Webアクセスログ、顧客情報など、あらゆるデータを組み合わせて分析できるんです。ドラッグ&ドロップの簡単操作で複雑な分析ができるので、データサイエンティストでなくても使いこなせます。

初期費用や導入の手間はかかりますが、「データをもっと活用して競合に差をつけたい」「部門を超えた横断的な分析をしたい」という場合には、強力な武器になるでしょう。近年は中小企業向けの手頃なプランも増えています。

予算・経営管理とKPI管理を一元化したタイプのツール

予算や財務情報とKPIを統合的に管理できるツールは、経営企画部門や管理職にとって大きな助けとなります。数値の一元化により、経営判断を迅速かつ正確に行えるのが特長です。代表的なツールを紹介します。

  • Scale Cloud:予算とKPIを同時に管理し、ボトルネックを数秒で把握可能。Excel依存から解放されます。
  • Loglass:予実管理に強く、表計算ソフトと連携してスムーズに予算策定を実現。
  • Manageboard:KPIと財務データを連動させ、ドリルダウン形式で詳細分析が可能。

このタイプのツールは、単なるKPI管理を超えて経営そのものを支えるプラットフォームとして利用できます。

KPI管理に特化したタイプのツール

「KPIの進捗をすぐに確認したい」「操作はシンプルで良い」というニーズに応えるのが、KPI特化型ツールです。余計な機能を省き、直感的に数値を把握できる点が魅力です。

  • MIERU:1クリックでKPI推移を確認でき、折れ線グラフで見やすく表示。
  • banto:チャットボットで進捗を自動収集。日報作成の手間を削減します。
  • Goalous:OKRベースでKPIを管理。目標と業務の紐づけが明確にできます。

現場の担当者でも直感的に扱えるため、導入効果を短期間で得られるのが大きなメリットです。

KPI管理ツールの選び方

多くのツールがそれぞれ差別化を図っており、目的や課題によって最適なツールが変わります。自社に合ったものを選ぶためのポイントをご紹介します。

管理できる指標は何か

まず確認したいのは、自社で追いたい指標が管理できるかどうか。当たり前のようですが、意外と見落としがちなポイントです。

例えば、営業部門なら「商談数」「商談あたりの単価」「成約率」、ECサイトなら「コンバージョン率」「平均購入額」「リピート率」など、業種によって重要なKPIは全然違います。

特に「算出するために独自の計算式が必要な指標がある」「業界特有の指標を使っている」という場合は要注意。カスタマイズ性の高いツールでないと、結局使いづらくなってしまいます。また、「日次で確認したい」「リアルタイムで状況を把握したい」という要望がある場合は、データ更新の頻度もチェックポイントですね。

「将来的には指標を増やしたい」という場合に備えて拡張性も重要です。自社の成長に合わせて柔軟に対応できるツールを選びましょう。

目的に沿った機能が揃っているか

KPI管理ツールを導入する目的は会社によって様々。「何のために導入するのか」を明確にして、それに合った機能を持つツールを選ぶことが大切です。

例えば、「経営会議で使う資料としても利用したい」なら、レポート自動作成機能やグラフの多様性などが重要になります。「現場スタッフの日々の行動改善に活かしたい」なら、モバイル対応やアラート機能が便利でしょう。「未来の予測に使いたい」なら、AI予測機能を持つツールが必要かもしれません。

一方で、機能が多すぎると操作が複雑になり、結局誰も使わなくなるという罠も。特に導入初期は、シンプルで使いやすいツールから始めて、慣れてきたら機能を拡張していくというアプローチも賢明です。

多くのツールは無料トライアルを提供しています。「百聞は一見にしかず」で、実際に自社のデータを入れて使ってみるのが、使い勝手を判断する一番の方法ですね。

既存システムと連携できるか

新しいツールを導入する際、見逃しがちなのが「既存システムとの連携」です。良いツールを導入しても、データの二重入力が必要になるようでは本末転倒ですよね。

すでに社内で使っているシステムとスムーズに連携できるか確認しましょう。API連携ができるか、対応しているファイル形式は何か、データのインポート/エクスポートはどれくらい簡単か、などがポイントです。

セキュリティポリシーやIT管理体制も、既存のシステムとの整合性を考慮して選びましょう。

拡張性と将来の対応力

会社の成長に合わせて、KPIの数や利用するメンバーはどんどん増えていきます。最初は少人数で使えても、将来チームや部門が拡大したときに対応できなければ不便になります。ダッシュボードの数や登録できる指標数に制限がないか、ユーザー数の上限はどうかを事前に確認しておきましょう。また、将来的に海外展開や新規事業が増えたときに対応できる柔軟性があると安心です。

データ連携と更新頻度

KPIは営業、マーケティング、経理などさまざまなシステムからデータを集める必要があります。そのため、ツールが自社で使っているサービスと連携できるかは重要なポイントです。毎日手動で数字を入力しなければならないと、かえって負担になってしまいます。自動更新に対応しているかを確認し、無理なく運用できるツールを選びましょう。

コストと効果のバランス

KPI管理ツールには無料で使えるものから数万円かかるものまで幅があります。大切なのは、「費用に見合う効果が得られるか」です。例えば「レポート作成にかかる時間が減った」「会議での意思決定が早くなった」など、どのくらい効率化できるかを考えてみましょう。ツールにより節約される時間により、どのくらいのコストが軽減できるかなど、仮説を立ててみると良いでしょう。
導入前に無料トライアルで検証するのもおすすめです。

セキュリティ

KPIは会社の売上や顧客データなど、非常に重要な情報を扱います。そのため、セキュリティ対策がしっかりしているかは必ず確認しましょう。アクセスできる人を制限できるか、データが暗号化されているか、バックアップ体制があるかなどをチェックすると安心です。特に社外からもアクセスする場合は、セキュリティ基準の高いクラウド型サービスを選ぶのが良いでしょう。

サポート体制と使いやすさ

ツールは導入するだけではなく、実際に使いこなせるかどうかが成功のカギです。操作が難しいと誰も使わなくなってしまいます。直感的に分かりやすい画面かどうか、スマホからも使えるかは要チェックです。また、トラブルが起きたときに相談できるサポート窓口やマニュアル、研修などが用意されているかも重要なポイントです。

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無料で使用できるKPI管理ツール

サービス名できること・機能制限
Google スプレッドシート・リアルタイム共同編集
・基本的なグラフ作成
・簡単な関数計算
・テンプレート利用
・複雑な分析機能は限定的
・大量データ処理時の動作が重い
・高度な可視化機能なし
Microsoft Excel Online・基本的なExcel機能
・グラフ・ピボットテーブル作成
・共同編集機能
・OneDrive連携
・デスクトップ版より機能制限
・同時編集者数に制限
・オフライン利用不可
Zoho Analytics(無料プラン)・2ユーザーまで利用可能
・10,000行までのデータ処理
・基本的なダッシュボード作成
・15種類以上のチャート
・データ容量制限(10,000行)
・ユーザー数制限(2名まで)
・高度な分析機能は有料
Google データポータル・無制限のレポート作成
・Google サービスとの連携
・リアルタイムデータ更新
・共有・埋め込み機能
・Google以外のデータソース連携に制限
・カスタマイズ性に限界
・サポートが限定的
Grafana(Community版)・高度なダッシュボード作成
・多様なデータソース対応
・アラート機能
・オープンソース
・技術的知識が必要
・セットアップが複雑
・サポートなし
Apache Superset・豊富な可視化オプション
・SQLクエリ実行
・ダッシュボード共有
・オープンソース
・技術的な導入・運用知識必要
・サポートなし
・セキュリティ設定が複雑
Tableau Public・高度な可視化機能
・インタラクティブなダッシュボード
・豊富なチャート種類
・Web公開機能
・データは必ず公開される
・プライベート利用不可
・データ容量制限(1GB)
Power BI(無料版)・基本的なレポート作成
・Excel連携
・クラウド公開機能
・モバイルアプリ対応
・1GBストレージ制限
・共有機能に制限
・リアルタイム更新なし
MIERU(無料トライアル)・30日間無料試用
・1クリック操作
・シンプルなKPI管理
・進捗可視化
・無料期間は30日間のみ
・トライアル後は有料
・機能制限あり
Bitrix24(無料プラン)・12ユーザーまで利用可能
・基本的なプロジェクト管理
・タスク管理
・レポート機能
・ユーザー数制限(12名)
・ストレージ制限(5GB)
・高度な分析機能は有料

予算・経営管理とKPI管理を一元化したタイプのツール・アプリ

DOMO

出典:DOMOのHP

Domoは、データ活用からビジネス成果を最大化するための多機能プラットフォームです。特にKPIの管理やデータ分析に強く、ROIを重視する組織には非常におすすめです。

特徴

  • データ活用プラットフォーム: DomoはBI(ビジネスインテリジェンス)、データ分析、ダッシュボード、データ基盤を一体化したクラウド型のデータ活用プラットフォームです。
  • ユーザー中心のアプローチ: Domoは誰でも使いやすいプラットフォームを提供しながら、技術チームがビジネスニーズに迅速に対応できる高度な機能も備えています。
  • データでビジネス成果を最大化: Domoは組織内の誰もがデータ活用体験からビジネスへの影響を倍増できると主張しています。
  • ROI(費用対効果): アナリストはDomoのBIやアプリ機能で、記録的な速さでビジネス価値が生まれると評価しています。

料金

  • お問い合わせをお願いいたします。

おすすめしたいユーザ

  • データ活用を本格化したい組織: Domoは全社データ活用とデータドリブン経営を実現する先進的なプラットフォームです。
  • 高度なBI機能が必要な企業: Domoは高度なデータ分析とダッシュボード機能を提供しています。
  • ROIを重視する組織: Domoは費用対効果が高く、ビジネス価値を迅速に生むと評価されています。

Scale Cloud

出典:Scale CloudのHP

Scale Cloudは、KPIと予算の一元管理を実現するツールです。特に、エクセルでの煩雑な管理から解放され、事業のボトルネックを素早く把握できる点が強みです。これにより、より効率的な経営が可能となります。

特徴

  • 一元管理: Scale Cloudは予算とKPIを一元管理することで、事業側への強いマネジメントが可能です。
  • エクセル管理の解放: 経営企画部の煩雑なエクセル管理から解放され、事業のボトルネックを3秒で把握できます。
  • 高度なKPI設計: KPI設計・KPIツリーで因果関係も一目瞭然です。入力者が関数を壊す心配もありません。
  • ダッシュボード機能: 誰でも簡単に直感的にカスタマイズ可能なダッシュボードがあり、経営会議の資料作成時間も大幅に短縮されます。

料金

  • お問い合わせのほどお願いいたします。

おすすめしたいユーザ

  • エクセル管理に疲れた組織: Scale Cloudはエクセル管理から解放されるため、そのような組織には非常に有用です。
  • 事業のボトルネックを早期に把握したい組織: 3秒でボトルネックを把握できる機能があります。
  • KPIと予算を一元管理したい組織: 予算とKPIの一元管理が可能なため、経営の効率化を図りたい組織におすすめです。

banto

出典:bantoのHP

bantoは、進捗管理を効率化し、多様な目標設定が可能なKPI・OKR管理ツールです。特に、進捗管理に手間取っている組織や多様な目標設定が必要な組織には、非常におすすめです。

特徴

  • 自動進捗管理: bantoは面倒な進捗管理を自動化・効率化できます。チャットボットが自動で催促や進捗の集計を行います。
  • 日報の効率化: PCでもスマホからでも1分で日報提出が可能。忘れがちな日報も、チャットボットが決まった時間に質問してくれます。
  • 多様な目標設定: 営業の数字目標はもちろん、開発などの定性目標も設定可能。OKR、KPIのフレームワークにも対応しています。
  • 可視化: 進捗をツリー、グラフ、カンバン式で見える化。個人の進捗だけでなくチーム全体の進捗も自動で集計されます。

料金

  • お問い合わせのほどお願いいたします。

おすすめしたいユーザ

  • 進捗管理に手間取っている組織: bantoは進捗管理を自動化・効率化するため、そのような組織には非常に有用です。
  • 多様な目標設定が必要な組織: 営業から開発まで、多様な目標設定が可能なため、多角的な業務を行っている組織におすすめです。
  • テレワーク環境の組織: テレワーク化のコミュニケーションも自然と活性化される機能があります。

おすすめのユーザー

– KPIの因果関係を整理したい企業  

– Excel管理から脱却して、より分かりやすい可視化を求めているチーム  

– まずはシンプルにKPI管理を始めたい組織  

料金は無料で利用できるため、KPI設定や管理を気軽に始めたい企業にも適しています。  

bixid

出典:bixid

特徴: 会計データと連携し、財務情報を活用したKPI設定が可能。営業やマーケティング向けのテンプレートも用意。

料金: 月額15,000円/社(プランニングプラン)。

おすすめユーザー: 財務データを活用したKPI管理を行いたい企業。

Sactona

出典:Sactona

特徴: Excelベースでデータ分析が可能。既存の報告書をそのまま活用でき、短期間で導入可能。

料金: 要問い合わせ。

おすすめユーザー: Excelを活用したKPI管理を行いたい企業。

Loglass

出典:Loglass

特徴: 予実管理の生産性を改善するクラウドシステム。表計算ソフトと連携し、予算策定をスムーズに行えます。

料金: 要問い合わせ。

おすすめユーザー: 予算と実績の管理を効率化したい経営企画部門。

評価三昧

出典:評価三昧

特徴: 人事評価とKPI管理を低コストで導入可能。評価シートのテンプレートも自由にカスタマイズできます。

料金: 要問い合わせ。

おすすめユーザー: 人事評価とKPI管理を一元化したい中小企業。

Quantee

出典:Quantee

特徴: セールスマーケティングに特化したKPI進捗管理ツール。リアルタイムで進捗管理が可能。

料金: 要問い合わせ。

おすすめユーザー: セールスマーケティング部門でKPI管理を強化したい企業。

Zoho Analytics

出典:Zoho

Zoho Analyticsは、強力なデータ分析機能を備えたBIツールで、KPIの可視化と追跡に優れています。

特徴

  • 豊富なデータソースとの連携:Excel、Google Sheets、CRM、ERPなど、さまざまなデータソースと統合可能です。
  • 高度な分析機能:ピボットテーブル、チャート、ダッシュボードなど、多彩な分析ツールを提供します。
  • AIによるインサイト:AI機能を活用して、データから洞察を得ることができます。
  • 共有とコラボレーション:ダッシュボードやレポートをチーム内で共有し、共同作業が可能です。

料金

  • 詳細は公式サイトにてお問い合わせください。

おすすめしたいユーザ

  • 高度なデータ分析を必要とする中〜大規模企業:複雑なデータを分析し、戦略的な意思決定を行いたい企業に適しています。
  • 複数のデータソースを統合してKPIを管理したい組織:異なるシステムからのデータを一元管理し、包括的なKPI分析を行いたい場合に有用です。

Manageboard

出典:Manageboard

概要: Manageboardは、KPIと財務データを連携させた予実管理が可能な経営管理ツールです。

特徴:

  • KPIと財務データの連動により、解像度の高い予実管理を実現
  • ドリルダウン形式でKPIを表示し、数字や理由が見やすい
  • コメント機能で進捗状況や結果を把握しやすくする

おすすめユーザー: 財務データとKPIを連携させて、詳細な予実管理を行いたい企業

KPI管理に特化したタイプのツール・アプリ

日報アプリgamba!(ガンバ)

gamba!は日報と目標管理で振り返りを習慣化するアプリです。
日報に数値報告が加わることで、各メンバーの進捗や動きがよくわかります。
また、売上や契約数など、目標達成状況をグラフで可視化します

特徴

  1. 現場の状況を見える化: gambaはスマートフォンとPCで使える日報アプリで、現場の状況をリアルタイムで把握できます。写真や動画も無制限で添付可能です。
  2. 社内コミュニケーション活性化: 既読の確認ができ、リアクションも簡単にできるため、社内のコミュニケーションが活発になります。
  3. 業務効率化: テンプレート機能があり、報告内容を統一できます。また、目標管理(KPI)機能で、進捗を数字で管理できます。
  4. 多機能: 社内報、目標管理、チャットなど、多くの機能が一つに統合されています。

料金

  • 初期費用は0円で、1ユーザー/月は980円からとなっています。

おすすめしたいユーザ

業務効率を上げたい企業: テンプレート機能で報告を効率化し、ペーパーレス化も進められます。

現場の状況を把握したいマネージャー: 目標管理機能でKPIを設定し、進捗を数字で確認できます。

コミュニケーションを活性化したいチーム: 既読やリアクション機能で、メンバー間のコミュニケーションがスムーズになります。

Goalous(ゴーラス)

Goalousの特徴は、目標を作成したら、その目標に紐づく指標を作成します。
業務の共有と同時に指標を進捗させていくのがGoalousの特徴です。

特徴

  1. 目標・業務の見える化: GoalousはOKR(Objectives and Key Results)をベースにしたGKA(Goal-Key Result-Action)を用いて、目標に向かって実行する組織を形成します。日々の業務や社内連絡事項などが集約され、進捗状況がグラフで確認できます。
  2. フィードバック活性化: 情報共有がスムーズになり、投稿に対するフィードバックが活性化します。これにより、メンバー間のエンゲージメントが向上します。
  3. エンゲージメント向上: ひとりひとりのエンゲージメントが向上し、チーム力が強化されます。目標達成プロセスを日々の業務を通して共有することで、目標に対する意識が高まります。

料金

  • 詳細は問い合わせいただくようお願いいたします。

おすすめしたいユーザ

  1. 目標管理に厳密な組織: OKRやKPIをしっかりと管理したい組織には、Goalousが非常に有用です。
  2. エンゲージメントを高めたいチーム: フィードバック機能やエンゲージメント向上機能を活用して、チームのモチベーションを高めたい組織におすすめです。
  3. 情報共有をスムーズにしたい組織: Goalousは社内SNS機能も備えており、情報共有が非常にスムーズに行えます。

出典:GoalousのHP

MIERU(ミエル)

MIERUの特徴は、ページを開いたらすぐにKPIが見えるという点。
項目と進行状況の数値が収まるシンプルなデザインで、誰もが一目で現状が確認できます。 

特徴

  1. シンプルな操作性: MIERUはKPIの数値入力からデータ集計、推移の確認まで全て1クリックで可能です。これにより、KPI管理の面倒くささが解消されます。
  2. 多様なデータ入力: 金額やテキストの入力も設定可能で、KPIに合わせた柔軟な管理ができます。
  3. データの見やすさ: 折れ線グラフでの推移確認が1クリックででき、過去1年間の月毎の推移や昨年同月対比も表示されます。
  4. 時間削減: 日報作成が不要になるため、1人あたり年間960分(16時間)もの時間を削減できます。

料金

  • 1ユーザー400円(税込)/月
  • 初期費用は0円
  • ボード数は10、パネル数は16となっています。

おすすめしたいユーザー

  1. KPI管理にストレスを感じている組織: MIERUは1クリックで多くの操作が完了するため、KPI管理の手間を大幅に削減できます。
  2. データを可視化したい組織: 折れ線グラフでの推移確認が簡単にできるため、データを一目で把握したい組織におすすめです。
  3. 時間効率を重視する組織: 日報作成が不要になるため、その時間を他の有意義な業務に振り分けられます。

出典:MIERUのHP

MIRO

出典:MIRO

特徴: オンラインホワイトボードでKPIツリーの作成が可能。テンプレートも豊富で、視覚的にKPIを整理できます。

料金: 無料プランあり(ボード数に制限あり)。

おすすめユーザー: KPIの構造を視覚的に整理したいチーム。

Resily

出典:Resily

特徴: OKRとKPIの連動が得意な管理ツール。目標管理や進捗状況、1on1のスケジュール管理まで対応。

料金: 要問い合わせ。

おすすめユーザー: OKRとKPIを連動させて管理したい組織

KPI Master

KPI Masterは、KPIツリーを簡単に作成できるシンプルなWebサービスです。KPI同士のつながりを「足し算」や「掛け算」といった形で設定できるため、目標と成果の因果関係を整理しやすいのが特徴です。  

例えば、「売上=提案件数 × 成約率 × 平均単価」という形で数値を分解し、どの要素を改善すれば目標達成に近づけるかを明確にできます。複雑な数式や高度な知識は不要で、直感的な操作でKPIツリーを構築可能です。  

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ExcelでKPIを管理するデメリットとは?

組織では、Excelで管理している方も多いのではないでしょうか。ExcelでKPI(Key Performance Indicator)を管理する場合、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

手動更新の負担

Excelは自動でデータを更新する機能が限られているため、定期的な手動更新が必要です。これが時間と労力を要し、特に大量のデータを扱う場合はその負担は大きくなります。

データの整合性

複数人が同じExcelファイルを編集すると、データの整合性が失われる可能性があります。バージョン管理が難しく、誤って古いデータを使用してしまうリスクもあります。

スケーラビリティの問題

ビジネスが成長するにつれて、データ量も増加します。Excelは大量のデータを効率的に処理するのには限界があり、その点でスケーラビリティに欠けます。

セキュリティリスク

Excelファイルはメールで簡単に送れるため、誤って機密情報が第三者に漏れる可能性があります。また、パスワード保護などのセキュリティ機能が限られています。

高度な分析の制限

Excelは基本的な数式やグラフは作成できますが、高度なデータ分析や複雑なビジュアライゼーションには向いていません。そのような場合は専用のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの使用が推奨されます。

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まとめ

KPI管理は、組織が目標を確実に達成するために欠かせない取り組みです。Excelやスプレッドシートでも管理は可能ですが、手間やデータ不整合といった課題を抱えやすく、長期的には限界があります。  

専用のKPI管理ツールを導入すれば、数値の入力や集計が自動化され、進捗がグラフで直感的に確認できます。また、リアルタイムで状況を把握できるため、迅速な改善行動や的確な経営判断にもつながります。  

ツールには「予算・経営管理と一元化できるタイプ」や「KPIに特化したシンプルなタイプ」など、さまざまな種類があります。自社の目的や規模、現場の使いやすさを考慮して選ぶことが大切です。  

本記事で紹介したツールや選び方のポイントを参考にしながら、自社に合ったKPI管理方法を導入し、日々の業務改善と目標達成に役立ててください。  

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